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八百万の精霊召喚~異世界神から日本妖怪~  作者: 那園曽 氏規
本編

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1173話

一度ブラジナーへ戻り、その足で王都まで帰還する


まあブラジナーへ戻ったのはヤパム関係書類を置くためだけどね

基本的に俺のメイン書斎はここなので表の書類はすべてここに集約しているのであった。


王都に着くと屋敷には寄らずクロエ商会、ルフト商会と商会巡りである。


まず来たのはクロエ商会。


訪ねてしばし待つと奥に通される。

少ししてクロエさんがやってきた。


「お貴族様がそう毎回直接おひとりで訪ねてこられても困るのですが。」


「ああ、だって俺ってあまりいませんしね。ウッツの時は半分くらい呼んでますから大丈夫ですよ」


「ふつうは半分もお店に足を運ばれませんが」


「まあ普通じゃないってとこで納得しててください。」


そう言うと呆れる様子のクロエ


「で、今回こちらにいらしたのは?ウッツでは何か足りないという事でしょうか?」


「単純に王都で用事のあるついでのお願いだからですよ。実はうちのヤパムで開拓村があるんですけどね。ベビーラッシュが近そうなんですよね。で、産婆さんを各村に入れてあげなきゃいけなくって。心当たりがあればお願いしたいんですよね」


「ラウル様の開拓村の話は漏れ聞いておりますが安全は保障されるのでしょうか?」


「安全ですよ。みんな気のいい奴らばかりだし今のところ村の中で犯罪行為なんて起きてませんしね」


「ですが全員犯罪者なのでしょう?」


「よく知ってますね?広めてない話と思ってたんですが」


「蛇の道は蛇と申します」


「まあ想定内ですけどね。そもそも社会生活できるような犯罪者しかもらってないから大丈夫ですよ。犯罪には極刑って叩き込んでますし。それに何よりこれから生まれてくる子供たちには罪なんてないですからね」


「まあそれもそうですね。わかりました心当たりには尋ねてみましょう。ですが二組どまりですよ?」


「ああ、もう一つの人材派遣業にも頼みに行きますからいいですよ」


「ルフト商会をただの人材派遣業と言い切るのにも何とも言えませんが」


「そう?結構いい人材が多いですよ」


「いえ、本当に感心しているのです。ラウル様との取引が増えてから何度か顔を合わせることも増えましたがかの会頭の表情がますます晴れやかになっていくのは見ていてわかります」


「そうなんですんかね?」


「嘘か誠か黒い噂の多いところでしたがね。最近は表商売も順調で副業として人材斡旋等も軌道に乗っているようでうちをも脅かす規模となってきています」


「そこまで大きくなってますか?」


「王都内だけですけれどね」


まあ後ろ暗いことが無くなったのはいいことだ。最も規模縮小で子飼いは未だ結構一個中隊くらい持ってるのは知ってるけどね。その程度なら問題ないだろうからそっちも見て見ぬふりである。


取り敢えずクロエさんのところが終わってからルフト商会にも同じことを頼みに行きそのまま王城へと登城である。


ラグーナ伯爵関連も宰相に問いただしとかなきゃいけないし、令嬢取材もまとめなきゃいけない

なんだか学院時より宿題が多い気がするよねぇ

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