表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

79/359

第六三段 良き家の中門あけて

 よい家の正門と東西の門の間にある中門が開けられていて、枇榔(びろう)の葉で覆った枇榔毛の車で、はじ蘇芳(すおう)色の下簾(したすだれ)がうつくしく、台に立て掛けてあるのが見えるのは、たいそう素晴らしく思われる。


 五位や六位の者たちが、下襲をはさんで、しろい(しゃく)を持たずに肩に挟み込んだりしてあちこち行違っている一方、矢筒を背負った随身が出入りしている様子は、大変「つきづきし」。


 台所を預かる厨女(くりやめ)の、とてもさっぱりした感じの女が、家から出てきて

「なにがし殿に仕えている方はいらっしゃりますか。」など言っている様子も「おかし」。

清少納言が、大好きな「おかし」と「つきづきし」を、「よき家の中門」で発見した、というお話でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