表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大日本帝国ー神話全集ー  作者: 水鼠
4/4

其の四


今回の天地の戦争となった舞台は主に地上界である。

直接的に双方の軍勢が地上界でぶつかったのだ。その戦闘範囲は地上界の半分にまで達し彼らの力をまざまざと示す形になった。数ある攻防戦の中でも有名な戦闘といえばエジプト周辺で起きた悪魔達による天使殲滅作戦の[エリアヘブン]であろう。現在でも、その戦闘があった地域を[エリアヘブン]と呼ぶのは、その名残である。


作戦名[エリアヘブン]は主要な悪魔達たちによって実施された殲滅攻撃で、参加悪魔の大半は現在においては[天皇72柱]の魔王になっている。要は天皇個人の戦力として現在も、その存在を確認できる。


この作戦で受けたダメージが天上界を揺るがす大損害となって、後々の天上界の地位を著しく失墜させた。このままでは地上界の主導権を悪魔達に握られると焦った神々は、とある行動にでた。防衛戦を東に東に後退させていき、とある化け物に悪魔達をぶつけようとした。そしてその作戦は大成功をおさめた、多大な犠牲と共に。神々の作戦は至極単純で、悪魔達が攻勢に出ている間に東の果てに鎮座する化け物[ベヒモス]をぶつけて悪魔達の力を削ぐ事。しかしそれは神々にもリスクを伴う作戦である。何故かといえばベヒモスは悪魔達の味方ではないが神々の味方でもないからだ。神々が悪魔達を誘き寄せる際に神々自身の身すら危険にさらす事になる。実際に結果は最高のものと最悪の2つがあった。最高の結果は悪魔達が根切りに近い形で崩壊したこと。最悪の結果は戦地にいた天使の全滅と神々の一部が破滅したことである。


神々には誤算があった。東の果てにいけば化け物一体を上手く誘導して悪魔達にぶつければ良い、単純なものだと。しかし結果的に相手にしたのはベヒモスだけでは無く、そのベヒモスの主やその配下、それと天使や悪魔を相手取って尚ひけをとらない魔術を使う民であった。


神々には信じられない絶望的な光景であっただろう。上手く東の果てに悪魔達を誘導して、あとは巨大なサイのような神々と変わらぬ力を持つ化け物にぶつければ、万事成功であった。しかし、そこに待ち受けていたのは絶望そのものである。悪魔を化け物に近づけたら離脱する予定であった天使達は離脱する前にこの世の塵となり一瞬で、この世とおさらばした。神々は何とか応戦し離脱に成功したが、一部の神は大王とその側近、または日ノ本の各地域を納めるもの達(後の大名達)に消し飛ばされた。


後を追ってきた悪魔達はその光景を目の当たりにして戦慄した。この時に悪魔達を率いていたのは[サタナキア]と呼ばれる上級精霊である。地獄の階級ではアガリアレプトとともに大将を務める強者であり後に大日本帝国領、[南大陸県(オーストラリア)]の王位を受領し、県王となった。現在、満68218歳である。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