前世の話 俺の従兄妹は変わってる。ネズミランド編その2。
仕事の隙をみて書いてます。短いです。また時間ができたら続きを書いてみたいですね。本文も直したい場所が沢山ありますが中々進みません。もっと時間が欲しいよー!ストレスが溜まりそうです。
俺は今、従兄妹と一緒にネズミランドに向かっている。席の前に自称従兄妹の友達。俺と同じ歳2人の真ん中に従兄妹が座っている。
本当の意味で友達なら問題ないが、違う事を知っている俺としては居心地が悪い。それも、お供に爆音を鳴らすチーム連れでは気が気でない。爆音の製造者は意図せず知り合いになった従兄妹の友達です。近所の皆さん俺の所為ではないがごめんなさい。改めて従兄妹の凄さに目眩がしそうだ。
「もうすぐだよ、剛お兄ちゃん。着いたらネズミーのカチューシャ付ようね」
うっ!睨むなよー!首をコクコク縦に振っておいた。勢いよくしたら首が痛い。どうやら強制的にカチューシャを付ける事が決まった。もしかしてこいつらも付けるのか?に、にあわねー!凶器がカチューシャで歩いてる〜!視覚的暴行だ!
「ああ、分かった」
「剛お兄ちゃんも似合うよ。この間行った時に、お兄ちゃん達も一緒に付けたの〜可愛かったんだよ」
従兄妹よ、それはお前だけだ!周りに被害者を大量生産したんだな。その日に出会った奴の冥福を祈る。楽しいはずの1日が台無しだったろう。今日もだが。運の悪い人達よ俺と同じ目だが、一緒に居る俺よりマシだ!諦めろ。
「そ、そうか。俺は1度も付けた事はないから初だな」
「わあー!そうなんだ!写真撮っておばさんに送るね」
やめろ!笑い者になる!送られていじられの道具になるのは嫌だ!そうだ!こいつらを巻き込もう!
「じ、じゃあ、皆で撮ったのを1枚送ってくれ」
良し!これでいじりに使おうとは思わないだろう。その前に削除……無理か、怖くてできない?俺の所為じゃないぞ!母さん!写真見てきっとスマホを落とすだろうな。
「うん!送るね。剛お兄ちゃん、パレード楽しみだよね。限定だから場所取り頑張るよ」
いやいや、頑張るのは止めた方がいいぞ。友達を見たら、きっと神がかり的に道ができる!周りが気の毒にだからな!帰る頃には胃に穴が開きそうだ……はぁーっ。