第64話商談
現在アルベルト一行は、商談にきていた
「お初にお目にかかります。リックス商会外交提携管理課統括およびリックス商会会長補佐の者です」
「同じくリックス商会外交提携管理課モロコス支店代表および外交管理課統括第一秘書を務めますミーナです」
「ご丁寧にありがとうございます。私はスパイシィ商会長のスパイスです」
「私は秘書のアイナです」
「では早速商談を始めましょうか」
商談内容は主にモロコス特有な料理をメイドリーで出すことに対してどの程度の勝算があるのかということや、資金について、どの程度モロコス料理本来の味に近づけるのかという話などなどである
「なるほど。こっちのアルコール飲料をそのライブとやらの出店で出店させると」
「はい。うちの店扱いなのでお金は徴収せず、メイドリー内で出すモロコス屋の足しにしていけばと思っております」
「うむ。宣伝の効果も兼ねているわけですな」
「そういうことです」
「まぁ確かに普通に出すよりかは幾分か宣伝になるかもしれないですが、その程度では難しい気もしますね」
「正直一番大きなところはリックス商会ブランドです。なので初めの集客は可能だと思っています。問題はリピーターです。」
「なるほど。いえ、私も外国のことはあまりわからないのでどの程度有名かは存じないのです」
「えぇ、当然だと思います。我々も大商会というわけではないですから。ですが嘘をつくメリットはないとは言っておきます」
「それはわかっているのですが、うちも今回の件がうまくいかなければ事業の大幅縮小を考えなければならないのです」
「ただそれは、今回の提携の話に乗らなかった場合も同じなのでは?」
「それはそうです。正直初めての経験で、本当に大勝負なんです。」
「私たちも正直資金に余裕がありません。実はいろいろありまして、資金をギリギリまで待ってほしいというつもりでした」
「まぁそちらの理念を聞いてますから、資金がないと嘘を言っているとは疑いません。うーん。ただ決め手に欠けるというのは正直な感想です」
「わかります。我々も今まで革新的な商品を生み出し続けている商会です。ただ海外との提携というわけにはいきません」
「と言いますと?」
「モロッコ料理ともメイドリー料理とも違う新しい料理を開発中なのです。」
「それは...そういったものなんでしょうか」
「えぇまだ完全に完成というわけではないのですが、スパイスで有名なモロッコ料理の特性とうちの従業員で遠くから来たやつがいるのですが、そこの主食を合わせた物なのです」
「その主食というのは?」
「米というのはご存じでしょうか」
「えぇ食べたことがあります。ただそこまではまらなかったですね」
「それはどのように食べましたか?」
「えー、普通に炊いたものをそのまま食べましたね」
「わかりました。なら一度食べていただいてという話でどうでしょうか。どちらにしても助言も頂きたいので」
「わかりました。そうしましょう」
「では今日はこの辺で、ありがとうござました」




