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『意味が不明な場合の考察論』⑶
『意味が不明な場合の考察論』⑶
㈠
物事の多面性を思考すると、確かに物事は一面的ではないことは明瞭である。
しかし、理由というものを考えると、その時々で、一面性は突出するのである。
つまり、意味が不明な場合でも、裏側に答えがある場合があるのだろう。
㈡
何かを考えることは重要だが、考えすぎると、物事は見えなくなってしまう様だ。
だから、時には、異なった立場から考察すると、意外と意味が発見できることがあるだろう。
それでも、意味が不明な場合、やはりそこには謎と共に、一つの脅威が在ると言える。
㈢
つまり、意味が不明な場合は、意味が不明だ、という考察結果を出すのである。
そうすれば、何も難しいことはない、ただ、意味が不明だというだけの現象が其処に在るということだ。
或る瞬間、自分が進む方向を間違えても、意味など無いとしたら、自由に進めば良いのである。