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地球裏の世界事情  作者: 龍刀
またまた学院~転生篇~
54/55

第二位

筆が筆が進む進む♪

てなわけで、テスト期間中にも関わらず、10分の休憩を全て執筆に費やして書きました( ✧Д✧) カッ!!

それでは、よろしくお願いします(`_´)ゞ

sideレイニファ


私達は今、鰐に跨り大鷹を連れた魔族と対峙している



『ふふ…寝起きだったし久しぶりだからお外に出て来たけど、あまり歓迎されてないわね。ん〜?250年前の時は神格化されてたはずなんだけどね〜。お姉様(バアル)にでも聞こうかしら?』

何か発音しているが、何を言っているのかわからない

所々聞いたことのある感じだから神聖語かしら?



「悪しき魔族よ!ここから先は通さない!大人しく投降しろ!」

SSランクの……誰かしらね?

わかってないわ…何で魔族に対して彼処まで高圧的になれるのよ…



「あらぁ?なんだ…貴方達、あの低級の魔族と勘違いしてるのね。ったく…面倒ったらありゃしない…。私…寝起きなのにねぇ!!」

っ⁉目の前に黒の…目に見えるほどの魔方陣が展開された



「ふふふふふ…消し飛ばしてア☆ゲ☆ル☆」

黒の魔方陣から黒い甲羅の尻尾が蛇の陸亀が出てきた

あれは⁉文献で見たことのある!!極東の土地神⁉



「うふふふふ…《玄武滅砲(ケシツクセ)》」

土地神の亀の頭と蛇の頭が口を開く

黒い魔力?が収束する



「聖なる御霊!!我に守護あれ!!《擬似神盾(アイギスレプリカ)》」

私は咄嗟に神霊魔法を使う

黒い魔力?が発射された



カッ……ズンッ!!ガガガガガガガガガガガ!!!!バキバキバキバキ!!!!



「な…んて…威力……メ…ルト…大…丈夫…?」

危なすぎる…今にも意識が飛びそうだ



「ええ、貴方が防いでくれてるから大丈夫よ。貴方こそ危ないでしょう?これが収まったら斬りかかるから援護よろしくね?」

背中を摩りながら魔力をわけてくれる



「ふ……もう終わるわね」

段々と威力も小さくなってきた



「いくよ!!!!」

メルトが大剣 《プロミネンス》を振り上げ、振りおろした



ガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!!



大地を融かして紅い斬撃がとぶ



「ふふ…無駄よ…」

魔族は右手を振り、斬撃を相殺した



「嘘っ!?」

あれは魔王でも切り刻んだ技なのに!?



