第二話
短い&文がまともにならない
そんなものになっちゃいましたすみません!
※6/23 改稿
それから半年後。
俺はようやく、自分で十分だと思える情報を手に入れることができた。
なかなか……タイヘンダッタヨ。
着替えるとき、手伝ってくれたメイドと執事にぼそっと「……ありがとう」なんて言ったら号泣された。
「しゅ、柊弥様……!!」
その後はキラキラした目で見られるし。
まあ、今までそんなこと言ってなかったからな。
変だと思われないように動くのって、なかなかに大変だった。
そのぶん、色々分かることがあった。
俺の知識からの情報によると。
1つ、ここは異世界であるという事。
魔法が洗濯や料理に普通に使われてる。それを見れば嫌でもわかるだろ? そこら辺を飛ぶ鳥も、あっちとは全く違う。抑えきれないこの高揚感を抑えるのは大変だった……少し不審な目を向けられたが。
2つ、ここでは結構文明と科学の技術が発達していること。
まだ近世に入りかけぐらい。王族、貴族と階級はまだある。
科学では、兵器の方はあまり無い。だが、食洗機っぽいものがあった。こっそり厨房を見たら、あまりに見慣れたものがあってびっくりした。
3つ、俺の家は相当有名な貴族だということ。
あ、俺の家は、位が高い貴族らしい。家庭教師が「坊っちゃんの居られるここは~」ってすっげえ長い話の中で教えてくれた。また、王族と最も親しいんだってさ。
それが分かって、まず俺は面倒臭いと思ったね。
…………めんどくさいだろ?
考えても見ろ。俺は、権力のある貴族の長男。それもとんでもなく。
そのせいで屋敷の者以外に向けられるのは、媚びた目線。
あからさまに子供をお気に入りにさせようと、こんな小さい子供(精神年齢の事は置いておく)に揉み手する親って……。
でも、それより俺がめんどくさいと思うのはな……
将来的にここを俺が継がなきゃいけない、という事。
父さんをみてれば分かる。
片付けなきゃいけない大量の書類。
あちこちからかかるお誘いへの断り。
これだけでも面倒臭いってのに、さらにまだやるべき事がこんもり。
絶っっ対、嫌だ!
ってことで、父さん母さんに弟がほしいって頼んでみようと思います。
頼んでどうするかって? そりゃあ……。
家の後を継がせるためにきまってんだろ☆