真意
2日後の昼。
僕はお父さんとチャリオットの一騎打ちをすることになる。
「どちらかが、負けを認めるか、死ぬまで、勝負開始!」
そう謂われ、勝負が始まる。
僕達の勝負の舞台は、ドルチェの王都カリアから少し外れた丘のある湿地帯だ。
僕は青のチャリオット、お父さんは赤のチャリオットだ。
先に丘を占領できた方が有利(ゆうりになる。
足では、ベテランのお父さんに敵わない。
丘を取るのは絶望的だ。
しかし、
「丘はやるよ!タケル!お前は軍人の人生の厳しさを分かっていない!」
そう謂いお父さんの赤のチャリオットは、湿地帯から砲撃をする。
まず威嚇に僕の目の前に落ち、ひるんだ所を集中砲火する。
僕は祈った
「青の永遠」
「タケル。このままでは大破してしまいます。なんとか指示を。」
「青の永遠で、少し守っている。大砲は、後、何発くらいだろう?」
「そうですね。もう十発くらいは····」
攻撃が止む。
「分かった。砲撃が、切れそうなんだ、チャリオット····」
「青の永遠」
チャリオットはそう唱える。
僕達の砲撃は、お父さんのチャリオットに。もろに当たる。すると、お父さんの赤いチャリオットから声がする。
「タケル、私に勝つのはまだ早い。青の永遠は戦闘中に使いすぎると死ぬぞ。魂の念は、一生の間、有限だと覚えておけ」
お父さんのチャリオットは、なぜかすごい早さで、丘に登ってくる。
「あれは、アタルの念です」
とたんにチャリオットは、大破しかける。
僕はありったけの念をこめて、赤いチャリオットに二発、砲撃を食らわせる。
お互いのチャリオットは、戦闘不能になった。
「タケル、降りてこい!続きは、すもうだ。」




