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村のサイレン  作者: シロクロ


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1/7

前編・教えて……私はどうなったの……?

深山村には一年に一度死者と成り代わると言われる風習があり、その時期には必ずサイレンが鳴り、一定期間、夜の日は外に出ては駄目と言われてる


ただ、私はそんな風習は信じてないから、普通に外に出ていた。時折すれ違う人間に挨拶しては近くのコンビニに寄っては帰るを繰り返していた


勿論、今ではそんな風習は無く、普通に外出も出来るけどサイレンは鳴る。ただ、何処で鳴ってるかは良く分かってない


それでも、サイレンはある日の一時に流れる。それを聞いて私はアイスを食べながら家へと帰る


「全く……こんな時間まで……何処に行ってるのよ」


「別にぃ」


それだけ答えてお母さんとスレ違い自分の部屋に。ただ外は慌ただしくしていたのを見て何時もと違う感じがしたけど……気にせずにしていた


だけど、インターホンが鳴るとお母さんが出ていて慌てて


「出掛けてくるから!」


そう言って家から出ていく。私は首を傾げながらも部屋に戻ってその日は終わった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


3日前から深見楼さんが行方不明になりました。年齢は──です。服装は軽装のワンピースで現在捜索中


見つけた人、目撃した人、情報提供をお願いします


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


背伸びをして欠伸をしながら起き上がった。そのまま寝てしまったのか汗ばんだ服を軽く叩きながら外を見るとまだ忙しくしていて、下に降りるとお母さんはまだ帰ってきてないみたい……


そのまま冷蔵庫の扉を開けて私はテレビをの方を見たけど、飲み物を飲んでからそのまま外へと。友達と遊ぶ為だった


ただ、友達の家に行くと友達は居なく、名前を呼ぶ声がしていた。私は近くの人に聞こうとしたが、忙しいのか話し掛けずらく、そのままになってしまう


やる事も無くブラブルと歩いた。手に紐を絡めたラジカセの音を流しながら山奥へと向かった


やっぱり安心するし、1人しか居ないのがつまらないだけだった


ただやっぱり気が付けば外は暗く、サイレンの音が鈍く音が響いていて


「この時期ね……」


そう呟いて私は下を見てから、ラジオを手に下へと投げ捨てて踵を返して家へと帰った

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