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一言で言うと「災難が降ってくる役回り」

「い、イツキ」


ゲームの中の架空世界…と言っても学校では普通に授業が行われていた。ゲーム内だったら勉強なんてしないんだろうなあー…と思っていたら大間違いだった。

流石私立のお嬢様、おぼっちゃま校。レベルが高くていらっしゃる…。


頭から湯気が上がりそうだが、ついて行けたのは元の世界でしっかり優等生をやっていたおかげだろう。

ホームルームのあと生徒たちが和気あいあいとしている中で、机に伏せっている頭の上に声は降ってきた。

見上げるともじもじと、頬を赤らめながらメグが机の側にいた。


「よ、よかったら、一緒に学校の中を歩いてまわらない…?」


恥ずかしそうに指を絡めてせわしなく目を泳がせている。

その手をがっしりと両手で握りこんだ。


「ぜひ!お願いします!!!!!」


地獄に仏とはまさにこのことだろう。

メグ、私にはあなたに後光が差して見える!!


「メグ~~~、この後のイベントとか全部拒否っちゃってもいいのかな!?ていうか拒否したい!」

「落ち着きなって、案内してまわりながらこのゲームのストーリーを大まかに教えてあげるつもりだし、他の…主要な配役の子たちにも話を通しておきたいから」

「メグ~~~~~」



天使!女神!あなたは私の救世主!

抱きついてもいいですか!



「じゃあ行こっか!」

「うん!」





〝「ムーン@ディスタンス」あらすじ

 親の仕事の関係で引っ越してきたこの街のとある学園に転入してきた主人公。裕福な家柄出身者が多く通う望月学園で、ギャップに戸惑いながら学園生活を謳歌していくのだが…。〟



「それでね、『ムーン@ディスタンス』って言うのは一応乙女ゲームなわけだから、学園のイケメン達から迫られるわけなのよ。主人公は複数のルートを好感度や

親密度を高めながら攻略していくっていう…」

「ねえ、それ全部拒否っちゃだめ?」

「…そもそも拒否なんて出来るの?」


メグが考え込むように腕を組む。


「私、今まで必要最低限しかテロップの表示に従ってないし…それに部屋に入ってきた時だって…」

「そうだ!どうやって制約を振り切ったの?!テロップやセリフや選択肢は基本原則として従うことしかできないのに!」

「え、えー?メグが言うところのバグだからなのかな」

「…私たちはゲームのシナリオに背く事が出来ないんだよなあ」


メグは私の目を覗き込むように見つめた。


「シナリオは絶対なの。私が…仮にあなたを痛めつける役回りだったら、容赦なくそれに従って実行するように…でも、もしも、イツキみたいにシナリオやセリフを無視したら…」

「まずい?」

「ゲームのシナリオ全体に歪みが…でるかもしれない。本当に本当のバグが出てきたら私たちの生活も…」


徐々に沈み込んでいく声色にイツキの方が申し訳なくなる。

人様の生活に迷惑をかけて平然としていられるほど自己中心的な自分ではない。


「気にしないで、何かあってからじゃ遅いもん。シナリオには私も忠実でいるようにするから」

「ごめんね」


あらすじの事をあらかた聞き終わると学園の敷地を一周していた。

しかしまだまだ、敷地内にある各建物や教室や施設を把握するまでにはまだまだまだまだ歩きまわらねばならないようだ。

さすが、お嬢様、御曹司の学園である。

金のつぎ込み方が違う。

こんなにぶっ飛んだ広さの敷地が都内にあっていいのだろうか。もしかして幼稚園から大学まで一貫した学校だったりするのだろうか。


「イツキ、これから会う子たちはシナリオの関係であなたに意地悪をしなくちゃいけない子もいるんだけど…顔は合わせても平気?」

「もちろん!相手の事を信頼できてた方が何をされても「シナリオ」だって思えるから」

「イツキのそういうところにみんな救われると思う」


天使のように無垢な笑顔に私の方こそ救われますよ…本当にこんな世界で一番に会ったのがあなたで良かった!




