7.舞奈須玲香
見舞いにきた五宇和、玲香が可愛いと菜々都は話すが五宇和は興味が無さそう、、後日、玲香は話を聞いていたようでからかった、、するとつぎの瞬間、菜々都の怪我を直したが、、、、
菜々都「、、、へ?」
菜々都「舞奈須、、さん?今、、なんと?」
玲香「んー?玲香でいいよー?」
菜々都「だから、、今、なんて、?」
玲香「なんでもいいじゃんそんなこと!何か必要なものある?」
菜々都「へ?は?う、、ん?いえ、、なにも、?」
玲香「そっか!必要になったらナースコール押してね!じゃ、またねー!」
今なんと言っていた、、?俺の母の出産を担当した、、?いやいやいや、、俺の母は俺を産んだ2分後に亡くなったと聞いている、、、、
夜7時
五宇和「おーい起きろーお菓子もってきてやったぞー」
菜々都「んんっ、あと2分、、」
五宇和「俺が食っちまうぞー」
菜々都「それはだめ!」
五宇和「あーあー冗談、冗談、取らねぇからゆっくり食え」
菜々都「兄ちゃん、俺の担当の看護師さん、綺麗な人だったよ、」
五宇和「へー、、、ちなみにお前のタイプ?」
菜々都「急に何聞くんだよ!、、まぁ綺麗な人だよ、、、」
五宇和「その調子じゃ元気そうだな!じゃ俺明日も学校だから」
菜々都「うん、ありがとう」
五宇和「おやすみー早く良くなれよー」
菜々都「うん、おやすみ」
菜々都「ん、、今日は夢を見なかったな、、」
玲香「おはよう」
菜々都「うぇ?!びっくりしたー、、、いつからいたんですか?」
玲香「いやー菜々都くんの寝顔可愛いからさー」
菜々都「あぁ、、ありがとうございます」
玲香「ねぇー私のこと綺麗って言ってたでしょー!昨日聞いちゃった」
菜々都「盗み聞きですか?」
俺はさりげなく笑った
玲香「ねぇ、、早くここから出たい?」
菜々都「んぇ?まぁそりゃ早く出ないと、、5ヶ月もここは嫌ですし、、」
玲香「そうだよね!じゃあはい!」
そう言うと玲香さんは俺の手を取って言った、、するとみるみるうちに全回復、、骨折や打撲、、痛みもすぅと消えた、、、、
菜々都「はへ?」
玲香「私の能力、回復どんな傷でも、どんな痛みもすぐ無くなるの!」
菜々都「すご!じゃあ医者必要ないじゃないですか!」
玲香「うん、そうだね!」
菜々都「よっしゃー!入院期間が短くなってお金もゲット!こんないいことないやー!」
玲香「じゃあ行こうか、、」
菜々都「?行くってどこへ?」
玲香「ちょっと遠いからさ、寝ててね♡」
グサッ
いきなり玲香さんは俺の腕に注射を打ち込んだ、、すると急に眠くなってくる、、俺は気づいた、俺を直したのは目的があっての行動だ、、、家に返すためではない
菜々都「れ、いか、、さん?」
玲香「大丈夫だよ、、おやすみ」
目が覚めると知らない部屋に椅子ごと鎖に縛られていた、俺は血液を使って身体能力を強化、鎖をちぎろうとしたが、、ちぎれない、、、
菜々都「クソッ、、なんだこれ、、、」
すると目の前のドアが開いた、、玲香さんが入ってきた、俺は助けを求めた、だが玲香さんは俺の向かいに座ってじっと俺を見つめてきた、、、
菜々都「玲香、、さん?助けてください、、、」
玲香「菜々香くんはさ、私のこと好き?」
菜々都「、、、、はい?」
玲香「私の事好き?」
菜々都「わからない、、、とにかく助けて、、!」
玲香「私は君のことすきだよ?昔から」
菜々都「昔から、、?会ったの一昨日じゃないですか、、、」
玲香「んー私は5年前とかからかな?」
俺は意味が分からなかった、会話が成立しているのようでまったくしていない、それどころか、、5年前?
