第九十八話 やはり急所ワンパン······急所ワンパンこそ最強の戦術。
月内更新ギリ間に合わなかったぜ······姫河ハヅキです。
それなりに苦労もありましたが、卒業研究の方でシステム製作が一段落したので執筆ギリいけました。実験はこれからなのと、実験の後は論文を書かなきゃいけないので12月も更新怪しいぞ・・・?
まぁ無理しない程度に頑張ります。
「審査お願いしまーす」
「はいよ。オリュンピアスにようこそ······竜人にドワーフ?」
入国審査の職員に書類を渡すと、ボクとミシェルを見た職員は思わずといった様子でボク達二人を見つめる。
そういや竜人は他種族を見下すのがデフォのThe・傲慢種族なんだっけー。こういう所に他種族と来るのは珍しいんだろうね。
「師匠はいい竜人です······!」
「あぁ、すまない。この国にも竜人はいるから、竜人が皆アレとは思ってないが、それでも珍しいんだ」
「自分が異端なのは自覚してますよ」
「いやぁ、大人だな君は。まだ幼いだろうに大したもんだ」
「······どうも」
「貴族なり高ランク冒険者の後見人がいないと審査は少し長くなるからそこは我慢······ん?······君、Bランク?」
「はい冒険者証」
よくある流れだよこれ。父さんも居酒屋でよく免許証見せるらしいし。
「今から冒険者証が本物かどうか装置にかけるんだが、別に疑ってるとかではないからね。気を悪くしないでほしい」
「構いません」
言葉の節々や視線から多少の恐怖を感じるのは何故だろうか。
やっぱ竜人のイメージか?風評被害も甚だしいわ。
◇◆◇◆◇◆◇
「やっと審査終わったー」
「これでもかなり短くなったんですよね」
「本来なら移動時間もあるからめちゃくちゃ短縮できてるよ。それにしても、国の中にある国って新鮮」
オリュンピアスは地理的に言うとセイリアの内部にある。しかし、国籍や信仰、種族を問わず自由に学びと研鑽をするためにと独立した国だ。
国によっては信仰や種族によって差別意識が多かれ少なかれあったりするが、オリュンピアスは世界中で最も差別意識が少ない国とのことだ。
······それでも竜人だと少しビビるあたり、大多数の竜人はよっぽどなのだろう。
「生産系スキルを磨く研究区画と戦闘系スキルを磨く戦闘区画に分かれてるんだっけ」
「師匠は戦闘区画に行くんですよね」
「そうだねー」
最近は戦闘系スキル鍛えてなかったから、この国にいる間は戦闘系重視かな。父さんによると、スキルレベルが上昇しやすいコンテンツやアーツ・魔術をいくつも習得できるコンテンツあるらしいし、それを探してみる予定だ。
「一度入ってしまえば外部からの干渉は厳しくなるんだし、無理やり連れ戻される可能性は低いっておじさん達も言ってた。まぁ、何かトラブルがあったり万が一ミシェルの家の人が来たらそれで連絡してくれたらすぐに向かうから安心してね」
「は、はい!」
ミシェルにはボク特性の指輪を渡してある。
自動で発動する防衛機構に加え、相手がボク限定とはいえ距離や結界をある程度無視して『念話』が可能なのと、ボクが『座標転移』をするためのマーカーの役目もあるのだ。防衛機構に関してはエメロアやミネルヴァに手伝ってもらい、Aランク以上の冒険者が相手でも30秒くらいなら時間を稼げるのでボクとミシェルが別行動しても大丈夫だろう。
「じゃあミシェルも頑張ってねー」
「し、師匠も頑張ってください!」
ミシェルと別れ戦闘区画に向かう。
歩きながら掲示板見て戦闘区画の内容確認しとこ。
「対人経験の決闘、スキルレベルの殲滅戦、アーツ獲得の試練ねぇ」
『スノウはどれやるの?』
『まず決闘はナシかなぁ。スキルの習得条件とか聞かれてもメンドいし』
