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日常に何を求めている?
僕はただの中学生だ。
至って普通と言う言葉は僕の様な人間のために作られているとも言える。
いや、こんなことを考えているなんて普通じゃないかもしれない。
そう考えているのはみんな同じだから結局普通なのかもしれない。
先生の話を右耳から左耳へ通過させていると、鼓膜をチャイムの音が揺らした。
やっと終わりかと思ったら、先生はまだ話していて、もうちょっと続きそうだった。
昼ごはんは白米とチーズハンバーグと味噌汁だった。ハンバーグはやっぱり薄っぺらい肉と野菜の塊みたいなやつだった。
味噌汁に入ってる硬い豆腐はあんまり美味しくない。
家の味噌汁の箸で取りにくいやつの方が断然美味しい。
昼休みは図書室へ行った。
好きなアニメの小説版を借りて、図書室を出た。
アニメみたいにラノベを持った男子を見てくすくす笑う女子なんかいないから、堂々と歩けるのが嬉しい。
本を持って教室に入ると、本を開くには短いし、授業を待つには長い、休み時間の残りが待っていた。
微妙な時間をぼーっとして過ごした僕は、また授業へ入って行った。
僕の右耳に山田先生の声が入ってきて、左耳から出て行った。
この調子ならテストは50点代だろう。




