ダラダラっと第十五回!
「さっさとかかって来な?でないと…こちらから行くぞ!!」
ギュネスさん、本気でやり合う気みたい!?で、でも…
「ぎゅ、ギュネスさん!少し落ち着きましょう!?」
「何言ってんだ、トワ?お前をさらいに来たかもしれないんだぞ?」
「そうと決まったわけでもないですし…それに、ギュネスさん、ずっと冷静じゃないですよね?言葉使いが乱れっぱなしです」
「・・・確かに、あの威張り豚のせいで少々気が立ったままなのは事実だが…」
「一旦落ち着きましょう?ダギーラさんの話を聞いてみないと、何をしに来たのかも分からないんですから」
「そうだな…。ダギーラと言ったか?下手な真似はせずに、何で俺たちに声を掛けたのか目的を言ってもらおうか?」
「…はぁぁぁぁ、殺されるかと思いましたよ」
大きく息をはいた後、ダギーラさんはそんなことを言った。凄く実感が籠ってるね…気持ちは分かるけど
「おいおい、大げさな奴だな?大体、お前は俺が殴りかかっても受け止めるくらい簡単に出来ただろう?」
「いえいえ!ギュネスさんのような巨大な闘気持ちの攻撃何て防げませんよ!」
「ほうほう、そうかい?そうきっぱり言われると…逆に試したくなっちまうな?」
「じょ、冗談きついですよ?ギュネスさん…」
顔を引きつらせながら降参のポーズをしているダギーラさん。うん、その選択肢は正しいと思いますよ!
「…まあいいだろう。それで、話をする気はあるんだな?」
「は、はい!その…アルバークさんはあの通り動けないので、私が代理として話をしに来たんです」
「なるほどな…分かった、ここじゃなんだから宿の部屋で良いか?まさか出て行け何て言わないよな?」
「それはもちろん!ただ…いえ、とにかくまずは話を聞いて貰えればと…」
「分かった、じゃあ全員だとちと狭いが…男3人の部屋で良いか?」
「私はそれで構いませんが…」
「まあ、さすがに宿の部屋で足の踏み場もないってことはないでしょ?構わないわ」
「トワが私の隣なら問題ない」
「じゃあ、私の隣がマリーお姉ちゃんなら私も問題ありません」
「トワ…何て良い子♪」
また頭を撫でて来た…撫で易い位置にあるのも要因の一つなのかな…?
「まあ、なんだ…とりあえず、移動するぞ?」
マリーお姉ちゃんのマイペースな行動を無視して移動を促すギュネスさん。結構慣れてるよね…ギュネスさん、このメンバーでは一番まともそうだから苦労が絶えなかったんだろうなぁ…
そんなこんなで男子部屋に到着。と言っても、私たちが泊まった部屋とほとんど変わらないシンプルなお部屋です。そりゃそうだよねぇ…
「で、どんな話をしてくれるんだ?」
「まず、アルバークさんからの謝罪です。恩を仇で返すようなことをしてしまって申し訳ない。絶対にトワを差し出させはしないから、もうしばらく辛抱してくれ。このような事を仰ってました」
「だが、今日のあのいけ好かない豚野郎の態度だと、力づくでもトワを手に入れようとするんじゃないのか?」
「そうですね、はっきり言って傲慢が服を着たような男です。アルバークさんは色々と説得を試みるようなことを言っておりましたが…難しいでしょうね」
「ほう…お前さんは、アルバークとは意見が違うって事か?」
「はい、正直言って私もあの男は嫌いです。…少し話が逸れますがよろしいでしょうか?」
「あ~…すまん、俺が代表みたいになってるが、一応コレが俺たちのリーダーなんでこいつに確認取って貰えるか?」
「このタイミングで僕に丸投げする気かい?」
「一応リーダーだろ?」
「ほとんど、名目上はだけどね?実質は、ギュネスの方が向いていると思うんだけどね?」
「俺みたいな強面がリーダーだと、色々面倒なことになるんだよ…知ってるだろうが?」
「僕みたいな優男でもそうなんだけどね…あ、この際トワちゃんを…」
「何故トワに持って行った!?そこは、ハルトじゃないのか!?」
「トワちゃんの可愛さなら、相手も横暴な振る舞いはしないかな?と思ってね」
「真面目な顔でボケるのは止めろ!どう考えても、相手に舐めれるだろうが!!」
「ハルトでも同じだろう?」
「だから、最初からお前がやるしかねえって話だよ!とにかく、さっさと判断しやがれ!!」
「仕方ないから、私がリーダーをやってあげても良いわよ?」
「お前が一番舐められそうなんだよ!と言うかな、話が進まんから黙っていてくれ!」
「なによ…ルーファスじゃリーダーとして不足だって言うから名乗り出てあげたのに…」
「不足の理由で察してくれって事だよ!とにかく、ルーファス!さっさと決めろ!!」
「まあ、決めるも何も気になるから聞くしかないんだけどね?」
「・・・と言う事だ、とにかくもう話を始めてくれ…」
「ギュネスさん、お疲れ様です…」
「トワ…今後、俺のサポートも頼めるか?」
「えっと…私には荷が重いかもしれません…」
「どうしようもなくなった時だけでも頼みたいんだが…」
「それくらいなら…」
「助かる!」
「…本当に苦労しているんですね」
ちょっと安請け合いしちゃったかも…
「ええと…話を始めても?」
「どうぞ?僕はすでに聞く姿勢が整っているよ♪」
ルーファスさん、いつの間にかリラックスして話を待ってる体勢に…本当に何なんだろうね、この人は…
「では、これは警備隊結成の話になるんですが…」
そう切り出しダギーラさんは、警備隊結成の話を始めた…
最後までお読みいただきありがとうございます。
進みが遅くてすみません。もっと上手く進められたら良いんですが、自分だとこうなります(汗
次からまたここを省くかもしれませんが、次話もよろしくお願いします