試練はスキルそれぞれであって、どれも十段階のクエスト。報酬のアーツや魔術もそれぞれ。段階によって出現テーブルは変わるが、何度でも最初から挑戦したり好きな段階の試練に再挑戦したりもできるのでその気になればコンプも可能、と。
とりあえず手持ち戦闘系スキルの試練報酬アーツを確認して、目ぼしいやつ取ったら殲滅戦、が良さそう。
そういえば試練はリル達テイムモンスターでも挑戦できるのだろうか。できるならリル達の手札が増えて助かるのだが。
『まぁバトロワは出るのアリかなー。登録名とか変装とかでプレイヤーネームや顔を隠してもOKだし、試練じゃもらえない特別なアーツが報酬みたいだし』
限定品は欲しくなるよね。ソシャゲのランキング系のイベントでも、報酬のアイテムが性能は高くなくても欲しくなるのと同じ。
「ここか」
掲示板を見ていたらコロッセオのような建物の前に到着していた。
ここで三種のコンテンツに挑戦できるらしい。
······建物入った途端にめちゃくちゃ視線集まってきたなぁ。相手したくないしさっさと試練行こうっと。
「お嬢様も来てたんですね」
「あ、アルフ」
オリュンピアスにいるとは聞いていたけど、初日で出くわすのはびっくりだよ。
「アルフは試練の進み具合どんな感じー?」
「属性魔法が全て6段階目、剣術と盾術は8段階目ですね。」
「おぉー!アルフって属性魔法は五つくらい持ってたよね。全部半分は終わってるのはすごいんじゃない?」
あとクリア段階揃えてるのは几帳面だよね。ボクならとりあえず行ける所まで行って、揃えるとか考えないなぁ。
「お嬢様も魔法系の試練は前半スムーズに進むと思いますよ」
「ふーん?じゃあ行ってくるねー」
「ご武運を」
◇◆◇◆◇◆◇
《火属性魔法の試練:第一戦。全てのウィンドウルフを討伐せよ》
ウィンドウルフねぇ。風属性のモンスターだから火属性がよく効くけど、すばしっこくて初心者プレイヤーは魔術を当てづらいとか。フィールドも草原に変化してるからウィンドウルフのホームと。
まぁ弾速重視に調整した『魔弾』で瞬殺なのだけれど。
「ギャウン!」×5
《第一戦クリア。【火魔法の秘伝書Ⅰ】を獲得しました》
試練の合間に出現するショップでこの秘伝書とアーツもしくは魔術を交換する、と。一部を除いてショップの品揃えは毎回しれっと変わるらしく、そのテーブルはプレイヤーの手持ちスキルによって変化するだとか、今までの行動を参照してるだとか、いくつもの噂が飛び交っている。
今回のラインナップはパッシブアーツが〈火属性強化Ⅰ〉に〈延焼強化〉の二つ、アクティブアーツが〈浄火〉の一つか。〈火属性強化Ⅰ〉はシンプルに威力強化で、Ⅰのナンバリング的に重ねる前提っぽいね?〈延焼強化〉は状態異常の火傷の付与確率上昇、〈浄火〉は一定時間火属性魔法にアンデッド特攻を付与、と。
んー······色々あるけどまずは〈火属性強化Ⅰ〉かなー。パッシブガン積みは正義よ。
《火属性魔法の試練:第二戦。全てのスケルトンウォーリアーを討伐せよ》
今度は墓地でスケルトンウォーリアーか。アンデッドだから聖とか火は他の属性より効きやすいけど、骨は燃える所少ないからか微妙に聖よりダメージ低いんだよね。
もちろん一番効くのは打撃なんだけど、試練中は最終戦以外で他の武術系・魔術系スキルが封印されるし封印されたスキルに対応する武器の装備が制限される。その代わり、試練の対象のスキルはアーツや魔術の消費MP下がるし威力にもボーナスが入る。
そうだね、『魔纏』パンチ(素手)だね。
そぉい!
《第二戦クリア。【火魔法の秘伝書Ⅱ】を獲得しました》
〈火属性強化Ⅱ〉で即決。これⅢ以降もあるやつじゃな?
