新しい冒険とステータス確認
「ここが始まりの街か。思ってた以上に広いなここ。」
初ログインして眼前に広がる光景は、普段の現代社会でなんか到底お目にかかれない、中世ヨーロッパをモチーフとしたような、レトロで、新たな冒険が始まったと感じるものであった。
「このゲームはチュートリアルも何もなくて本当にプレイヤーの自由に冒険できるのか。」
とりあえずゲームを始めたらまずは、ステータスを確認するか。
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│ 【 SYSTEM STATUS WINDOW 】 │
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│ PLAYER NAME : レイ │
│ RACE : ヒューマン │
│ JOB : 鍛冶師 Lv.1 [ 0 / 50 ] │
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│ [ VITALS ] │
│ HP : 50 / 50 │
│ MP : 20 / 20 │
│ STM : 30 / 30 │
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│ [ PARAMETERS ] (Job Base Status) │
│ STR : 18 │
│ VIT : 15 │
│ AGI : 6 │
│ DEX : 18 │
│ INT : 5 │
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│ [ ACQUIRED SKILLS ] │
│ ・【鍛冶 Lv.1】 ・【鉱石鑑定 Lv.1】 │
│ ・【道具習熟 Lv.1】 │
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│ [ SPECIAL EQUIPMENT ] │
│ ・初心者用スミスハンマー │
│ ・クロノス社第2回当選記念【ギフトボックス】│
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やはり事前情報通り、職業ごとにステータスは固定されてるのか。
ここから各々好きなようにステ振りすることで、自分オリジナルのカスタマイズができるっと。
しかもそれが職業ツリーにつながるし、まだまだ未発見の職業があるって、最高かよ!!!!
「まずは街をグルっと回ったあとに、冒険者ギルドに登録してクエスト受けるか。レベルも1で無一文だしまだ鍛冶師(笑)だからなぁ。てか、この装備にある当選記念【???】ってなんだ?。とりあえずタップしてテキストを見るかぁ。」
【クロノス社の特製ギフトボックス】
472万分の25万を引き当てた幸運なプレイヤーへ贈られる謎の箱。
重厚な金属の表面には、ただ一言**『あなたの自由な選択を期待する』**とだけ刻まれている。
開封するには、何らかの「条件」を満たす必要があるようだ。
「あれ?裏面になんかついてるぞこれ」
【メッセージカード】
「倍率19倍を勝ち抜いた貴方へ!」という運営のテンション高めなカード。
カード曰く中身はプレイヤーの【初期職業】や【行動】によって変化するらしい。
「カタカタと中で何かが蠢いている気がするが……気のせいだろう、たぶん。とりあえず始まりの街を回るか。今はまだ開けられないっぽいし...」
まずはギルド....というところだが、チュートリアルもないんだしせっかくならのんびりしてこうと考え、ギルド周辺を最終目的地として、ルーメンの街を巡ることにした。
「始まりの街って言っても普通に広いし、鍛冶職人とかいるんじゃないかなぁ。てか紘汰のID検索してフレンド申請しとこう。」
フレンド申請をしながら歩きギルド街から少し離れ、武器や防具が売っている、いかにも職人の巣窟です...みたいなところに着いた。とりあえず一番大きな工房『鉄槌の獅子亭』の暖簾をくぐってみた。
工房の中は、熱気と汗の匂いで充満していた。
そして奥で巨大なハンマーを振るっていたのは、丸太のような腕をしたドワーフの男だった。
バルドはハンマーの手を止め、チラリとレイを見た。
「あぁ? お前さん何しに来たんだ。」
「あっ、街の散策がてら一番大きな工房が目に映ったんでだったんでちょっと様子見を....」
「ちっ、客じゃないのかよ。今日は無一文なひよっこたちがやけに武器を求めに来るから用がないならとっととかえんな。」
プレイヤーの自由に動ける、その利点を活かすなら今しかないと考えた俺は、とっさに思いついた言葉でILO人生の第一NPC...いや、第一村人のドワーフの職人さんに話しかける。
「あの、自分鍛冶師目指してて、まだ右も左もわかんないんで弟子にしてください!!!」
ドワーフは少し考えてから、おもむろに口を開いた。
「熱意に満ち溢れてるのはいいがよぉ、そもそも初対面で名前も知らないやつを弟子にする気はねえよ。」
『あっ......やってしまったー。そういや俺このドワーフの人の名前すら知らないのになんで弟子にしてもらえると思ったんだろう。アホすぎて自分が情けなく思えてきたぞ。もう勢いで言ってしまったものはしょうがない。このまま勢いで押し切ってやる。』
「俺の名前はレイです。ドワーフさんのお名前はなんですか!あと弟子にしてください!!!」
「俺の名前はバルドだ。あと、弟子は募集してない。」
「そこをなんとか、立派な鍛冶師になりたいんです。この街で一番大きなバルドさんのご指導をいただけるなら、雑用でもなんでもします!!!」
「なんでもするか...今まで弟子入りしようとするやつはたくさんいたが、そんなに熱意があるやつは初めてだ。いいぜ、弟子にしてやるよ。だがすぐにはハンマーを握って五体満足に鍛冶ができると思うなよ。」
「ありがとうございます!!!!!!!」
『やったーーーー。弟子入りできちゃった。まあ雑用って言ってもそんな難しくないだろ。とりあえずは方向が見えたし、このままILOを楽しむぜ!!!』
このときの俺はまさかこの選択が夢の生産職ライフを変えるとは全く思っていなかった。
モチベはあるけど時間が足りない.....
次からステータスは枠組み省略します。
PV数がモチベになる!!!




