表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最狂の《傀儡師》は心がない  作者: ノロヰネコ
七つの大罪・暴食
4/4

マイヤー家

ムーランティス王国


そこでは、緊急会議が行われていた。

「タイガークローの失踪事件……恐らくだが七つの大罪の誰かが関わってると見た」

机を大きく叩く音が鳴り響いた。

「あいつらはあんなもんじゃない!1パーティだけですまないことはわかってるだろ!?」

「いや……でも近くで《暴食》が出現したと……」

「それでもだ!お前は七つの大罪の恐ろしさを何も分かってない!」

貴族たちの会議はどれも行ったり来たりしていた。

「王様…このままでは会議が実行できなく…」

側近が身内をしたが、国王はどうしたものかと頭を抱えていた。

父が国王の時に七つの大罪が裏切り、息子の自分はよくわかってない。

その時、ある男が手を挙げた。

「それならば………私に任せてください」

「あれは……マイヤー家!?」

他の貴族たちがあたふたするのも当然。

なぜなら、マイヤー家は別名・暗殺貴族。

暗殺を生業とする特別貴族だ。

「そうです。私の妹を、差し向けましょう。アレは歴代でも屈指の逸材ですから…」

「おぉ!それならば七つの大罪といえど……」

「ただし、特別な教育をするため後2年はかかるでしょう」

「なに!?」

「当たり前ですよ。七つの大罪は恐ろしく強いでしょう。なら、今の彼女だけじゃ足元にも及ばないでしょうし、教育が必要なのは当然です。しかしご安心を。このハイヤー・マイヤーが最強の暗殺者を作り上げるので…しばらくお待ちを」

その言葉は、その場にいる貴族の誰よりもハイヤーにとって安心を与えた。

幼少期から殺しの術を教わってきたハイヤー。しかし、誰よりも彼の妹は才能があった。

実力はハイヤーの方が上だが、いつ超えるか分からない。超えるとしたら、七つの大罪の暗殺に成功した時だろう。

ハイヤーにとって、家族とは一族の利益になるかで判断している。

だからこそ、ハイヤーが七つの大罪を暗殺できるほどの暗殺者を作り上げたら一族にとって利益になる。

そして、ハイヤーは誰よりも情報通だ。

この事件の犯人は本気を出せばすぐに分かるがそれをしない。

理由は簡単だ。眼中に無いからだ。

この事件よりも、七つの大罪を始末する暗殺者を作り上げる事に、重点を置いた。

それがハイヤーの思惑だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