《火属性魔法の試練:第三戦。全てのリーフアサシンスパイダーを討伐せよ》
うっわ森林でリーフアサシンスパイダーとかめんどくせぇ······。すばしっこいし体表の模様が森林迷彩だからシンプルに見辛い······。隠蔽スキル持ちなのは魔力を直接視れば無問題なんだけど視認性がひたすら悪い。
いいや、もうフィールドごと燃やそう。
環境破壊は気持ちいいぞい!
《第三戦クリア。【火魔法の秘伝書Ⅲ】を獲得しました 》
〈火属性強化Ⅲ〉で。
今の所めぼしいのないから、この調子ならどの属性もパッシブだけ取ればいいかなー?
《火属性魔法の試練:第四戦。フォレストベアを討伐せよ》
お、小型の群れから中型単独に変わった。HPはめちゃくちゃ増えたけど、すばしっこくないし視認性悪くないしでリーフアサシンスパイダーの百倍楽だわ。
《第四戦クリア。【火魔法の秘伝書Ⅳ】を獲得しました 》
『魔弾』『魔槍』を連射しつつ『魔纏』により強化した髪でしばらく斬り刻んで終了。図体が大きいからリーチは長めだけど、そこにさえ気を付けていれば楽だよ。
報酬はー、と、ふむふむ、初見のアーツがある。
〈火属性強化:混沌Ⅰ〉ねぇ。見るからに【混成魔法】関連だよねこれ。違うかもだけど。
念のため掲示板で確認確認······〈属性強化:○○〉は特定の条件下でしか効果を発揮しないが、普通の〈属性強化〉より効果量が高いうえに条件下なら普通の〈属性強化〉と〈属性強化:○○〉で二重に強化が入る。
で、〈火属性強化:混沌Ⅰ〉の条件は······掲示板には載ってないな。
しゃあない、取るか。
······【混成魔法】で火属性を使用すること······マジで?ここまでボクにピッタリのアーツ来ると思ってなかったからびっくりだよ。
よっぽどいいのが来ない限りは混沌ガン上げしよ。
《火属性魔法の試練:第五戦。タイタンボアを討伐せよ》
タイタンボア······あぁ、あのクソデカイノシシ。あの図体で高速突進しやがるから直撃したら即死―――って危なァっ!?
バキバキバキィ
「······びっくりしたぁ」
『よく反応できたわね今の』
『私でも怪しいのですよ』
『···普通に無理』
『反応速度もだけど、条件反射で当然のように髪を伸ばして自分を運んだ辺りがヤバいと思うの』
タイタンボアが大木をボーリングのピンのようになぎ倒していく様を眺めながら、あんなのが当たってたら即死だっただろうなと安堵の息を吐く。
タイタンボアの高速突進は速度上げるまでに少し時間がかかるのが唯一の弱点だったのに、どうして戦闘開始した瞬間にもう最高速度出てるんです······?これもしかしなくても初見殺しのクソトラップじゃない???
アルフは凌げたんだろうか。後で聞いてみよ。
またも木をなぎ倒しながら突進してきたタイタンボアをかわし、再度離れていくタイタンボアを見送る。
『······あいつ、何度突進してくるのよ』
「アイツ、スタミナクソ多いから走り続けるんだよねー。何度も突進してるっていうより、ずっと突進し続けてるってのが正しい」
『···木、邪魔じゃない?』
ヴァルナの指摘通り、そこら中にタイタンボアがなぎ倒した木とその跡の切株が残っている。普通の魔術師なら少しどころじゃなく動きにくいだろう。
「あの巨体なら踏み潰すなり撥ね飛ばすなりどうとでもなるんだろうね。こっちにだけ不利を押し付けてくるなんて性格悪いよねー」
