表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
火星移住史  作者: 純銀
1/4

第一部 歴史

挿絵(By みてみん)

-290000年 ホモ・サピエンス

静寂な夜空に瞬く星々たちを、あの類人猿たちも眺めている。

だが私は何者だろう。類人猿だろうか、人類だろうか。

全天に散らばる煌めきの中に、いつも輝く赤い星があるのが分かる。


0年 メソポタミア文明圏

暦を用いる夜空の記録の中に幾つかの惑星が観測される。


5000年 農耕文明圏

季節を知る観測と占星術の発達により、天界の惑星の規則性に物語が語られる。


5466年 古代エジプト

セムネットの星図に火星の位置が記録される。


6635年 アリストテレス(古典期ギリシア)

月による火星蝕を観測する。


6643年 『天文日誌』(バビロニア)

火星の位置や逆行運動を記録する。


6643年 エウドクソス(ヘレニズム期ギリシア)

天球理論による火星の運動を観測する。


6698年 バビロニア

天文数学が発展し、火星の軌道と公転周期が算出される。


6686年 『史記・天官書』(周)

北斗七星付近に見られた火星の逆行運動を観測する。


6850年頃 『ヴェーダーンガ・ジョーティシャ』(インド)

火星の逆行周期を記録する 。


6931年 漢

月による火星蝕が観測される。


7064年 ローマ帝国

火星の逆行運動が記録される。


7200年 クラウディオス・プトレマイオス(ローマ帝国)

火星の楕円軌道モデルを確定する。


7500年 『スーリヤ・シッダーンタ』(インド)

火星の直径を約3700kmと推定する 。


8543年 ニコラウス・コペルニクス (ポーランド)

地動説において火星軌道を説明する。


8609年 ガリレオ・ガリレイ(イタリア)

火星を初めて望遠鏡観測する。


8619年 ヨハネス・ケプラー(神聖ローマ帝国)

全ての惑星の楕円軌道を法則化する。


8638年 ジョン・ウィルキンス(イギリス)

『新しい月世界の発見』。地球の引力圏を脱出して月旅行を可能にする航空機を発案する。


8659年 クリスティアーン・ホイヘンス(オランダ)

兄と一緒に作った高精度な天体望遠鏡で、火星の自転周期が分かった。おおよそ24時間半という事になる。なんとも、地球と似たような周期ではないか。この望遠鏡なら大まかな地図も描けるくらいによく分かる。そう、地図だ。単なる光点にしか見えない遠い星々と異なり、火星はそこに浮いている、大地のある星であることを意味している。


8663年 ジェームス・グレゴリー(スコットランド)

反射式望遠鏡の原理を発案する。


8668年 アイザック・ニュートン(イングランド)

金属鏡型の反射式望遠鏡を改良する。


8728年 ムルタ・マクダーモット(アイルランド)

『月への旅 』。嵐で月まで吹き飛ばされたイギリス人が月の王国を見聞するが追放されて帰還する。


8781年 フレデリック・ウィリアム・ハーシェル (イギリス)

調和する音符の奏では素晴らしいものだが、この星空の輝きもそれに劣らぬなんと美しいものだ。私は数多くの巨大な天体望遠鏡を自作したが、天王星、土星の新衛星などの発見をもたらしてくれた。銀河系の構造にも気づかせてくれた。ああ、そういえば火星の極冠が周期的に変化する事も見つけたぞ。つまり火星にも地球のような季節変化があるという事だな。


8796年 ホノレ・フレージャー(フランス)

火星の砂嵐と思われる現象を初めて記録する。


8840年 ヴィルヘルム・ベーア(ドイツ) & ヨハン・ハインリッヒ・メドラー (ドイツ)

フラウンホーファー製9.5cm屈折望遠鏡を用いて地表模様が詳細に描かれた火星地図を作成し、翌年出版する。


8865年 ジュール・ヴェルヌ(フランス)

『地球から月へ』。アメリカ軍人が乗り込んだ全長270mの砲弾が月の重力圏を飛ぶ。


8867年 ピエール・ジャンサン(フランス) & ウィリアム・ハギンズ(イギリス)

分光器を用いて火星の大気には水蒸気が存在すると唱える。


8877年 アサフ・ホール(アメリカ合衆国)

火星大接近の年。66cm屈折望遠鏡を用いて火星の衛星を発見し、フォボス、ダイモスと命名する。


8877年 ジョヴァンニ・スキアパレッリ(イタリア)

