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条件反射からのいらっしゃいませー!
ある日。
他店のコンビニで買う商品を選んでいたとき。
あの独特な「ピンポーン」という入店音が耳に飛び込んできました。
条件反射が脳を乗っ取り、バイト先で染み付いた癖が全開に。
喉の奥から、まるで店長に監視されてるかのように大声で、
「いらっしゃいませーッ!」
と叫んでしまいました。
自分が客であることを一瞬で忘却したこの衝撃の瞬間、店内は微妙な静寂に包まれました。
レジにいた店員さんがこちらをチラリと見て、口元を押さえて肩を小刻みに震わせています。
明らかに「何だこの人」という表情で、笑みを隠しきれない様子です。
死ぬほど恥ずかしくて、顔から火が出るどころか全身がオーブン状態。
「あ、えっと……すみません、癖で……」
と慌てて弁解するも、声が裏返って余計に痛い。
店員さんの笑顔がさらに優しくなり、優しさが逆にナイフのように刺さります。
監視カメラが「この人の黒歴史、永久保存決定」と録画している気がしてきました。
次に同じ音を聞いたら、絶対に口を手で塞いでおくと心に誓いつつ、そそくさと退店しました……。