まず通されたのはグラウンドだった。


「たぶんこっちにいるはずなんだけど…」

「めぐる先輩~~!」


きゃあきゃあとはしゃいで子猫のように駆け寄ってきたのは3人の女子生徒だった。


「お話って何ですか?私たち久しぶりに先輩に会えてとーっても嬉しいんですよぉ!」

「ああ、そうだったね。久しぶりに〝私的〟に会えて私も嬉しい。かわりない?」


はい!と元気よく頷く声も仕草も輝きを放っている。

なんていうの?とってもきらきらして輝いて見えるのよね…。

メグはぐっと私の腰に手をまわして引き寄せた。

突然のことで「あっ」と声を漏らしてしまった。


「実はね、久々に深刻なエラーっていうか…ね、イレギュラーがおこっちゃったんだ」


3人が3人ともまじまじとメグに抱き寄せられるようにして立っている私を見つめた。


「この子…イツキって言うんだけど、配役がヒロインなのよ…」


ヒロイン、その一言が発せられた瞬間彼女たちの無邪気な顔がピシリと固まった。

恐る恐る、でも絶対に譲れないという口調でそのうちの一人が声を上げた。


「先輩、私たちの信条はヒロインとツルまない、慣れ合わない、近寄らない…んじゃなかったんですか?」


突然低くなった声のトーンに、背筋にひやりとしたものが通り抜けていく。

受けとめるめぐるの声も自然と冷たく低く聞こえた。


うわーーーー、女子って怖い!こんなに裏表変えられるんだ!



「そう、その通りなんだけど…イツキは明らかに〝主顔〟じゃないし、シナリオの事も配役の事も知らなかった。たまたま通りすがって助けちゃったんだから、最後まで付き合うのが筋じゃないかなって思うの」

「でも!私たちも先輩も、そのコのことをこれからシナリオに従ってひどい事をするんですよ?!」

「それは分かってる」


口を開いたのはめぐるではなく私の方だった。


「メグやあなた達がヒロインと近しい関係にならないって決めてるのは、役に徹せなくなるから、拳を振う時、画びょうを靴の中に入れる時、罪悪感にさいなまれてしまうから…違う?」


唇を引き結び、その子は目を逸らした。

それが肯定の意であると私は判断した。


「私は逆なの」


腰にまわっためぐるの体温を感じ取って、めぐるはきっと頷いてくれると思えたから口が開けた。


「何も知らない世界で意味のない暴力が私の身に降りかかってきたら…きっと怯えて、怖くなって誰の事も信じられなくなる。本当の世界でだっていじめられることは辛い事なのに…だから私はもしそれが全部決められた〝シナリオ〟だって思えたら、殴られてもひどい事をされても相手の事を信じられる…信じたいって思えるんだ」


「で、でもっ!」



なおも抗おうとする後輩は「いーじゃん!」というめぐるの明るい声に抑えこまれてしまった。

腰に回していた手を頭に回して引き寄せられた。


「ねっ、こういう子だったんだ。あたしも根負けしちゃった。いいでしょ?今回だけはさイツキの後ろ盾になってほしいんだ。イツキが私たち以外の別の奴らに危害を加えられたりしないように…ね」


彼女たちはまたピクリ、と反応した。


「…そういう事なら、こっちも対応を変えるしかないですね…〝私たち以外〟の〝奴ら〟がヒロインに〝危害を加える〟だなんて…それは許せない」


びっくりしてメグるの顔を見ると片目を瞑ってきた。


うわーーー、メグあなたって人は…!

よく人を操る術を心得てらっしゃる。


信頼がもともと篤いというのもあるだろうけれど…イレギュラーを認めさせるだなんて荒業をやってみせるのがいかに難しいかは私の想像を絶する。


「そんな事を許したら…私たち〝ヒール〟の沽券にかかわります…!」


ああ、そういう配役に徹する者としてのプライドってやっぱりあるんだね―…。

後輩ッ子たちが私の手をがっしと握って熱い視線を向けてきた。


「イツキ先輩!私たち、先輩の事好きになりそうです!っていうかもう好きです!めぐる先輩の目に狂いがあるはずないし私たちできるだけ同じ配役の子たちに話しを通しておきますねっ!」

「え、あ、ああ、ありがとう」


何だこの温度差。


「そうよ、その調子で話を広めて頂戴」

「これは…結構な大所帯になりそうですねー…。協定っていうか同盟っていうか」

「もういっそのこと〝イツキ親衛隊〟とか言う名前にしちゃわない?」

「あっ!ナイスアイディアです先輩!」


本人をそっちのけに勝手に話を進めるなああああ!

内心そう叫びだしたい気もするが悪い子たちではないので何も言えない!ヒロインってこんなに肩身の狭い役だったのですね!


「で、めぐる先輩はこのあと誰に会わせるつもりなんですか?」

「…学校案内してまわったらあいつらに会わせてみようと思う」

「えっ…!でもそんなことしたら、イベントが発生しちゃうんじゃ…」


めぐるは頭痛そうに頷いてため息をついた。


「でもね、最低でも深月先輩かかぐやに会わせておかないとね…あの二人だったら〝家まで送る〟イベントが発生するのよ…」


めぐるは心配そうに、そして少し心細そうにこちらを見る。


「イツキ、自分の家が分からないって言って駅の前のベンチで寝たって言うんだもん」

「イツキ先輩!そんなことしちゃだめです!」


大事なことを聞き逃した気がする…あの、あいつらってどなた?


