表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奴隷でもチートを目指す  作者: sterl
二章 殺意とストレスは親友
15/37

14話 新たな日常 食事

「なんで、こんな見た目の木の実が美味くて俺の選んだ木の実は不味いんだ……?」


「ははは、センス無いなぁ」


 ぐぅ、普通のブドウにしか見えないやつよりも粒の色が全部違うブドウの方が美味いってなんでだよ。普通のブドウじゃ無いのか? 苦すぎるぞ。


「ま、あれよりかはまだマシだろ」


 ガンダルフの視線の先には「うぅ、足りない。もっと、もっと」と呟きながらそこら辺に生えている雑草を食べているマッチョ2号がいた。


「あれは無いな。でもあっちは羨ましく感じないか?」


 俺が指差す先には、魔法か何かを使って火を起こし、何かの肉を焼いて、黙々とそれを食べているマッチョ男が3人いる。マッチョトリオと呼ぶことにしよう。それにしても何の肉だろう。旨そうだな。


「いや、あれはゴブリンの肉だな。一度だけ食べたことがあるが、あれは不味すぎる」


「え、ゴブリンの肉? てことはこの辺にゴブリンが居んの? マジで? 安心して寝れないじゃん」


 いつゴブリンに連れ去られるか、不安しか感じないよ。


「ゴブリンの百倍は強い魔物を踏み潰せるお前に言われたく無いな」


「え? いつ潰した? 記憶無いんだけど」


 そもそも踏み潰せるような大きさの魔物がゴブリンより強いのだろうか?


「はあ、もういい。お、これ美味いな。一房食うか?」


 えーと、その玉虫色と小豆色のマーブル模様のバナナのどこが美味いのでしょうか?


「あ、ありがたく貰っておくよ」


「おう、食え食え」


 うぅ、食わないと言う選択肢は無いのか。……食うしかないか。


「いただきます」


 うーん、食感はキュウリだろうか? てか完全にキュウリか。


「皮も一緒に食わないと美味くならないぞ」


「え!?」


 皮も食う!? バナナの皮を? ……食うしかないのか。


 ……ファッ!? こ、これは、この味は味噌か! 身はキュウリで皮は程よい加減の味噌味。美味い、日本を思い出す味だ。


「お、おい、なんで泣いてんだ?」


 まさかこんな所で味噌味に出会えるとは。この皮、見た目は悪いけど色々使えそうだな。


「はぁー。美味かった」


「そんなに美味かったか? 残り全部食べてもいいけど」


「良いのか!? なら貰う!」


 異世界で味噌味に出会えた。これは大きな進展だな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