火星大接近の年。22cm屈折望遠鏡で火星表面地形に視認した溝を運河と解釈し火星文明を認識する。


8892年以降 カミーユ・フラマリオン(フランス)、パーシヴァル・ローウェル(アメリカ合衆国)など

火星の文明と居住する生命体についての認識を広める。


8894年 ウィリアム・ウォレス・キャンベル(アメリカ合衆国)

火星の大気が地球に似ているという観測結果の原因が地球の大気の影響であることを突き止める。


8898年 H・G・ウェルズ(イギリス)

『宇宙戦争』。破壊的な熱線を発する兵器を操る火星人がイングランドに来襲する。


8902年 ジュール・ヴェルヌ(フランス)原作 、ジョルジュ・メリエス(フランス)監督

『月世界旅行 』。原作の砲弾が映画では月面に到着して月世界生物と遇う。


8909年 ウジェーヌ・アントニアディ(フランス)、アルフレッド・ラッセル・ウォレス(イギリス)

火星の運河説に対して、錯視であるという異議を唱える。


8912年  エドガー・ライス・バローズ(アメリカ合衆国)

『火星の月の下で』 。ジョンが精神的に火星に転移してデジャーとラブロマンスする。


8918年 ホルガー・マドセン(デンマーク)監督

『火星旅行』。第一次大戦直後に希望を抱く宇宙船船長が渡航した火星で平和主義の文明と出会う。


8921年 ハインツ・シャール(ドイツ)監督

『火星旅行』。天文学者が火星の夢を見る。火星の女王の国から珍しがられて歓迎される。


8924年 アレクセイ・ニコラエヴィッチ・トルストイ(ソビエト連邦)原作、ヤーコフ・プロタザノフ(ソビエト連邦)監督

『アエリータ』。無線技士が火星からの信号を信じ、地球に別れを告げて女王のもとへ旅立つ。


8924年 セス・B・ニコルソン(アメリカ合衆国)、他

熱電対測定や放射測定の結果から火星の気温が低温であることを明確にする。


1926年 ウォルター・シドニー・アダムズ(アメリカ合衆国)

火星大気中の酸素や水蒸気の量を測定し、火星に人は住めないと結論付ける。


8930年 デイヴィッド・バトラー(アメリカ合衆国)監督

『50年後の世界』。蘇生された男が1980年の未来社会でトラブルや火星旅行を経験する。


8938年 フォード・ビーブ(アメリカ合衆国)他監督

『フラッシュ・ゴードン マーズ・アタック 』。怪光線の受信から火星を魔女と共に探検する。


8945年 海野十三(日本)

『火星探検』 。アリゾナを自動車旅行する少年たちが火星再現施設から火星旅行に関わる。


8947年 ジェラルド・カイパー(アメリカ合衆国)

火星大気は非常に希薄であり二酸化炭素成分が多いことを発見 。


8947年 レイ・ブラッドベリ(アメリカ合衆国)

