第一回イベント告知
「いやぁ・・・中々に濃い人達だったなぁ」
ミレイユさん達と別れ、1人俺は目的もなくふらふらと街を見て回っていた。
と、その時、
ピロリンッ!
「あれ?メール?」
メール音がして、メールボックスを開くと、運営からメールが届いていた。メールを開いて読んでみると、それはイベントの告知だった。
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各プレイヤーの皆様へ
いつも『フリーダムマーセナリーライフ』をプレイしていただき、誠にありがとうございます。
今回、お知らせいたしますは第1回イベントの開催についてです。
イベント開始日はリアル時間で一週間後、イベント期間中はゲーム内時間を加速させていただくこととなります。
詳しいイベント内容については、『フリーダムマーセナリーライフ』ホームページをご覧下さい。
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「・・・イベントか」
メールを見て僕は否応にも、胸がドキドキと高鳴り、ワクワクとしていた。
「どんなイベントかな?取り敢えず、早く確認しないと!」
すぐさまログアウトボタンを押し、僕は現実世界へ戻るのだった。
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目を開くと、そこは見慣れた自室の天井だ。僕は現実世界に戻ってきた事を実感しながら、VRギアを頭から取り外し、パソコンの元へと急いだ。
「えーっと・・・『フリーダムマーセナリーライフ ホームページ』っと」
カタカタッと慣れた手つきで素早くキーボードをタイプし、目当てのサイトを開くと、そこに書かれた情報を食い入るように見た。
「・・・今度のイベントはデスマッチ形式か」
僕は情報を得て、それを簡潔にまとめた。
そう、今回のイベントは同フィールドに放り込まれた参加プレイヤー達が戦い合うデスマッチ形式だった。
元々持っていた基礎得点に倒したプレイヤーの人数や、倒された回数など要素から点数を差し引きし、最終的な合計得点で順位を決めるようだった。
アイテムはプレイヤー自身が作成したアイテムのみ使用可能のようで、生産職にとっても、勿論僕にとっても有難い。
「・・・こうなったらイベントまでは、ブラッドグリズリー狩りだね」
僕はニヤリと笑いながらパソコンの電源を落とした。
ブラッドグリズリーを狩ることで、召喚本のグリズリーの解放率を100%まだ上げ、その上で、自分自身の戦闘能力を上げる事に決めたのだ。
「よーし!早速決めたからには、始めよう!」
グ〜〜〜ッ!
握り拳を作り叫ぶと同時に僕のお腹が鳴った。時計をちらりと見ると、時刻はもうとっくにお昼だった。
「・・・先に昼ご飯を食べようかな?」
僕は呟くと、台所へ昼食を準備しに向かうのだった。
実は光輝君は料理は人並み以上に出来ます。
意外と女子力高めなんです。・・・男の子なのに。




