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Fin 超能力者  作者: Y.Y
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2/2

決別、恐怖

なんかやっぱ載せたくなったんで

同日同時刻 オーストラリア

「そろそろ夏だな」ベランダの向こうに見える海を見つめながら呟いた。

「夏っつってもお前泳げないしサーフィンもできねーじゃん」隣にいる友人に指摘され、「あーあ、今年もビーチバレーだけですかー」と皮肉っぽく言った。

「まぁフィンは陸上がすごいんだからさー、別にいいじゃん」慰めてるのか、心中を察しているのかどうかわからないが、余計なお世話だと心の内でつぶやいた。


自分はどちらかというと山の男だ。サーフィンで有名なオーストラリアでは珍しいというか指を数える程度しかいないぐらいであろう。

泳げないというわけではなく、少年期の頃海で溺れて気絶し、病院まで運ばれたことがトラウマで海に近づけないというか、受け入れられないのだ。

近づくと海が津波のように自分だけ襲ってこようとするんじゃないのかって考えてしまう。だから逃げるように陸上の世界に足を踏み入れた。


一通り嫌な思い出を振り返ると「オーストラリアで陸上が凄くてもメジャーじゃねーし、まずオリンピックとかも出ようとも思わないから」と言い、席を立ち、机の横にある冷蔵庫からジュースを取り出し、コップに注いだ。

「飲みたくねーならいいよ」と、上から目線で言うと「あぁ、いるいる」と言い、強請った。だくだく、と適当にコップにジュースを注ぎ「おいおいおい、機嫌悪いからって、適当に注ぐなよ!」と反発してきた。まぁたしかに机がビシャビシャになるのは流石に嫌だな。

「はいはい、悪かったよ・・・」反省した素振りを見せずに謝ると、

「お前はそんなんだから、アマチュアレベルなんだよ」友人は恐らく頭に血が登って考えてたことをそのまま言ってしまったんだろう。それは俺も知ってる。だが、流石に俺もキレた。激情。逆上。拳を固め、殴りかかろうとした瞬間、友人の顔が唖然したように見えた。俺を見ていない。その少し左。

それは驚愕する光景。さっきまでコップに注がれていたジュースが宙に浮いて、様々な形状に変形している。

球状、箱型、トゲのようなものがある球のようなもの。様々な形に変形した後、それは震えたかと思うとポップコーンのように破裂し、辺りに飛び散った。床は塗れ、額にかかったジュースはつー、と流れて口元に届いた。舐めると普通のジュース、何かに変わったかいう変化はない。

尻餅をついている友人と顔を見合い、友は顔が変化していき、いきなり走り出し、逃げ去った。フィンはその場で硬直したまま、濡れた床を見つめていた。

同日同時刻 日本

「HEROES」、「X-MEN」、「ファンタスティック4」、「スパイダーマン」。

大体超能力系のバトル映画やドラマなどは大体洋画だ。

漫画を映画化してるということに関しては日本と同じではあるが、実写は日本は皆無に等しい。ライトノベル、小説などはよくあるがアニメ化、コミック化、映画化、など様々な用途があるため、漫画をもとにした洋画は自分自身かなり面白いと考えてた。

取り敢えずレンタルショップから借りた超能力系SFアクションのDVDのカバーを開き、パソコンに入れた。

B級な映画で店の奥の方にあったので、興味深くはあるがそれほど期待はしていなかった。内容は宇宙人が地球に襲来して能力者がそいつ等と戦うというような在り来たりではあるが、少し面白くもあった。

だがどういう経路で宇宙人が来たのか、なぜ能力が開花したのかという描写が描かれていない。それがあれば少しくらいはヒットしたのであろう。

映画を見終え、PCを閉じ、リモコンを手に取りテレビをつけた。

チャンネルを一々切り替えて、取り敢えず面白そうな番組を見つけ椅子に座る。適当に流しているとトイレに行きたくなったので、机に手をつき、立とうとしたら、いきなり「ゴガッ」という鈍い音がした。バランスを崩し前に倒れてしまった。

「っつー」っと頭を抑えながら、何があったんだというように辺りを見回す。

そしたら、机に目が行った。先ほどとは少し形が変わっている。近づいて上から見てみると、自分と思われる手の形がきちんと綺麗に机に穴を開けていた。

木製で、古かったから壊れたのだろう。そう考えトイレに向かった。

ドアノブに手を伸ばしたら、「ごっがっががががっががっがが」とドアノブが上下に揺れ出した。ポルターガイストか、と恐ろしく重い、瞬時に手を離したら、揺れは収まり数秒立つとポロッとドアノブが床に落ち、転がった。かがみこみ、ドアノブを拾った。そしたらよく見ると上部分だけが平らに変形している。

智弘は怖くなりそれをもったまま玄関に走っていそいで家から出た。

二話という中途半端。サーセン

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