救世主
何ヶ月前かに書いてた小説の続きを投稿します
おかしな言葉が良く使われてますがご了承ください
今 午前2時 辺りは、暗い闇におおわれている… 春だからと言って やっぱり夜中の外は、肌寒い… 私は、何枚も着込んで ここに居る…
前には、大きな建物が立っている 中は、見えないが…
(今からか…)
私は、緊張して 心臓がばくばくいっている 失敗は、許されない…
あの後 サッチーと約束して ここに来るようにと言われた… ゆずは、邪魔だからと今日は、お留守番だ… ちなみに前に立っている建物は、地獄へと通じる扉だ… 今から さっちーの案内のもと中に入ることになる
「来たね…」
そうやって 何分か建物を見ていると 前から1人の女子がすぅ…っと現れる
さっちーだということは、わかっているんだが 何せ夜 肩がビクッと震える…
「さっちー…おっはー」
「うん…おっはー」
挨拶を交える
「じゃあ…行きましょうか ここから建物に入ったら 顔を引き締めてくださいね… 何せ あなたは、敵の本拠地に何も装備してないまま 無謀な戦いをしに行くみたいなものですからね… 私も出来る限りバックアップするつもりですけど…絶対 助かるとは、言えません…」
「うん…さっちー わかってるよ それにしてもなんで敬語なの?」
「なんと言うか…癖ですね こっち側では、私の地位も低いので…」
「変わった癖だね…」
「はい…とまぁ こんなどうでもいい話をしてる場合じゃなくて…行きますよ…」
私は、さっちーの言葉にゴクリと生唾を飲む
今さっきのさっちーと私のどこにでもある会話をしてる時は、それほどでもなかったが いざ 行こうとなるとやっぱり緊張してしまう…
(よしっ…秋冬君のためにも…)
さっちーは、反対方向に向いて ゆっくり歩いて行く 私は、それに着いて行く…
足は、動く… 緊張はしているが 怖さはない… 体も震えてない… そこまで酷くはなさそうだ・・・
ズンズン 歩いて行く どんどんと背景も変わっていく 明るかった背景も今となっては、黒一色 それでいて ちゃんと周りが見える いかにも地獄だと言わんばかりに…
ドンドン歩いて居ると 前にでっかい扉が見える… そこでさっちーも止まるので 私も止まる
「ここからだからね…」
そう言って さっちーは、何かを入力する するとガタガタとか大きな音をあげて 扉が開かれる…
「ふぅ…まず第一関門成功…」
さっちーは、小声でそんなことを言いながら 後ろに居る 私に笑みを見せてくれる…
「大丈夫だから…そんな強張らないで…」
「強張ってなんか・・・」
よく見たら 自分の足は、尋常じゃなく震えていた…
私は、言葉を詰まらす
「ふっふふ… じゃあ行こうか 他のみんなは、寝てると思うし…」
「でも さっちー…秋冬君も寝てるんじゃあ…」
「それはないよ…」
私の発言にはっきり否定する
「なんで そう思うの?」
「なんでって…そりゃあ あれだよ ケネシス様もさっちーと同じことを思ってるからだよ…」
「思ってる・・・」
私は、さっちーの言葉に顔を赤くする 私と同じこと=秋冬君も私のことを会いたいと望んでいる
「歩いていいですかね?」
「えっ? はっはわわわ…」
「まだ…助けたわけじゃないのに 顔を赤くするなんて…」
「いやぁ…あのぉ ごめんね… 本当・・・」
「はいはい…わかった わかった」
そう言って 私の発言を止める
「じゃあ ここからは、切り替えて行くよ…」
さっちーは、それと同時に顔を引き締める
私も今さっきのことを忘れて 引き締める
ここは、失敗が許されない 一瞬でも気を落としたら負けだろう…
(負けない…か 勝って見せる…)
さっちーは、また歩き出す…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
赤外線レーダー・罠・敵 全部交わす
かなり手こずった そんなとこにまでと思ったこともあった 罠も下 全体に張り巡らせていたから 避けるのにも一苦労だった 夜中と言うこともあって 敵が少なかったが けっこう多かった…
(全部 さっちーのおかげだな…)
1人でここに来ていたらと考えるとゾッとする 罠の全部 赤外線 敵の所在地を完璧に把握して 自分も避けながら 私には、声で伝達してくれた…
(情報部隊隊長だっけ…本当 頼りになる…)
もし敵になったらと思うと 勝てる気は、しなかっただろう…
「なっちゃん…ここだよ」
そう言って さっちーが目の前のドアを指す
(とうとう ここまで来た…)
「罠も赤外線も見当たらないね… 敵の気配もない… どうやら手薄見たい…」
そう言って ニコッと笑う…
「なっちゃん 安心して行ってよ 私は、敵が来ないか 見張ってるからさ…」
「さっちー・・・」
私は、目がうるうるとなる ここまで来れたのは、確実にさっちーのおかげ 感謝の気持ちで・・・
「はいはい… その涙は、ケネシス様のためにとっておきなよ… 人を待たせてるんだから 早く行きなよ!!」
そう言って さっちーは、私の背中を押す 私も何も言わずに そのドアノブを押す
(私は、本当に 良い友達をもったと思う…さっちー 本当にありがとうね…)
「そこまでだ…小僧共!!」
後ろから大きな声が聞こえる その声に私とさっちーが振り向く…
すると周りは、敵に囲まれていた…
(うっ…嘘っ…)
天国から一気に地獄に落とされた気分だ…
「いつのまに!!」
「カゼキリよ…深追いのしすぎ・・・ それが隙となったのだ!!」
さっちーは、くぅ…と小さく音を漏らす
「ここに天界の奴を呼ぶとはな…とんだ馬鹿も居たもんだ…カゼキリよこの罪は、重いぞ… 今から ダピュラー様とレトロイド様に報告しに行かせてもらおうとする…」
「くっ…くそっ!!」
カゼキリは、そいつに向かって突進をする 宙を舞いそして 蹴りを相手の体に決める!!