まぁタイタンボア自身は考えてないだろうから運営の性格がね。
一般的な後衛だとそこまで機動力上げないし空も飛べないから、こうやって障害物増やされるとかなりキツいんじゃないかなぁ。
『どうやってアイツを止めるのよ?』
『止めなくても倒すこと自体は全然いけるよ。割と単純』
一番楽なのはでっかくて頑丈な槍とか杭を用意してアイツの突進軌道に合わせて設置することなんだよね。ボクの場合は魔力をアホ程込めた土か鋼の『魔槍』。
今回はその方法が採れないからその次に安定した、「突進を避けてすれ違いざまにチマチマ魔術を当てる」って方法だね。作業が地味で単調なこと以外は欠点がない。
~30分後~
《第五戦クリア。【火魔法の秘伝書Ⅴ】を獲得しました 》
······うん、めちゃくちゃ時間かかったよね。フォレストベアもそこそこタフだったのにそれより大幅にHP増えてるから大変だったよ。
んー······レアそうな詠唱魔術あるけど〈火属性強化:混沌Ⅱ〉と迷うなぁ。無詠唱の【真・竜魔法】に慣れ切ってるから詠唱ありの攻撃魔術を使う気しないんだよ。単なる高火力魔術なら『魔砲』で事足りるってのもね。
まぁ〈火属性強化:混沌Ⅱ〉 かな。
それにしても掲示板も試練の段階進んでくると情報少ないねー。
ちなみにヒバナさんやあるとりあさんは強化パッシブ目当てで2~4を周回したり、レアなの目当てで6,7,8を周回しているとフレンドメッセージで話していたし、父さんは持っている武術系スキルの試練を10段階ともクリアしてやると息巻いていた。(現時点で三種ほどは制覇しているとのこと)
ここら辺のおかしい人たちは別にしても、オリュンピアスが開放されて少し時間が経っているから攻略は結構進んでいるだろうし情報もっとあってもおかしくないんだけど、やけに少ないんだよね。
よっぽど後半の報酬テーブルに個人差があるのかな。
《火属性魔法の試練:第六戦。全てのオーガソルジャーを討伐せよ》
えっ。
フォレストベアと同等以上のステータスに同族と連携を取れるレベルの知能を兼ね備えたモンスターを複数出してくるのマジ!?しかもパワー・タフネスが持ち味のオスとスピード・テクニックが持ち味のメスの両方を混ぜたパーティとか殺意高いよ!
五戦目からいきなりアクセル踏みすぎじゃない?もうちょっとこう、いい感じの難易度調整してほしいんだけど。
かくなるうえはー······装備変更。
【サンドリヨン】出陣じゃー!
あ、ついでに防具もサイバーパンク風のやつに変えとこ。
「そぉい!」
ガギィン
【刃脚】のブレードがオーガソルジャー・シールダーが持つ大盾に突き刺さるが、貫通には至らない。ブレードに気が取られている隙にシールダーの腕や足を髪で斬り付け、シールダーをカバーしようとオーガソルジャー・ソードマンが振り下ろしてきた大剣を【魔力噴出】で躱し飛び上がる。
弾速と貫通力重視でチューニングした『魔弾』をそれぞれの目を狙って複数放つと、どのオーガソルジャーも思わずといった様子で目を庇う。そのワンアクションの間にボクは【魔力噴出】で急降下、オーガソルジャー・ランサーの片腕を髪で切り落とし、オーガソルジャー・フェンサーの腹を【刃脚】で突き刺しながら蹴り飛ばす。
「おっと」
石を投げてきたのはオーガソルジャー・アーチャー。······弓を使っていないどころか持ってすらいないのにアーチャーでいいの?
