想われ人トウム
すいません投稿遅れましたm(_ _)m
リアルが忙しく投稿が以前より遅くなる場合がございますがご了承ください。
ついに二章が終わります!!
次回からは第三章へ移らさせていただきます
よろしくお願いします(=^ェ^=)
これは、闘技大会中に起きたトウムの気を引こう作戦の一部である
sideトウム
お風呂入浴中…
「はぁ〜生き返る〜」
俺はエコーを響かせながら大浴場で泳いでいた
※お風呂で泳いではいけません
すると、脱衣場に気配を感じた
だが、特に気にする必要もないと思い(貸切だったが、日本にいる時の考えで別の客が来たと考えていた)
すると…扉がガラガラガラと開き…アリス、リルン、カーリ、リーナが入ってきた
「「「「お背中流させていただきます。トウム様…」」」」
四人とも顔を赤らめているが、それならどうして入ってきたのだろうか…?
「うん?流してくれるのか?それなら頼む」
そういい風呂から上がり椅子に座る
その後、皆で風呂に入って、ベットで川の字で寝た
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「…ダメでしたね。やはりトウム様はどうやら普通の男性とは違った…いや、身内だから別にいいだろ的な考えだったはずです。買っていただいた際も何もされませんでしたし…」
「たしか…私達は、偶々買い物をしていたらオークションやっててその場にいる奴等が気に入らなかった…と言われてましたわね」
「うーん…私は死ぬまで側に置いててくれるに一票!!…勘だけど…ね…」
「そうよね〜私の色仕掛けに引っかからない…だけど、妻はたくさんいる…ただ鈍いだけじゃないの?よくキョトンとしてらっしゃるしね」
「リルン、カーリ、リーナ。次の案を考えましょう!!」
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sideトウム
街のすぐそばの丘でローシャ達にアリス達と昼寝していた
その日は全員がくっついていたので、途中暑くて目が覚めた……
まあ、疲れはとれたからよしとしよう
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「やはり、ダメでしたね…」
「次は最終手段で…」
「いや、まだ早いのでは…」
「いえ、此処はもうより大胆に…寧ろ告白の勢いで…」
四人は固まって内緒話を続ける
集中するあまり近づくローシャに気づかない
「あら?貴方達もトウム様の事が好きなのね」
にっこりと微笑ましいような光景を見ている目でローシャは突然話しかける
「ふぇ⁉」「えっ?」「うにゃ⁉」「ぅん?」
四人は驚いてフリーズする
「わわわわわ…お…奥様…えええーと…」
アリスはなんかもう壊れている
「別に怒ろうって訳じゃないわよ?只先輩としての助言ね?あの人はちゃんと想いを伝えないと全くもって気づかないわ。実際それとなく聞いてみたけれども、自分は醜いと思ってらっしゃるのよ…全然類稀な超絶な美形なんだけれどね…だから想いをぶつけなさい。あの人は魅力的だからいくら妻が増えようとも私達は皆気にしないわ。それに、貴方達はとても可愛いのだから…頑張りなさい…ね?」
途中から軽く愚痴が混ざっているのはしょうがないだろう
「「「「はいっ!!」」」」
その後…四人は告白した…
そして…トウムは受け入れたが…内心焦っていた…
何故自分にこんなにも良い人達が好いてくれているのか…
その答えは、未だトウムには明かされず……落ち着いた時期に漸く明かされるが、それはまだ遠い遠い未来のお話…
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「皆様、この度トウム様の使い魔になりました…白龍族のミストと…」
「娘のミリルでございます」
ミストとミリルはアリス達の目の前に降り、絶句している所に加えて人化をし、何故驚いているのかわからないまま自分の身分を明かす
しかし、トウムの名前によりあっ、成る程と納得してしまうアリス達もアリス達である
「主より伝言です。“俺は故郷へ帰る。此方へ来たいのならばミストに連れて来てもらえ”とのことです。どうされますか?」
途中、トウムの声真似をする所が何ともお茶目だが、真顔で言われると反応に困るのだろう
微妙な顔をしている四人は少し固まってから
「行きます。よろしくお願いします」
「私も行かせてもらいます。どうぞよろしくお願いしますわ」
「考える必要、ありません!!行きたいです!!」
「ふふ、当然よね〜行くわよ」
皆笑顔で返事する
「そうですか。ならば皆様私達にお掴まりください。一気に行きます」
そういい全員が掴まったのを確認したミストは光に包まれセカンドのトウム宅まで転送された
そこでトウムの事情をローシャに教えられがっかりしたものの、次会う時のために不老薬を飲み、トウムの子に混ざって修行をして過ごした
これでひとまず、アリス達の作戦は成功として収められた
トウムを想う人は今日もその想いを糧に生活を続けている




