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ルービックキューブに転生した俺、六色で世界を救う  作者: しばえだぬ
最終章

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10/12

第九話 帰還

霧の谷での戦いから数週間。俺は、悠真のポケットで揺られながら、クロウのステッカー破片のビジョンを考えてた。「全て揃える者」って、俺たちだよな。シャドウキューブを倒し、六色の魂を揃える。それが俺の転生の意味…だろ?

「なあ、悠真。俺、なんかデカいことやれそうな気がしてきた。」

「ハハ、キューブ、急に主人公っぽいな。ま、俺も乗るぜ。」

悠真のニヤリ顔に、俺も気合いが入る。

その夜、いつものように悠真が俺を回してると、ステッカーがバチッと光った。ミオのテレパシーが飛び込んでくる。

「タカシ!悠真!超緊急!色宮殿がシャドウキューブに占領されたの!」

「…ミオ、また大袈裟だろ!でも、ヤバそうだな!」

レイの声も響く。

「新入り、霧の谷の借り、返すぜ。色宮殿で決着だ!」

光が溢れ、俺たちはキューブ界へ。虹色に輝く色宮殿は、黒い霧に覆われ、クリスタルキューブたちが逃げ惑ってる。

「タカシ!アタシのキラキラ、こんな暗いと映えないよ!」

ミオがスリスリ攻撃。

「…やめろ、くすぐってえ!で、シャドウキューブはどこだ!?」

レイが静かに言う。


「宮殿の最奥。クロウの祭壇を狙ってる。行くぞ。」

レイの声に、クロウのステッカー破片が微かに光った。なんか、こっからが本番だ。

色宮殿の内部は、黒い霧で視界が悪い。浮かぶキューブたちが色を失い、ただのプラスチックになって落ちていく。ミオが「キラキラが…!」と震え、俺の六色もザワつく。

「レイ、クロウの祭壇って何だよ。話せ。」

レイ、霧を見つめながらポツリ。

「…クロウは、キューブ界の最初の六色キューブだった。祭壇は、六色の魂を繋ぐ場所。あそこを壊されたら、キューブ界の色は全部消える。」

「…マジかよ。それ、守るしかねえ!」

悠真が拳を握る。

「キューブ、レイ、ミオ。俺たちで祭壇死守するぜ。」

ミオが「アタシのキラキラパワー、フル回転!」とポーズ。レイが苦笑い。

「新入り…クロウの祭壇、俺に任せろ。」





続く





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