いや······飛び道具使ってるしアーチャーか。とりあえず遠距離持ちから潰そ。
「あ」
アーチャーを狙って放った炎の槍は籠手を装備していたオーガソルジャーが代わりに受けるが、付いた傷は瞬く間に治っていく。
あいつファイターじゃなくてモンクか。遠距離持ちと同じくらい、回復持ちは先に叩かないとめんどくさいんだよねぇ。かといってモンクは近接戦闘もそこそこイケるの厄介よ。モンクは自分以外への回復は多少スピードと効率が下がるのが救いだね。
うーん······まぁ、多少の出費は必要経費か。
インベントリから四つ『魔砲』の【封術石】を取り出して起動すると、巨大な四本の火柱がモンクとアーチャーを襲う。モンクが再びアーチャーを庇い、炎に焼かれながら自身への強化魔法や回復魔法で耐えるが、今の【封術石】には数万のMPを込めているため、火の勢いはすぐには衰えない。
モンクが動けばアーチャーが火に飲まれ、回復手段を持たないアーチャーはじきに焼け死ぬ。なのでモンクは動けない。前衛のソルジャー四体も回復がされるか分からない状況でこの炎の中を突っ切るのは躊躇うだろう。
つまり、今がモンクとアーチャーを仕留める絶好のチャンス。
翼と【魔力噴出】を併用して素早く空からモンクに接近し、火柱に気を取られているところを上から首チョンパ。隔てるものがなくなった火柱はそのままアーチャーを飲み込み、悪足搔きをする間もなく灰となる。
あとは前衛四体······フェンサーの刺し傷とかシールダーの切り傷治ってやがるなー。オーガは種族特性として自動治癒あるのマジでダルいね。
やはり急所ワンパン······急所ワンパンこそ最強の戦術。
さすがに四体固まってると急所を狙うのは難しいから、煙幕とかで連携を取れないようにしないとね。
「ほいっと」
ボムン!
ボク謹製の(毒)煙玉が炸裂し、辺りが紫色の煙で包まれる。これで普通の視覚では互いに見えない状態となる。
······ふむ、毒の影響を受けるのは覚悟の上で全員その場に留まると。まぁ至近距離なら姿見えるし、各個撃破されないためにはそれが最適解だ。
まだまだいくよー。
「ほいほいほいっ」
追加の煙玉をいくつか投げつつ、オーガソルジャー達の周りに『魔弾』と『魔槍』をいくつも撃ち込み攪乱を行う。
音と衝撃が入り乱れ、オーガソルジャー達が混乱し始めたところで、『魔弾』を直接当てたり髪で斬りつけたりすれば······よし、慌ててバラバラに動いた。
煙には普通の毒に加えて、五感を鈍化させるもの、方向感覚を乱すもの、精神を不安定にさせるものが含まれている。安全性を全く考えずに全て高純度のものを凝縮してこの煙玉を作ったため、身体が強靭なオーガソルジャー達にも効いたのだろう。
もちろん普通の人がこの煙吸ったらヤバいよ。しかも、凝縮し過ぎたせいでそこらの毒耐性装備や魔術的効果は貫通するし銃とか砲で撃ちだすことができないくらいには繊細になっちゃった。おまけに範囲もバカ広い。
うん······投擲するしかない、使用者をほぼ確実に巻き込む欠陥兵器だね。
【世界樹の加護】でそういう有害な薬品・毒物の一切を無効化するボクか、【饕餮】の【強靭な胃袋】で口に入れたものの影響を完全無効化する父さんくらいしかまともに扱えない代物である。
とりあえずオーガソルジャー達を分断できたからヨシ!
首チョンパの時間だオラァ!
《第六戦クリア。【火魔法の秘伝書Ⅵ】を獲得しました 》
ふぅ。勘が鋭い奴いたからそいつは首チョンパじゃなくて【砲腕】を眼球から頭部にぶち込んだけとにかくクリアー!
報酬は〈火属性強化:混沌Ⅲ〉を選択ぅ。
『······やっぱりスノウが魔術師名乗るのはちょっとアレよね。自認魔術師やめれる?』
「は?一向に魔術師だが?ボクのジョブ《混沌魔術師》ぞ?」
『だって戦闘スタイルがあまりにも······ねぇ』
『防御を全然考えてないバーサーカーなの』
『···スタイリッシュ蛮族』
『首ばっかり狙うダイナミック暗殺者なのです』
「勝つための最善策を行ったまでよ」
あと四戦!
Tips.試練中の封印について
試練の対象以外の武術系・魔術系スキルが封印され、武術系スキルが封印された場合はその封印されたスキルに該当する武具の装備も禁止される。が、魔導機械はどんな機能を持っていても、どんな構造でも「魔導機械」というカテゴリで分類されているため、武器装備禁止の対象外。「それ明らかに【格闘術】に対応してるよな?」と言われそうなサンドリヨンも「魔導機械だな、ヨシ!」ということで許された。
また、消費アイテムも普通に使える。




