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聖国へ
リトーナでの戦いが終わった次の日、私達はゆーなさんに乗り聖国マイナ・スワンを目指していた。
道中何度も、聖国の聖職者らしき人とすれ違ったが、皆私を見ると青い顔をしてその場を直ぐに立ち去っていった。
「それにしても失礼よね。」
何が?
「あの人達は私達のステータスを勝手に見てるのよ?」
へ?
「気づいてなかったの?」
うん、全く。
・・・なんで皆、私を見て青い顔になったんだろう?
「ユーナ・・・家名じゃない?」
幾ら何でも、それはないでしょ。
こんな話をしていると聖国の門の前に到着した。
「止まれ、貴様ら聖国に何をしに来た。」
えっと・・・。
「【修道女】に【農民】、変わった組み合わせだな?」
うん、確かにそうだね・・・。
「名前と旅の目的を聞こう。」
「私は、クラレアンス・リトーナ。彼女は友人のユーナ・N・オーエンです。」
カルティエさんは本名を名乗った。
「あのオーエンとリトーナだと?貴族の娘が護衛も付けずに2人だけで旅?さては、貴様ら偽物だな。貴族の名を騙るとは・・・。」
「失礼な方ですね。聖職者の方を連れてきて確認して下さい。」
カルティエさんは門番にそう言ったのであった。