「メグ、イベントが発生する人物って限られてるよね…極端に」

「うん、イケメンどもしかいないね」



やっぱりそうかーーーーーーーー………。



「あいつらは…顔がいいだけで災難の原因でしかないからね、あなた達、イツキをあいつらの毒牙に掛けたりするような事はしないでよ!」

「それは分かってますよ~」


にこにこしているのに、寒々しい気配が漂ってくるのは何故なのか聞きたい。


殺意でもあるんですかね。

その人たち殺されてもおかしくないだけの理由があるんですか?


結局そんなことを聞けるはずもなく後輩ッ子たちと笑顔で手を振って別れた。


「せんぱーい!何か困った事があったら親衛隊が黙ってないって脅して自衛してくださいねーーーっ!」


いつの間に正式に結成されたんだ親衛隊!

ありがたいのだけど、なんかトラブルの元になりそうで怖いんだよね…しっかりしてるからへまは踏まないと思うんだけど…別の意味で大丈夫かな。





「キャラの名前とかも、頭をかすめもしない感じ?」

「逆にメグの頭の中には知ってもいない人間のプロフィールが入ってたりするの?」

「それは…そうねそういう言い方を改めてされると気味が悪いけど、生れ付きそうだから息をするのと同じくらい自然かもね」

「かぐやさんと深月先輩って誰?」

「このゲームに出てくるイケメン7人組のうちの二人。言ってなかったけどこの学園幼稚園から大学まで揃ってるから、深月先輩みたいに大学生もいるの」

「大学生…」


嫌な予感と言うのは当たるモノだというセオリーをどこかで聞いたことがあるような気がする。

大学生と言われた時にまず真っ先に思い浮かんだのは階段でぶつかって絵具をぶちまけたあの胸騒ぎのする残念なイケメンだ。

恐る恐る訊く。


「ね、ねえメグ?…深月先輩って、まさか、まさか絵なんて描いてたりしないよね?」

「あれ?何で分かったの?深月先輩って中等部と高等部の美術部の面倒見てるんだ。あの人絵だけは上手いのよね」


あえて顔について触れないのが頬をひきつらせる要因になる。


「そっかあ、かぐやは同学年の野球やってる奴で…悪い奴ではないんだけどね、その…あいつは誰にでも優しいから常に配役に関係なく恋してる子がひっついてて厄介なのよ」


他の子は、と訊こうとしたのだが絶対零度の凍てついた視線とかち合って慌てて口をつぐんだ。

今は余計なことを知る必要はない、と無言で訴えられた気がして少し怖かった。


「あ、それからねイツキ覚えておいてほしい事がいくつかあるのよ」

「なあに」

「飛んできたボールはよけない、ぶつかってきても人はよけない、何かあったらとりあえず人を頼る」

「…最後の一言だけまともに聞こえる…」

「これはヒロインの性なのよ、仕方がないって諦めてちょうだい」

「いやー、分かんない条件反射で何するか分かんないもん」

「いいのいいの、突っ立ってれば吸い寄せられるように物が飛んでくるから」



何それ怖い!



「まあ、穏便にいくなら深月先輩なんだけど、あたしあの人にイツキを近づけたくないのよねー、1ミリたりとも」


何その言い方!深月先輩に会うの超を通り越して不安しかないんだけど!

メグ?その生理的に物が受け付けられないみたいな顔止めてくれる?あなたの顔って結構整ってるから機嫌が悪いと顔にもろに出て結構迫力あるのよ。ほら、すれちがってる子たちが怯えてるでしょ!



「うん、決めた。かぐやのとこに行こう!深月先輩でもいいけど個人的にやっぱムリ!」

「……うん、メグが言うなら…かぐやさんのところでいいよ」

「あ、あいつにさんづけとかしなくていいよ。するだけ無駄」





グラウンドに出ると部活をしている生徒達が目に入ってきた。

それはゲームの背景だとかモブの集まりではなく、本当に学校の生徒たちが楽しそうに部活をしているようにしか見えなかった。

それを見てなんだか妙にほっとしたのが自分でも意外だった。

きょろきょろとグラウンドを見回す私をめぐるは少し複雑そうな顔をしながらも見守っていた。

そしてすっと一歩引いた気配に振り返った時には脳天を何かが直撃していた。



痛った!痛っっっった!!!!!



