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お母さんと使い道

きっときっと どの女子高生よりもお金持ちな女子高生、明智 エリです !!

今、階段を下っているのですが… どうすればいいですか!? 弟にかっこいい姿を見せようと 勢いそのままに...!! バカ以外のなんでもない !! 通帳持って戻ってきた姉なんて恥ずかしいから断固拒否。どの道、バレるなら隠してバレるよりいいよね!? ピコン !! ひらめきが舞い降りてきた瞬間、わたしは


「これだ !! 最強でしょ」


といい、家を出た。最凶女子高生です!!?


ドキドキ 心臓が高鳴る。手を当ててみるとドクンドクン高鳴っている。大人になったらこんな気持ちも無くなるんだろうな、悪いことをしてる気分になって わたしはその場を早足で去った___


気がついたら銀行にいた。いや 銀行が目的地なんだけどね⁇

作戦はこうだ。お金を引き出して 一旦通帳の金額を10000円にする。親に 宝くじのが当たったと言い1万円をあげて 完了!! 嘘はついてない、宝くじが当たったってことは事実だし。わたしとの『家族を助けるための宝くじ』という約束も完璧。わたしは 堕天使 になった気分でお金を引き出しバックに入れ、家へ帰った。


「ただい__」「ばかもん!! 遅くまで何やってるのよ!!」「お母さん!! それよりすごいことがあったのよ⁇」「誤魔化すんじゃないよ!!」「宝くじで1万円当てちゃった !! お母さんとお父さんで使ってよ⁇」そう言った瞬間、さっきまで怒鳴っていたお母さんは束の間動きを止めた。そして___


「すごいじゃない!! 自慢の娘ね⁇ お父さんの病気治さなきゃだし!!」


期限は一瞬で直った... その瞬間確信したんだ。自慢なのは“1万円を当てた”娘。 普通のわたしのことは愛してくれていない。堕ちた、確信した。堕ちた。そして、言った。

「はあ!?誰に言ってるの!? 1万円あげたわたしが好きなんでしょ!? 普段のわたしのことなんて これっポチも見てないくせに!! ババアg」が、と言おうとした瞬間。母に殴られた。


程なくして わたしは、気を失った。幸いにも 弟が4億9900円の入った封筒を即座にカバンから隠し取ってくれたおかげで お金の一命は取り留めた 。


わたしは、そこからの記憶が曖昧だ。救急車の音が聞こえて 次に起きて見たものは白い部屋。ベッド。横たわる白髪の誰か。そこから、何日か時が流れ 病院らしきところから家に帰ってこれたのは何週間後か…


頭を触ると段差があって縫われたみたいだった 。弟に話を聞くと 頭を切ったらしい、お金は無事だが わたしの医療費に使ったとのこと。


そこで全て思い出しました !! わたし 世界一女子高生のなかでお金持ちだったことを⭐︎


「きゃあああ、お金は!? 医療費何万したの!? お母さんは、お母さん!!」


「母ちゃん⁇ 取り乱して 姉ちゃんのこと殴って俺が通報して、何日か 児童相談所の人と話してたぜ⁇ 宝くじのこともバレてね−と思うし。 医療費は 8000円くらい、小学生だったらもっと安ったんだろうな −笑」


お金は 結構大金な気がするんですけど。(一応、元貧乏)てか、うちの弟呑気すぎません⁇1週間前まで わたし一応倒れてたみたいですけど⁇


って、問題はお母さん。合わせる顔もない__ってことはないし、逆に言いたいことがたくさんある。


すると、お母さんがリビングから出てきた。わたしを見ると一瞬目を丸くしてから目を釣り上げた。

まるで、捕まったのはあなたのせいというように… 事実なんだけど 言ってやった 「恨むなら自分にしろよ、1万円どこやった⁇ ブランドでも買った⁇ 高そうな真珠のネックレス そんなの持ってたんだ ~ 笑」

煽ってやる、事実。人のお金で遊ぶなと思った反面 わかっていたのにあげたわたしも悪いと勝手に反省。反省することなんてないだろうに。母さんは舌打ちをすると 玄関へ遠ざかっていった。


次の日から わたしはお母さんと気まずい関係になった。別によかったんだけど。

弟は反抗期で既にお母さんとは 不仲だったから。お母さんに味方なんて居ないでしょ⁇


育ててくれてありがとう、これからは さよなら。自立してくんだから。


そう思ったのはよかったんだけど。弟の三者面談で 親役としていくことに⁇

え、なりすませだって⁇ できるかよ。幸い、お金だけはあるので 服でも買っていきたいと思います ⭐︎

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