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異世界で頑張ります(7)

タイトル変えました。

 

「おはよう、ねぇね」


「おはよう、ティア。朝ご飯もうすぐ用意できるからみんな呼んできてくれる?」


「はーい」


  ねぇねに言われて呼びに行く。ウチの朝は大体ねぇねが作る。パパン、ママン、にぃには早くからパン作りだ。


「おはよう!あさごはんだよ」


「「ティア、おはよう」」


  これが終わったら行くよ、了解と返事は違うけどみんなにちゃんと聞こえたようだ。何時もならこれで終わりだが、今日からは疾風にご飯をあげないとね!

  キッチンに戻って疾風を起こす。


「おはよう はやて。もうあさだよ」


『ふわぁ~。おはよう ティア。安心して眠れるのっていいね。何されるか分かんないとおちおち眠ってられなくて。えへへ』


  わたしは思わず疾風をギューッと抱き締めて これからはちゃんとねむれるよと呟くと そうだねと返事してくれた。


「そうだ はやて。おなかすいてない?きのうもってかえったくだものたべる?」


『うん!食べる!僕お腹空いちゃったよ』


  疾風の前に果物をおいてちゃんとかんでゆっくりたべるんだよと言い、精霊達によろしくねと頼んでおいた。

  ねぇねの手伝いに行き、お皿やスプーン、フォークと並べてるとみんながキッチンに入ってきた。


「お待たせー」


  朝は店のことがあるので夜みたいにのんびりとはいかずみんな忙しなく食べてまた店へと戻っていった。


「「いってらっしゃい」」


  ねぇねとわたしはゆっくりと食べながらお喋りしていた。


「ねぇね、きょうあそぶのはいつものところじゃなく もりのおくにいきたいの」


「奥には魔獣が居るかもしれないから危ないわよ。どうして森の奥に行きたいの?」


「はやてがおおきくなったらいえに はいれないでしょ。いつおおきくなるかわかんないし はやめにすめるところさがしておきたくて」


「そうね。でもこの事はパパに相談しないと ねぇねじゃ何とも言えないわ」


「そうだね。ねぇね ありがとう。あとでパパンにきいてみる」


「「ごちそうさま」」


  二人揃って食べ終わり後片付け。大したことはできなくてもテーブル拭きや食器拭きはできるのだ!洗濯はまだ苦手なのでねぇねに任せて、わたしはお掃除。先に疾風が食べた所を片付けないと。といっても全部食べてるので溢した汁を拭く程度だった。箒で埃を掃いて塵取りで取ってごみ箱へポイ。他の部屋も箒で掃いて今日のお掃除終了。

 

 (えっ?魔法を使えば簡単なんじゃないか?)

  いえいえ、ここは頑張って自分でお掃除です。

  じゃあ次はねぇねの洗濯を手伝いに行かないと。

 

 (ん?さっき洗濯は苦手って言ってた?)

  確かに言ってたけどできないとは言ってないよ。靴下とか下着とか小さいものならなんとかできるんです!なのでねぇねの下へお手伝い。

  洗い終わったので干すために庭へ。わたしは一つずつねぇねに渡していく。そうしてわたしの朝の用事は終了。疾風達の待つキッチンへ向かった。


「おまたせ。これからどうしようか?はやてのいえさがしはすぐにいけそうにないし・・」


『だったら僕達が探してくるよ』


『うん。それいいかも』


『『だね!』』


  精霊達が行ってくれると言うので、あまり遠くない所、人に見付からない所等幾つか条件をつけた。


「なにかあったらこまるから ふたりひとくみでいってね」


 そうお願いして家探しをしてもらった。


「ねえ、はやてってまほうはつかえるの?」


『うん、使えるよ』


「じゃあつよいんだ!」


『もちろん!って言いたいけどまだ生まれたばかりだしあんまりかな・・』


「そ、そうなんだ。でもくんれんすればいいんだし きっとこれからつよくなるんだよ」


『・・そうだよね!僕強くなるよ!』


「うん。いっしょにとっくんしてつよくなろうね!」


『・・・・・?』


「どうしたの?」


『ティアも強くなりたいの?』


「・・・・うん。じつはねちょっとまえに みせにしらないおじさんたちがきたの。そのおじさんたちが1~5さいでむらさきのめをしたおんなのこを さがしてるってきたときがあってね、それってわたしのことでまぞくにまちがわれて むらのひとにつうほうされ さがしにきたんじゃないかっておもったの。そのときはたまたまみせにかいものにきていたこが このいえのこだとかんちがいされて もんだいなかったんだけど・・・」


『そうか。でもどうしてこの家に小さな女の子が居るって分かったんだろう?』


「それはきんじょできいたみたい。だからね、つよくなってはやくひとりだちして みんなをきゅうくつなおもいからかいほうしてあげたいの」


『僕は家族と一緒に居るのが苦しかったから一人になったけど、ティアは家族の為に独り立ちするんだね』


「ふふ、そんなえらいもんじゃないけどね。だからはやて、いっぱいとっくんしていっしょにつよくなろうね」


『うん!』



  それからわたし達は精霊達も交えて魔法の使い方を覚えていった。攻撃魔法はいいけど治癒魔法は対象者が居ないとできないので、疾風のご飯になる魔獣等を倒してから、傷だけを治すというなんとも言えない方法で勉強した。

  一度食べるところを見たが、前世テレビで観た肉食獣が草食動物を食べるのと同じで体に齧り付いて肉を引きちぎって食べるという有り様は、テレビではなんとか見れても目の前ではきついものがあったので 食事風景はあまり見ないようにしている。

  わたしも疾風もちゃんと成長している・・気がする。パパン達には危ないことしないように言われてるが多少の無茶はご愛嬌で。

 

ブクマ・ポイントありがとうございます。

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