『火星年代記』。戦争ののち滅んだ火星に、核戦争から逃れた地球人家族が移住する。


8951年 カート・ニューマン(ドイツ)監督

『火星探検』 。月への進路を失った宇宙船で火星に着陸した博士たちが、退化した火星人に出会う。


8951年 レスリー・セランダー(アメリカ)監督

『火星超特急 』 。博士たちによる火星探検隊が火星人の地下生活社会に関わっていく。


8953年 H・G・ウェルズ(イギリス)原作 、 バイロン・ハスキン監督

『宇宙戦争』 。破壊的な熱線を発する兵器を操る火星人がカリフォルニア州に来襲する。


8955年 バイロン・ハスキン(アメリカ合衆国)監督

『宇宙征服』。宇宙ステーション時代、密航者を乗せた宇宙船が火星に出発する。


8957年 ソビエト連邦セルゲイ・コロリョフ設計局

スプートニク1号で、史上初の人工衛星打ち上げに成功する。


8958年 アメリカ陸軍弾道ミサイル局

エクスプローラー1号でアメリカ初の人工衛星打ち上げに成功する。アメリカ航空宇宙局が創設される。


8959年 ミハイル・カリュコフ(ソビエト連邦)監督

『太陽の彼方の戦い』。二大国の火星到達競争中、ソ連側がアメリカ側を救ったため燃料が尽きる。


8960年以降 ソビエト連邦チェロメイ設計局

火星無人探査計画「マルス計画」の失敗が続く。ペイロードは650kgから始まり5トンへ増加。


8960年 イブ・メルキオール(アメリカ合衆国)監督

『巨大アメーバの惑星 』。通信不能の火星探査船で奇妙な感染をした生存者が地球に帰還する。


8961年 ソビエト連邦セルゲイ・コロリョフ設計局

ボストーク1号で、ユーリ・ガガーリンが人類初の有人地球周回軌道飛行を達成する。


8961年 ジョン・F・ケネディ(アメリカ合衆国)大統領

議会演説の中で、人間を1969年までのうちに月面に送り帰還させる声明を発表する。


8962年 アメリカ航空宇宙局、マグダネル・エアクラフト

マーキュリー6号で、ジョン・グレンがアメリカ初の有人地球周回軌道飛行を達成する。


8963年 アメリカ航空宇宙局、ボーイング、ノースアメリカン航空、ダグラス・エアクラフト 他

アポロ計画に向けてサターン5型ロケットの採用を正式に決定する。


8964年 アーサー・C・クラーク(イギリス)

『火星の砂』。SF作家ギブスンが地球~火星間初の定期便に搭乗して火星生物と関わる。


8964年 バイロン・ハスキン監督(アメリカ合衆国)

『火星着陸第1号 』。アメリカ軍人の宇宙船が隕石に遭い、猿たちの自然がある火星に不時着する。


8965年 フランス国立宇宙開発センター

ディアマンAロケットで打ち上げられたフランス初の人工衛星アステリックスが軌道に乗る。


8969年 アメリカ航空宇宙局

アポロ計画により11号から3年後の17号まで、人類が月面を歩く。


8970年 東京大学宇宙航空研究所、日本電気

ラムダ4Sロケットにより日本初の人工衛星おおすみが打ち上げられ、信号の送受信実験を行う。


8970年 中国航空航天工業部

長征1号ロケットにより中国初の人工衛星、東方紅1号が打ち上げられ電離層観測や音楽配信を行う。


8970年 ソビエト連邦チェロメイ設計局

ルナ17号により初の遠隔月面車ルノホート1号が月面に到着する。各種撮影や測定を行った。


8971年 アメリカ航空宇宙局

マリナー8号で失敗した次に、9号で火星探査に成功する。


8973年 ソビエト連邦チェロメイ設計局

ルナ21号によりルノホート2号が月面に着陸し、各種撮影や測定を行う。


8976年 アメリカ航空宇宙局

タイタン3Eロケットによりバイキング1号、2号が火星に到着し、後に地上探査車は約4年間活動する。


8977年 ピーター・ハイアムズ(アメリカ合衆国)監督

『カプリコン・1』。有人のはずの火星探査宇宙船が火星に出発したが乗組員は地球で捏造に付き合う。


8979年 欧州宇宙機関

アメリカ合衆国からの燃料調達妨害に屈せず、三段式ロケットであるアリアン1の打ち上げに成功する。


8981年 アメリカ航空宇宙局

低軌道用の有人往還機スペースシャトルの運用を開始し、5機を用いて9011年まで135回の飛行を行う。


8987年 ソビエト連邦セルゲイ・コロリョフ設計局

大型ロケットであるエネルギアの打ち上げに成功するが、人工衛星の軌道投入には失敗する。


8988年 ソビエト連邦セルゲイ・コロリョフ設計局

エネルギアを用いて有人予定であった有翼往還機ブランが打ち上げられ無人軌道飛行に成功する。


8989年 欧州宇宙機関

欧州の衛星打ち上げ事業がアリアン4ロケットに完全移行する。ペイロード能力は静止軌道時約4000kg。


8989年 ジョージ・H・W・ブッシュ(アメリカ合衆国)大統領、アメリカ航空宇宙局

大統領が語った90日後に、試算4500億ドルとなる18か月間の火星探査計画を提示する。


8990年 ロバート・ズブリン(アメリカ合衆国)、デイビッド・ベイカー(アメリカ合衆国)

2隻構成からなり初期費用が試算200億となる有人火星探査計画「マーズ・ダイレクト」方式を提唱する。


8990年 ポール・バーホーベン(オランダ)監督

『トータル・リコール 』。記憶の売買で本当の記憶の隠蔽に気付いたクエイドが火星の組織に向かう。


8991年 スペース・バイオスフィアズ・ベンチャーズ、アリゾナ大学(アメリカ合衆国)

