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わかること
その村に、1人の旅人が来た。
旅人は、自分の使命に従って、旅をしているようだ。
旅人は宿を取り、食料を買ったので、暇になってしまった。
だから村人と話すことにした。
「やあ、君は何をしているんだい?」
歩いている村人に話しかけた。
この地方特有である、真っ白な肌をした少年だった。
黄金色に流れる髪が美しい。
「散歩をしているよ。お兄さんはどこから来たの?」
「エリシア国からだよ。」
「へぇ〜聞いたことがある。世界の果てにあるんでしょ?」
「世界の果て……か。まあここから見たらそうだね。」
「僕は世界を見たことがないんだ。なんせこの村から出られないから。」
「それはどうしてだい?」
「さあ?おそらくそうなってるんだろうね。でも、僕面白いこと知ってるよ。」
「なに?」
「僕にもう一度話しかけた時、同じことを言ったらお兄さんは主人公だった。」
「じゃあ私は主人公ではないのかな。」
旅人は、少年にさよならを言って、宿へ帰った。
帰り道、旅人は何を思っていたのだろうか。