ドッカカカカカーーー
そんな大きな音をあげる よしっ決まったとか思ったが 相手は、びくともせず 逆にパンチをサッチーの腹に決める!!
ドンーーー!!!
壁に勢いよく激突する…
「気でも狂ったか… 仲間に手を出すとはな… これは、死だな 我がの手によって制裁してくれようぞ!!!」
絶体絶命と言う四字熟語は、こう言う時に使うのだろう…
周りは、敵だらけ 見方と言うと 私とさっちーだけ そのさっちーは、敵のパンチによって壁に叩きつけられている…
(後 もうちょっとだったのに…)
これは、悔やんでも悔やみきれないだろうなと思った… どうしようもなかった せめてもと思い 目を瞑った…
(誰か・・・たす)
ズトトトトーン!!!!!
「へっ…雑魚相手に手こずり過ぎ…」
目を閉じて居ると でっかい音とともに 明るい女の子の声が聞こえる
「軽くお掃除しましょう」
グシュ… バシュ…
その後に 綺麗な女の子の声が聞こえた
人間の体を裂いてるような その後にぎゃあーとかの叫び声が聞こえる…
あまり良い音とは、言えない音だ…
(何が起こって…)
私は、目を開く すると 前では、私とさっちーに襲いかかって来た奴らの半分が倒れていた…
(こっこれは…どういった…)
そこに2人の女子が立っていた 真ん中では、さっちーが座っている…
1人は、赤い髪の毛をした いかにも活発な少女 ついでにロングヘアーだ…
もう1人は、今時の清純派女子? 茶髪でポニーテール 清潔感がありそうだ…
その2人が立っていた…
「ぐぬぬ…ユーナとアンジェリーナよ…貴様らもか!!」
さっちーの腹に一発決めた奴が唸っている
「貴様らもか? 私 あんたを友達とも仲間とも思ったことない…」
「あらあら…ゴミが何やらほざいておりますね…」
それとは、真逆にユーナとアンジェリーナと呼ばれた女子は、冷静だった 余裕とも言うのか 相手を煽っていた…
「貴様らも後悔することになるだろう 地獄を敵にまわしたら…」
「負け惜しみ? 笑える… あなた1人にそこまで地獄の総大将さん達が着いて来るとは、思えないんだけど…」
「ゆっくり 料理して差し上げますからね…」
完全に2人が押して居た 相手は、唸るしかない…
「ぐぬぬ…舐めやがって!!」
そいつが発言したと同時に 辺りに丸い円状の物体が浮かぶ そして その物体達は、激しく燃え そいつめがけて襲いかかる… 相手は、声をも出せず 燃えてまるこげになった
「うるさいなぁ…」
「あらあら もう死んじゃったんですか…」
(凄い・・・)
私は、その光景に見入って居た 2人だけで 私達の周りに居た敵を全滅した 最早 圧感と言うべきだろうか…
「おいっ!!」
そこで 赤い髪の毛の人に私のことを呼ばれる 私は、倒れてる敵から視線を外し 赤い髪の毛の人の方を見る
「敵を見てる場合じゃないだろう? せっかく私が殲滅してやったと言うのに… 今 動かなかったらいつ動くんだよ…」
始めその言葉を理解するのに苦しんだが すぐ頭をフル稼働させて 理解する
多分 この女の子は、秋冬君のことを言ってるに違いない…
「いいか? もっともっと敵は、現れると思う… 私も出来る限り あんたをサポートするつもりだ… 私にも倒せるだけの範囲と言うのがあるわけでーー」
「わかった…」
「って…最後まで話しさせてくれよ… ん まぁ…わかったなら良いか…」
私は、後ろにある取っ手に手をかけ開ける
「赤い髪の毛の女性さん」
「なんだよ…それに 私には、ユーナと言う名前があるんだけど…」
「助けてくれて…ありがとうね!!」
そう言って ニコッと笑う そして私は、返しをまたず そのままドアを開けて入る
「・・・・・・・・・」
「珍しく 反論しないのね…」
「いやっ…その前に勝手に進んだし…」
「それにしてもユーナが自ら愛しのケネシス様を譲るとはね…」
それを言うと ユーナの顔は、赤く好調する
「まぁな…今のケネシス様には、あの女が1番あってると思ったからだよ…でも まだ私は、諦めていないんだからね 絶対 愛と言う名の言葉にはぐくんでやるんだから…」
「あらあら 一途なんですね…」
「まぁな…それにしてもいろいろと集まって来たみたいだね…」
周りには、新しい敵が何人も現れている
バコッ!!
「ふにゃ…って えっ? 何があったの?」
「あらあら…見たいね」
そう言いながら アンジェリーナは、カゼキリを起こすために 頭を軽く殴って 戻す…
「2人共 手は抜かずに…あの女子が帰ってくるまで 持ちこたえとくぞ…」
「わかってますよ ユーナ」
「うん…ここからだよね」
果たして持ちこたえることが出来るのか…
そして春風は、佐藤を助け連れ出すことが出来るのか…