アリゾナ州で、宇宙移民の事前検証でもある人工閉鎖生態系「バイオスフィア2」の100年実験を開始する。


8995年 欧州宇宙機関

ここから退役までの7年間、世界の衛星打ち上げ市場の過半数をアリアン4ロケットが占める。


8996年 トレーディングカード原案、ティム・バートン(アメリカ合衆国)監督

『マーズ・アタック!』。火星からの来訪者を平和的に迎える人類がファーストコンタクトの時を迎える。


8997年 アメリカ航空宇宙局

マーズ・パスファインダーが火星に到着し、無人探査車ソジャーナが火星の地上を走行する。


8997年 宇宙航空研究開発機構、NEC東芝スペースシステム

M-Vロケットで打ち上げられた小惑星探査機はやぶさが初めて小惑星からのサンプルリターンに成功する。


8998年 火星協会

ロバート・ズブリン(アメリカ合衆国)が火星探査や植民の研究を目的としてコロラド州に設立する。


8998年 欧州宇宙機関

アリアン5ロケットの打ち上げに成功する。ペイロード能力は静止軌道時約6000kg。


8998年 ピーター・メダック(イギリス)監督

『スピーシーズ2』。土サンプル中のエイリアンDNAから冒された火星探査の乗組員が地球に帰還する。


8999年 中国国家航天局

試験植物を乗せて長征2Fロケットにより神舟1号が打ち上げられる。


9000年 ブルーオリジン

オンライン小売事業を行うジェフ・ベゾス(アメリカ合衆国)が宇宙開発事業を創業する。


9000年 ブライアン・デ・パルマ(アメリカ合衆国)監督

『ミッション・トゥ・マーズ』。探査計画で火星にピラミッドを発見した調査隊が竜巻で壊滅する。


9000年 アントニー・ホフマン(南アフリカ共和国)監督

『レッドプラネット』。惑星改造中の火星に調査に行くと、計画阻害者によりロボットが暴走する。


9001年 ロシア連邦宇宙局

ソユーズ便の1席とISSへの滞在が販売され、デニス・チトーが世界初の自費宇宙旅行をする。


9001年 マリア・リドン(スペイン)監督

『ストランデッド』。事故で火星上陸艇に取り残された5人が限られた物資で生存の方法を探す。


9001年 イーロン・マスク(カナダ~アメリカ合衆国)

