第百九二段 経は
お経は、法華経がことさら素晴らしい。
(法華経はお釈迦様の晩年8年間で説かれた教えであり、お釈迦様の集大成の教えです。28章あるそうです。「お葬式お役立ちコラム」によりますと、『法華経は日本において、平安時代より釈尊の教えとして広く尊崇されてきました。仏教者は僧侶ともに仏果(仏道修行によって得られる成仏の結果:さとり)を目指すだけでなく、病気平癒や世間的繁栄、国家の安穏、死後の幸福、死者への追善供養のため盛んに法華経を読誦し、書写に努めたそうです。学僧たちが法華経を講じ、議論を交わす一方、芸術家は好んで法華経の教説を絵画によって表現し、また知人はその公徳を説話や詩によって表現しました。』とあります。ちなみに、ウチは、浄土宗で、日蓮宗ではありませんでしたから、祖父のお葬式は「南無阿弥陀仏」でした。葉月。)
千手経。
(千手観音の功徳と、人々を救うための呪文(陀羅尼)である「大悲心陀羅尼(大悲呪)」を説いたお経だそうです。)
普賢十願。
(『華厳経』の「普賢行願品」に説かれる、普賢菩薩が修行者(善財童子)に教えた10の偉大な誓願(行願)だそうです。)
隋求経
(一般的に「大随求陀羅尼経」を指し、大随求菩薩が人々から苦難を取り除き、願い(求)に随って福徳を与える功徳を説いた密教の経典だそうです。)
尊勝陀羅尼
(罪障消滅、延命長寿、悪道からの救済という非常に高い功徳があるとされる仏教の真言だそうです。)
阿弥陀の大呪
(正式には「阿弥陀如来根本陀羅尼(根本陀羅尼)」といい、阿弥陀仏の力を現す長い真言です。1遍誦すだけで十悪・四波羅夷・五無間罪の重罪が滅し、極楽浄土に上品上生できる功徳があるとされるそうです。)
千手陀羅尼
(一般的には「大悲心陀羅尼」(だいひしんだらに)や「大悲呪」(だいひじゅ)とも呼ばれ、千手観音の慈悲の心を表現した82句の咒文から構成されているそうです。 )
(清少納言は、これ全部理解していたのかなあ。さすが、平安時代のインテリ。)