痛みに呻くよりもうずくまる方が早く、めぐるが申し訳なさそうに、でもあまりの痛がりように心配しながら近寄って頭を撫でてくれた。


「ごめんね~、分かってたんだけどこれもイベントの内だから止められないの」


あなたは女神で天使で菩薩ですが情け容赦もない人です……いま身を持って理解した気がする。


涙目で脳天を直撃した忌まわしい物を見ると、野球の硬式ボールだった。


硬式!硬式のボールが脳天直撃したの?!

血い出てないよね?!めっちゃ痛い!

痛みに気を取られている間に、テロップとBGMが表示されるのが視界に入り目を見張る。

本当にこれがイベントだったんだ!



〝「ごめん!いま飛んで行ったボール当たったよな?!」〟



駆け寄っていたのは野球部員の男子だった。

顔をよく見ようと思ってうずくまってうつむけていた顔を持ち上げた。



〝「大丈夫…じゃ、ないよな。すっげえ痛そう」〟



男子がしゃがみこんでボールの直撃した脳天を撫でた。

撫でられた瞬間、恐怖にも似た鳥肌が立った。

寒い!ごめんすごい優しくしてもらった分際だけどすっごい鳥肌立って寒い!

二重まぶたのぱっちりとした凛々しい瞳に日焼けした肌、座っていても分かる身長差とプロポーションの良さ。

モデルをしていてもおかしくは無いぶっ飛んだイケメンはさらに言葉を続けた。



〝「おれが取りこぼした球だったんだ、ほんと悪い。とりあえず保健室行って氷もらわなきゃな」〟



彼が顔を覗き込むように覗ってくる。

選択肢が現れる。



〝「お前顔色悪いけど、あるけそう?」


>「大丈夫、大したことないから」

>「ちょっと無理かも…」        〟



恐る恐る、「ちょっと無理かも」を選択した。

だって本当にくらくらして気分悪いんだもん。ボール取りこぼしたっていうんならあんたのせいでしょ、くだらない遠慮なんてするだけ無駄。

と、思った瞬間体が宙に浮いた。


え、何で?


視界の端に、あちゃー、と言う顔をしためぐるが映った。

何その顔。

というか、何この状況!

膝の裏と背中に腕を回されて軽く拘束されてるんですけどこれはもしや…世にいうお姫様だっこと言う奴なんですか…?


気付いた瞬間体が沸騰するんじゃないかっていうくらいカッと熱くなった。


「や、止めて!そんな大げさなことじゃないから!」


上ずった声で抗う。

お、お姫様だっこなんて本当にする人いるんだ!都市伝説だと思ってたよ!私ブスだし重いし絵にならないし、こういうのってもっと可愛らしいお似合いの子にするべきなんじゃない?!ヒロインとかさ!

…そう言えば私がヒロインでしたねーーー…。穴があったら入りたい…。


「ホントに大げさすぎる!気分悪くたって根性で歩くからおねがいだから降ろして!目立ちたくない!」

「…なあお前よくしゃべるな。大抵の子は黙り込んで大人しく運ばれてくれるんだけど俺ってそんなに気に障ることしたか?」

「そ、そそそそそそういう問題じゃなくてですね!お姫様だっこっていうのが選択肢としておかしいと思う!荷物担ぎで十分です私なんて!」


ムキになって言葉を返す私に彼はぷっと吹き出した。


「な、何で笑うの?!」


私を抱きかかえたまま彼はとうとう大声で笑いはじめた。


「いや、だってさ…」


まだ笑いが収まらないのか。笑うたびに私の体も揺れるので抱っこされた分際ですが大変居心地が悪うございます。


「顔真っ赤にして、そんなあからさまに照れ隠しみたいな事言って…荷物担ぎで十分とか…ほんと、お前面白すぎ!」

「わ、笑いたきゃ笑えばいい!でも降ろして!今すぐ降ろして!」


彼は私をお姫様だっこから背中に背負い直した。


「なんで?だってほんとに顔色悪い奴を歩かせるわけないだろう。…で?お前名前は?」


背中を振り向くように顔を向けられると、凛々しい瞳が至近距離にきて、思わずどきっと心臓が跳びはねた。


「…イツキ」

「そっか、イツキね。俺は沖口かぐや、よろしくな」


さて、不定期に更新しているにもかかわらず

読んでくださている方、評価してくださった方、お気に入り小説に登録してくださった方、ほんっっっっとうにありがとうございますーーーー!!!

励みになるを通り越して、ありがたすぎて自分もっとがんばります!

そしてイツキちゃんが走りまわってくれることでしょう!


読んでくださってありがとうございます!

次話も乞うご期待☆

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