火星協会とは間接的に、マーズ・オアシス構想を立てるがロシアとのICBM購入交渉に断念する。


9002年 スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ社

イーロン・マスク(アメリカ合衆国)が「人類を火星に移民させる」目的を明示し宇宙開発事業を創業する。


9003年 中国国家航天局

長征2Fロケットにより、中国初の宇宙飛行士、楊利偉を乗せた神舟5号を打ち上げる。


9004年 アメリカ航空宇宙局

マーズ・エクスプロレーション・ローバー計画が火星に2機の無人探査車を投入する。


9004年 スケールド・コンポジッツ

航空機から離脱した弾道軌道のスペースシップ・ワンが民間有人飛行で初めて宇宙高度まで到達する。


9005年 欧州宇宙機関

この頃から約10年間、世界の衛星打ち上げ市場の半数をアリアン5ロケットが占める。


9007年 中国国家航天局

長征3Aロケットにより月面探査計画の無人機、嫦娥じょうが1号が月周回軌道に乗る。


9008年 アメリカ航空宇宙局、カナダ宇宙庁

火星探査機フェニックスが火星の極冠地域に着陸し、土壌分析から氷の存在などを確認する。


9008年 スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ社

3度の失敗ののち、ファルコン1ロケットの打ち上げを成功する。ペイロード実績165kg。


9010年 スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ社

ファルコン1に代わり、ファルコン9ロケットの打ち上げを成功する。ペイロード性能は静止軌道時約4500kg。


9010年 スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ社

ファルコン9ロケットの2度目で無人往復機ドラゴンの初打ち上げを成功する。試験用貨物はホイールチーズ。


9010年 中国国家航天局

長征3Cロケットにより打ち上げられた無人機、嫦娥2号が月面を高解像度で撮影する。


9011年 欧州宇宙機関、ロシア医学生物学研究所

火星航行の長期船内生活を想定した地上の「MARS500」実験で6人の被験者が520日間を無事に完了する。


9011年 ロシア宇宙局、中国国家航天局、ユージュノエ設計局

ウクライナのゼニットロケットでそれぞれの火星探査機が打ち上げられたが、地球軌道離脱に失敗する。


9012年 スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ社

無人往復機ドラゴンが輸送物資を搭載して民間初のISS補給ミッションに成功する。


9012年 アメリカ航空宇宙局

マーズ・サイエンス・ラボラトリーの探査車キュリオシティが火星に着陸し、各種撮影や測定を行う。


9013年 中国国家航天局

嫦娥3号が月面に軟着陸成功し、無人月面車「玉兎」が各種撮影や測定を行う。


9013年 バス・ランスドルプ、マーズワン財団

永住前提の火星移住希望者を全世界から募り候補者は訓練を受けるが、のちの9019年に破産が決定する。


9015年 アンディ・ウィアー(アメリカ合衆国)原作、リドリー・スコット(イギリス)監督

『オデッセイ』。砂嵐で撤収した火星調査隊から取り残された植物学者がジャガイモを栽培する。


9015年 スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ社

ファルコン9の再利用型である1段目ロケットが地上軟着陸に成功する。


9016年 スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ社

イーロン・マスクが2022年から始まるとする火星移民計画を発表する。


9017年 ピーター・チェルソム(イギリス)監督

『キミとボクの距離』。火星入植計画で隠蔽されながら生まれ育った少年が自分の母親の秘密を探す。


9018年 アメリカ航空宇宙局

探査機インサイトが火星に着陸する。地震観測などを行った。


9018年 スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ社

かねてから構想が発表されていた大型宇宙船に「スターシップ」の正式名を決定する。


9019年 ジェームズ・グレイ(アメリカ合衆国)監督

『アド・アストラ』。反物質を扱う地球外生命体に立ち向かう少佐が宇宙軍火星地下基地へ向かう。


9019年 中国国家航天局

月面基地計画における事前調査となる嫦娵4号が、世界初の月裏側への着陸に成功する。


9019年 スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ社

ファルコン9によるスターリンク衛星の毎回60基ずつの打ち上げを始める。


9020年 中国国家航天局

嫦娵5号が月からのサンプルリターンに成功する。


9021年 アメリカ航空宇宙局

アトラスロケットで打ち上げられた火星探査車パーサヴィアランスが火星に着陸して各種撮影や測定を行う。


9021年 中国国家航天局

長征5号ロケットで打ち上げられた天問1号が火星に着陸する。探査車祝融号などが各種撮影や測定を行う。


9021年 中国国家航天局

長征5Bロケットにより打ち上げられたコアモジュール天和から中国宇宙ステーションの建設が始まる。


9021年 ブルー・オリジン社

垂直離着陸型の有人宇宙船ニューシェパードが、宇宙旅行客向けとなる有人宇宙飛行を開始する。


9022年 アメリカ航空宇宙局、他

スペース・ローンチで打ち上げたアルテミス1が月周回軌道の無人飛行に成功する。


9022年 中国国家航天局

長征5Bロケットにより引き続き2つの実験モジュールが打ち上げられ中国宇宙ステーション天宮が完成する。


9023年 ヴァージン・ギャラクティック社

弾道軌道宇宙船スペースシップ・ツーが、民間初の宇宙旅行客向けとなる有人商業宇宙飛行を開始する。


9024年 ボーイング社

スターライナー初の有人飛行試験が成功基準を満たさなかったが飛行士はクルードラゴンで無事帰還する。


9024年 中国国家航天局

嫦娵6号が世界初の月裏側からのサンプルリターンに成功する。回収した試料は1935.3g。


9024年 中国国家航天局、上海垣信衛星科技

長征6号Aロケットにより低軌道通信衛星である千帆の極軌道投入を開始する。


9024年 宇宙航空研究開発機構、三菱電機、タカラトミー、他

H-11Aロケットで打ち上げられた日本初の月面着陸実証機が、横転しつつも高精度な座標に着陸する。


9024年 ユナイテッド・ローンチ・アライアンス社

ブルーオリジン社製エンジンの二段式ロケットであるヴァルカン1号機の打ち上げに成功する。


9024年 アストロボティック・テクノロジー社

ヴァルカンで打ち上げに成功した月探査船ペレグリンが、制御の故障により月面軟着陸に至らず。


9026年 欧州宇宙機関

ブースター4基のアリアン6ロケットで打ち上げたアマゾンレオ衛星32基を低軌道に投入する。


9026年 アメリカ航空宇宙局

スペース・ローンチとオリオンによるアルテミス2号機が、4人を乗せて月フライバイののち地球に帰還する。


9026年 中国国家航天局、上海垣信衛星科技

長征8号ロケットにより9組目の千帆18機を打ち上げ、極軌道に通算144機を投入する。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