「ふふっ♪ヒトはこんなに進化したんだ♪」

楽しそうな声を出した

そして、私達以外のSSランカーが吹っ飛ばされた

しかし、彼の高名な《偉大なる大翼》所属の《偉大なる竜頭》は無事だった

しかし何か叫んでいる



「やっぱりファルはまだ来てないか!?…チッ、どうにかして耐えるしかないのか…」

3Sランカーのアルバート=グレーリアさんだ

どうやらパーティメンバーが来てないらしい



「しょうがないじゃろ?私だって転移で来たんじゃ、使えない(使いたくない)ファルはおそらくメレあたりに連れてきてもらうじゃろうよ」

あの人はパーティリーダーでありギルド長であり学院長でもあるカラニナ・セラエルね



「おぉ…そちらにも強いのが居たか…」

魔族が感心したようにうんうんと頷いている



「だ・け・ど、もう終わりね☆」

魔族の跨る鰐が口を開いた



カチカチカチカチカチカチカチカチ

ビューーーーン



「寒いっ!?まさか温度が下がってる!?」

ドンドンと温度が下がってきたのだ‼



「ふふふふふ…今度こそ滅びなさい?《極寒地獄(コゴエロ)》」

…世界が凍りついた

全員顔以外を氷で覆われた

なんとか体内で火種を作ることで皆耐えているみたいだ



「さあ…トドメね♪」

大鷹が空高く飛び、見えないところまで行く



「《疾風迅雷(ヨリハヤク)》」

青と碧の光を纏った大鷹がかなりのスピードで落ちてきた



「はっ!?メルぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」

そいつは地をスレスレで飛び、まずはメルトの元へ突撃していった

思わず、目を瞑ってしまった



「やれやれ…思った以上に過激だなァ…オイ…。っと、大丈夫っぽいですね…メルさん?」

メルトの前には学生らしき少年とその少年に掴まれてる何故か光を失った大鷹だった…



side out


sideファリアール



「チッ…もう既に出てやがる…」

ギルドは空っぽで周りでは冒険者達が逃げ遅れた人達を誘導している



「…ん?はぁ…メレ、悪いが学院戻っておいてくれ。こっから先は俺がやる…」

メレを撫でてメレから降りる



「ん…無茶はダメ?」

小さく首を傾げて上目遣いで見上げるメレ



「ああ、わかってるよ…《探知転移(サガシトベ)》」

俺は大きな魔力のもつ存在を探知してそこへとんだ



「ん?メルさん?チッ…危ねぇな」

メルさんが氷漬けで何故か居て、蒼と碧の雷を纏う大鷹が突撃するところだった



「やれやれ…思った以上に過激だなァ…オイ…。っと、大丈夫っぽいですね…メルさん?」

そう言い俺は《捕食》と《力馬鹿(パワーバカ)》を使用して投げ返す



『起きろ、バアル姉』

陽月花を取り出して右自然体となる



『うにゃ…?着いたか?』

少しお寝ボケしてらっしゃるよお姉様



『アガレスはなぁ…うんしょ…と、未来視できて全ての言語を使用可能だ。未来視してなお覆せない技なら勝てるぞ』

お姉様…何故に胸の谷間から出したんだ…

つーか、マニュアルって…



「うーん?何で死んでないのかなぁ〜。あーの少年かな〜?…っ!!!!!!何なの⁉その膨大な魔力は⁉これじゃまるでお姉様(バアル)じゃないの⁉…くそっ‼『虚実の世界へ《悪魔空間(マイルーム)》!!!!!!』

嬉しいねぇ〜自らマイルーム使ってくれるとか



「ふふふふふ…ここなら私は負けない。お仕置きをしてあげるわ☆」

そう言い右手をかざしていた



「《殲滅砲(キエサレ)》」

黒と赤のレーザーが俺に向かって放たれた



「《透明化(カクレンボ)》」

バアルの能力による透明化で姿を消す



「それは!!!!!!バアルの!?」

驚いているが、気にしない



「《稲妻(ヤグルシ)》と《(マイムール)》をこの手に」

バアル姉の武器を左手に召喚する

マイムールにヤグルシを纏わせている



「終わりにしよう…《矛神鳴波(ツラヌキウバエ)》」

マイムールを覆うくらいのヤグルシを纏い投げる



バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリィ



「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

《矛神鳴波》がアガレスの魔力を奪う



「ふん…どうだアガレス?私の契約者様は?」

バアル姉が出てきて胸を張っている



「ハァハァハァハァ…まさか…バアルと契約…してるだなんて…誰も…思わないわ…よ…」

アガレスは息絶え絶えだ



「俺の名はファリアール=グレーリアだ。よろしくな?」

そう言って右手を差し出す



「ええ…よろしくお願いしますわ。それと…私とも契約してくれますの?」

急にしおらしく?なったのかな?

上目遣いで右手を握ってくる



「ああ、こっちからお願いしたいとこだよ。『我が名はファリアール。真名は闘無。隠名は刀夢。汝、アガレスに聞く。汝、共に生きるか?』」

右手でアガレスを引っ張り上げながら契約言を紡ぐ



『是。我、アガレス=セカンド。汝、ファリアールに仕え、汝と共に生きよう』

アガレスが立ち上がり、契約言を続ける



『『汝に祝福あれ』』

2人で契約言を完成させる

アガレスの右手には五芒星が、俺の左手には新たに契約陣が…こう…汚くならないよう再構築して顕れた



「バアル姉みたく武具造ってそこに契約陣移動させるからね。また造る時でいいから、何か使える、かつアガレスに所縁のある素材を提供よろしくね?」

バアル姉の時は蜘蛛の糸だった

アガレスは何になるだろうか…



「ええ、わかりましたわ。…それと…先程から思っていたのですが…何故バアル姉とお呼びに?」

そこって気にするんだ…



「ん…理由…何でだっけ?」

そう言って後ろを向く



「うん?あぁ、それは確か契約時のファルの歳がまだ5歳くらいだったし、一度弟というのがどういうものかと知りたかったからな。私が頼んだぞ?」

そうだったのか…10年前の話なんて殆ど画像としてでしか覚えてないわ



「なるほど!ならば私もアガレス姉とお呼びになってくださいまし!!」

目を輝かせて手を握ってきた



「アガレス姉とか言いづらくないか、ファル?」

やれやれという風に呆れてらっしゃるお姉様



「ん〜?ならアス姉とかでいいんじゃないかな?」

実に安直な考えだ



「おぉ…いいのですか!!ありがとうございます‼」

凄く喜んでらっしゃるようで何より



「さあ、そろそろ帰らないと義父さんと義母さんと義姉さんに怒られそうだね。とりあえず、精霊として説明するから、擬態よろしくね?」

バアル姉の時と同じ方法でいく

つーか、そうしないと大変だ

国家機密の文献に残ってるレベルで尚且つ何体かは地名になってるしね…72体の悪魔達は…



『現世へ繋げ、悪魔門(イビルゲート)

アス姉が悪魔門を開きその中を三人で歩いて出ていった

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