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第九段 よろこび奏するこそ

 除目(じもく)は、平安貴族の最大の関心事だ。位が上がる、大臣や大納言になる、どこかの国の国司になる、等々、収入が増える。また、位が上がれば、これまた収入が増え、名誉が与えられ、一家中で喜び騒ぐ。


 見事意中の任官や叙位(じょい)を得た者が、天皇にそのよろこびを申し上げる儀式こそ、何にもまして「をかし」。


 うしろに長く引きずる裾の形を気にもしないで、(しゃく)をもって、天皇に向かって緊張した面持ちですっくと立つ。それから丁寧に拝礼をし、裾をひるがえして舞うような動作を披露する。いかにも優雅な儀式であることよ。


(中宮定子も、その場におり、定子に付き従った女房の清少納言もその場に一緒に参加していたのでしょうね。喜びに満ちた貴族たちの儀式が晴れ晴れとおこなわれる様子に「をかし」を感じたのでしょうか。)

 毎日書こうと思っていたのに、昨日はバタバタして、レポートがお休みになってしまいました。すみません。 葉月

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