73話
72話をもって10万PV突破です
(^人^)感謝♪
精霊さんは私が使わせてもらっている客間で一緒に寝てもらうことになった。
といってもドロシーと二人で強硬に押し通した格好なんだけれど。
パジャマパーティねってドロシーも一緒の部屋で寝ることとなった。
確かに三人寝ても大丈夫なベッドではあるんだけど。こういう時に子爵家ってすごいと思う。別宅でこれだもの。男爵家じゃあ父様たちの部屋でもこれより質素なんだけどなぁ
ラウルは一緒の部屋にしたいといっても特に不審にも思わなかったみたい。
変なところで鋭い割に妙に鈍いのはこの場合はよかったと思う。
「あの、パジャマパーティーと言われましても私は何も持ってきていないのですが。」
「大丈夫、持ってきてるから」
そう言ってドロシーが見せたのはスケスケのネグリジェ。
この世界の貴族女性ってこれが基本なのよねぇ。まああんまり前世でもそんなに威張れた格好じゃなかったけど。これは見せられないわ。
もっともラウルもこのネグリジェと認識しているので夜は絶対にこっちに近づいては来ない。
万か一来たら今度こそちょん切ってやるんだから。
とか思っていたら流石に本物貴族子女。あっという間に脱がせて着替え終わらせていた。
美人でスタイルいいなんて反則よねぇ。今自分が明るいめのブラウンの髪だから。黒髪で清楚な感じってきっとあいつ好みなんだろうなと思う。
「ええと、ウスベニさん?」
「ドロシー、発音がおかしいわよ」
「だって言いにくいじゃない、舌噛みそうなのよ。珍しい名前よね、どういう意味があるのかしら」
「私たちは八人の仲間がいるのですが主が私たちの国の言葉でそれぞれつけてくださいました。」
薄紅ってピンクよね。日本語で色を使って名付けるなんて。
「それじゃああなたのことピンキーって呼ばせてもらおうと思うんだけどいいかしら?元の名前から大幅に変えるよりいいでしょう?」
「それでよろしいです。ピンキーですねわかりました。」
呼びやすい名前になったのがよかったのかそこからはドロシーの怒涛の質問攻めであった。
といっても、内容はラウルの好みとか好みとかに集中していたのだけれど。
ピンキーさんもラウルの好みというものに興味があるらしくすごく盛り上がった。
といっても一時間ほどだったけれど。
気づいたら朝日が昇っていた。
よく寝たのだが起きるとピンキーさんは窓辺に椅子を出して座っていた。
精霊さんは寝なくてもよかったらしく一晩中起きていたそうだ。
少し申し訳ないことをしたな。もっと彼女となら前世の事から話ができたと思うのに。
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朝方、念話にて薄紅より報告を受ける。
まあ二人と楽しく話ができたと喜んでくれていた。
ただ、妹に手を出すくらいなら私でお願いしますといわれたがどういう意味なんだろう?
そもそも大人の階段はヒトがいいんだってば。
今日は明日の為に少し二人に稽古をつけてもらうように言ってこちらは別行動。
食材探しにどれだけの距離を移動せねばならんのか気が遠くなるよ。
朝食を食べた後、乳製品を求めて王都から南に30キロほどの村へ
神馬バリオスを召喚して一人旅である。
というか早いんだよ。時速で大体60キロくらいは出せるようで。半時間ほどでついてしまいました。
疲れ知らずだねぇ。
その村でバターと生乳を購入。久しぶりに冷たい牛乳が飲みたいので大量に3樽くらい購入。
まあ収納に入れてりゃ鮮度変わりませんしね。
結局二時間かからずに帰宅。そこからが本番といっても過言ではない。
なんせ生乳から生クリーム。それから冷やしながら砂糖、牛乳、生クリームを攪拌。
冷やすのは魔法でできるとして攪拌は力しごとである。
スキルによって料理手順分量はわかるのだが力仕事に使う筋肉ってのはまた別の話。
夜には完成したのだが明日筋肉痛じゃなかろうか?
「ほんとに一日で作ったんだ。貴方本当に馬鹿ねぇ」
とのたまわれてしまいました。作れっつったのチミだよ。
まあ家族、そして薄紅が喜んでくれたので良しとしますか。
ただ明日、筋肉痛が原因で負けたらファムには何か仕返ししてやる。
そう思って片づけてたらこっそりとファムが来まして
お礼よ、ってほっぺにキスしていきました。
うーん、これで怒りが消えるって意外と安いな、自分。