あったこともなければ近所の人でもない、、、
菜々都「お金、、?」
そう言うと玲香は笑いながら言った
玲香「アハハハハ!なにそれ!お金なんていらないよ!私が欲しいのは」
玲香「君、かな?、ふふっ」
菜々都「玲香さん、、!冗談が過ぎてますよ!解放してください、、!」
俺は半泣きで言った、、とにかく怖かった、最初から今まで玲香は微笑んでいる、、まるで小動物でも愛でるような目で、、
玲香「私君の失敗もちゃんとカバーしてあげたよ?」
菜々都「、、、、?」
玲香「ほら、前の君をいじめていたあのクズ共、、殺しちゃったでしょ?」
菜々都「、、、!」
玲香「おっちょこちょいなんだから、、死体を遺棄せずに帰っちゃうなんて♡」
玲香「まぁあの男を誘導して隠滅させたしなんなら擦り付けることも出来たし、、」
菜々都「なんで、、?」
玲香「んー?」
菜々都「なんで、、?俺のこと、、どこまでしってるの、、?」
玲香「アハハハハ!なにそれ!そんなの決まってるじゃん!どこまで、もだよ!」
菜々都「嘘だ、、!」
玲香「20XX年、7月7日誕生、好きな物は甘いもの、特にミルクレープ、ぶどうジュース、そして血を使う能力者で最近まで虐められていた、住んでいる所は、、」
菜々都「もういい!やめてよ!」
玲香「ふふっ、、可愛い」
そういって玲香は俺の頬を撫でる、、、この女の言っていることはすべて紛れもない事実、、、それが余計に恐怖を引き立てた
玲香「それにしてもあいつらは死んでとうぜんだよねー!君を虐めるんだもん!」
菜々都「しんで、、、死んでいい人間なんで、、いない!」
玲香「アハハハハッ!何言ってるのー?君が殺したんじゃーん!ほんっとにドジで可愛いね!」
菜々都「ちが、、ちがう、、ちがう、、」
玲香「大丈夫、、私は君の味方だよ、辛かったよね、悲しかったよね、、もう大丈夫だよ、、」
菜々都「出して、、お願い、、」
玲香「んーだめ!お腹すいた?」
菜々都「出して、、、、」
玲香「そんなに出たい?」
菜々都「出たい、、、!」
玲香「なんでそんなに出たいの?」
菜々都「、、へ?」
玲香「ここにいたら怖い人も居ない、傷つけてくるクズな奴らも居ない、わたしが守ってあげる」
菜々都「、、、怖い」
玲香「怖いこともないよ、ここに入れば弱い君を守ってあげる」
菜々都「や、やぁ、、だひ、だして、、」
恐怖や色々な感情が混ざって情けない声をだして泣くしかない、、この女はイカれている、、、話が通じない、怖いのは外じゃない、この女だ、、、、
玲香「泣いた顔も可愛いなー、、嬉しいの?感動してる?」
菜々都「、、、、、う、、うぅ、、、」
玲香「ねぇ、私がもしかして怖いの、、?」
俺は頷いた
玲香「なんで?ご飯も作ってあげるし風邪ひいたら看病してあげるしお風呂にも入れてあげるよ?」
菜々都「姉ちゃん、、、たすけて、、」
玲香「菜々都くんのお姉さん立派だよねー2番目の子?黒髪ロングで可愛くってあの歳でしっかりしててさ」
菜々都「、、、出してくれないの、、?」
玲香「うん、首輪かなんかつけるならまだいいんだけどね」
菜々都「、、じゃあ、、この鎖だけでも外して、、」
玲香「えー逃げるでしょ?」
菜々都「逃げない、、!だから、、お願い、、」
玲香「だめだよーいくら君の頼みとはいえ聞けないよー」
菜々都「なんで、、、なんで、、、」
玲香「泣かないでよ、、あ!」
玲香は何かハッとしたような顔をして言った
玲香「もしかしてお腹すいた?それでまともな判断ができないんだ!」
そういって玲香は部屋を出ていった、、もういちど部屋を見渡してみた少し高級そうなマンションの一室、、しかもとても高い、、30階ぐらいだろうか、、、、こんだけ騒いだのに助けやインターホンがならないということは防音は完璧、、逃げることは不可能、、、そうこうしているうちに玲香が戻ってきた
玲香「お待たせ!お腹すいてると思って簡単なのにしたけど、、」
皿には卵焼きと味噌汁、そしてうどんのコップ一杯のぶどうジュースが、、、どれも美味しそうではある、、
菜々都「、、、、、、」
玲香「たべないの??」
菜々都「怖い、、毒、、」
玲香は1口卵焼きを食べてみせた、
玲香「ん、美味しい、ほら恋人にそんなことしないよ!」
菜々都「、、いただきます、、」
玲香「はーい」
なぜかとても安心する味、、、だがそれがぎゃくに安心できなくなった、、うどんが仁香のものと全く同じ味だからだ、、、菜々都が呆気に取られていると、、玲香は笑ってる
玲香「君のお姉さんの味を再現してみたけど、お姉さん料理上手だよね」
菜々都「はぁ、、はぁ、、、ゲホッ!ゲホッ!」
玲香「慌てん坊さんだなぁ、、」
そういってぶどうジュースを口に含ませる、
菜々都「俺以外も、、、見てたの?」
玲香「うん、何か変?」
菜々都は恐怖した、、、助けなんて来ない、かと言って脱出もほぼ不可能、、そして目の前には玲香が、、
絶対絶命の菜々都、助けなんて来ない、脱出も不可能、目の前には玲香、絶望しかない、菜々都も付き合ってしまおうか考えるが、、、、




