表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

69/359

第五七段 職の御曹司の立蔀のもとにて(その3)

 頭弁は、定子様にお目にかかってお話申し上げる時でも、はじめに取り次いだ私をたずね、私室のつぼねに下がっていても呼び寄せるか、やってきて話しかける。


 私が、里下がりをしているときは、文をよこしたり、自らたずねてきて、

「もしあなたの参上が遅くなるのなら、『頭弁がこう申しております。』と、人を遣わして定子様に申し上げよ。』などとおっしゃる。


「誰それがいらっしゃいますよ。」などと言って他の女房に譲ろうとするけれど、そうはできないと言われる。


「その場のありように従い、一つに決めず、何事も対処していくのがよいのですよ。」とおこがましく諭すように申し上げても、

「『あらたまざるものは心なり』と言うではありませんか。」とおっしゃるので、

「『過ちてはすなわちあらたまるにはばかることなかれ』とは、どういうことを言うのでしょう。」と不思議そうに答える。


 

教養高い会話をしていたという話が、続きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