第2話 加藤大介
加藤大介。
寧音が進学志望先にしている大学の生徒だ。
所謂優男と言った風貌だがその実女遊びを趣味とするクズで五股六股は当たり前。
高校時代はそれこそ女を取っ替え引っ替えして青春を謳歌していた。
まぁ彼の謳歌の為の犠牲になった者からすればたまった物ではないが。
そして自分が欲しいと思う相手がいればそれが彼氏持ちだろうとお構い無し。
むしろゲームとして楽しんで寝取ってしまう程である。
そしてアルバイトとして受けおった今回の家庭教師の仕事、フタを開ければ飛んだ芋女だと落胆した。
しかし妹のほうは中々そそる外見の美少女でまだ中学生だが来年からは高校生だしゆくゆくは誰もが焦がれる女になると見込み彼は妹の方を狙ってみたがまるで相手にされず彼も成果が著しくないとわかれば直ぐに引く事を選んだ。
この諦めの早さも彼が女たらしとして成功している1つの由縁となっていた。
仕方なく姉の芋女の方の家庭教師の仕事を真面目に熟すかとゲンナリしていると彼は自分自身の見る目の未熟さと見落としに落胆しながらも大いに喜んだ。
よく見れば中々の美人だしなにより胸がデカい。
高校でこのデカさなら大学生になったらワンチャンもっと化けるのでは?
そう考えた大介は寧音を自分好みに育てようと画策した。
メイクを覚えさせ、美容院に連れて行ってイモくさい髪型を矯正させ、大学進学後の私服選びも大切だとデートに誘った。
そして見違えた彼女に彼は狂喜乱舞した。
素晴らしい!
素晴らしい逸材だ!!
この女に貢いだ価値があった!
元の素材が良いのは分かっていたがまさかここまで化けるとは…。
それからも俺は口八丁で彼女の信頼を得て家庭教師から男と女の関係に持ち込んだ。
彼女を俺が一人暮らしするアパートに連れ込んで彼女そのものを堪能した。
しかしそれまでが大変だった。
寧音には年下の幼馴染の少年がいるらしい。
いまだ中学生で元の彼女同様に陰気な小僧だ。
どうもそいつにこの女は相当お熱らしく口では弟みたいなものだからと言っているが顔がニヤけていてどう見てもそれだけでは無いのが丸わかりだった。
所謂ショタコンって奴なのか?
まぁどうでも良い。
ショタ中学生くんが俺の邪魔をするってんなら逆に利用する迄だ。
キスを迫ったとき、肉体関係を迫った時俺はいつもこう言う。
「れ…練習ですか…?」
「そう、練習さ、いざと言う時に何も知らないでは困るだろ?好きな男の子が出来た時リードしてあげなくちゃね?だからさ…ね?」
「れ…練習なら…仕方ないですね…?」
ちょれーぜマジで。
敢えて男の子と言い、特定の名前は出さない。
ショタ中学生君の名前なんて覚えて無いってのもあるが特定の人物の名前を出して意固地になられても困るからな。
この極上の女体を味わえなくなってもダルいし匂わせ程度で止めるのがコツだ。
そうしてこの女は俺の手籠めとした。
そして仕上げだ。
寧音に例のショタ中学生君を呼び出させて俺達は初のご対面。
まぁ今まで偶然寧音の家の前とかで出会した事は何度かあったので厳密には初顔合わせって訳でも無いが細かい事はいい。
俺はショタガキに寧音との仲を見せ付けた。
まずはキスから。
寧音もいい感じに乗ってきたのか自分から体を俺に寄せて来る。
ガキに寧音がいやいややらされていると見えなくさせたかったので丁度良い。
それからも行為はエスカレートし中学生が見ちゃいけませんって領域に達した所でガキは顔を自分の涙や涎に鼻水でびしょびしょにして逃げる様に飛び出して行った。
ぎゃはははっ!!
ザマァ!!
くはは!!!
そう!そうだよ!!この瞬間だよ!!!
まさにこの瞬間だ!!
他人の女を盗んで自分のモノにしたという得難い実感!!
この時俺は最高の高揚を得る。
その高揚を寧音にぶつける。
俺と同じにこの女も高揚している様だ。
綺麗な顔を醜く歪めて悦に浸ってやがる。
俺はこの瞬間の為に生きている。
そう断言しても良いくらいにどハマりしている。
だから止められない。
しかし俺はこの後に後悔する事になる。
自分が誰を怒らせたのか…。
いや…誰を呼び起こしたのか…それを痛感する事になる。
___________________________________________________あとがき
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