春雪異変
レミリア・スカーレット
彼女は平和な毎日を噛み締める様に穏やかに送っていた。従者十六夜咲夜の異常な忠誠心に困惑したり、妹フランドールと失った時間を取り戻す様に遊んだり、親友パチュリー・ノーレッジと勉学に励んだり、盟友紅・美鈴と武術に励んだり、日々充実した毎日を送っていた。
・・・そんなある日。
レミ『・・おかしいわね』
パチュ『どうかした?レミィ?』
レミ『パチェは気付かない?』
パチュ『???』
咲『・・冬が終わらない・・ですか?』
レミ『そうよ。・・もう春が訪れてもおかしくない』
パチュ『もうそんな季節かしら?図書館に籠もってばかりで気付かなかったわ』
レミ『もう5月。にも関わらず、未だに雪は降り続け積もる一方』
咲『暖房器具の燃料も尽きかけています。このままでは・・』
レミ『・・・憎い太陽が出ないのは嬉しい事だけれど、この寒さはいただけないわね』
パチュ『異変・・・かしら?』
・・・ッ!?
レミ『そうだとしたら、ある意味チャンスね。あいつらを出し抜きましょう』
パチュ『そうね。皆で行きましょう』
咲『お待ち下さい!』
レミパチュ『???』
咲『お嬢様、パチュリー様。ここは私に任せてはくれませんか?』
レミ『貴女、なにを・・?』
咲『お嬢様自らが動かなくてはならない様なことではありません。それに館の守りも心配。』
咲『従者如きの私が異変解決出来れば、お嬢様の名誉も上がるというもの。此処は是非!私に!』
レミ『・・・』
パチュ『確かに一理あるわね。ゾロゾロと大勢で行けば、群れなきゃ駄目な奴らと思われ兼ねない。』
パチュ『従者である咲夜が一人で解決出来るならば、レミィにもハクがつく。』
レミ『・・・でも咲夜一人では心配だわ』
咲『・・お嬢様。・・・私はそんなに弱いですか?・・・そんなに頼りないですか?』
レミ『そうじゃないわ。でも・・・』
パチュ『レミィ?貴女はそういうんじゃないでしょ?』
・・・ッ!!
・・・。
・・・・。
レミ『・・・そうだったわね。』
・・・
レミ『咲夜。私の為に、この異変。必ず解決して生きて戻ってくるのよ?』
咲『はい!ありがとうございます!必ずや!』
パチュ『異変となると、あの二人、そして八雲紫も絡んで来るでしょうね』
レミ『・・・。そうね。あの二人は良いとして、私達が八雲紫と繋がっているのを余り他の者に知られるのは得策ではないわね』
パチュ『私も、ホムンクルスの件もあるし、ここは知らぬ体で行くのがいいと思うわ』
咲『分かりました。万が一、八雲紫に接触しても初顔合わせのようにします』
レミ『此方も美鈴に八雲紫の所へ行ってもらい、話を合わせるように言っておくわ』
咲『お心遣い感謝します』
レミ『咲夜?あの馬鹿二人に負けたら承知しないわよ?』
咲『必ず、あの二人より早く異変解決してみせます!』
レミ『フフッ・・八雲紫・・私の従者と貴女の秘蔵っ子達。どちらが優秀か勝負よ。』
春雪異変については原作をオススメします。自分が書くと、にわかなので色々不具合が発生しそうですwww要望あれば書くかもですがw




