紅魔館
ここに来るものは、私を捕まえにくる人間、食べにくる妖怪、殺しにくる魔女。いずれかだ。・・・私は二人が入ってきた瞬間、魔法で攻撃をした。だが、男が女を庇った・・男は無傷だった。それと共に、今まで感じたことのない凄まじい殺気を感じた。・・・殺される。私はそれだけで勝てないのがわかり、諦めた。いつかその日がくると分かっていた。
『ちょっと!待って?』
女が男を制止した。殺気が消えた。女は、なだめるように聞いてきた
『あの魔法・・貴女、魔女よね?』
私は小さく頷いた。なぜか女は嬉しそうな顔をして
『貴女、うちにこない?』
と聞いてきた。疑問に思ったが、殺されるか助かるかの二択だと、割り切り、承諾した。
女は、喜びながらも来る理由を聞かないことに疑問を持ちながら私に名前を聞いてきた
『パチュリー・ノーレッジ』
何年ぶりかわからないくらい、久しぶりに発した言葉だった。
私は二人についていった。道中二人の名前を女から聞いた。スカーレットと十六夜。そして目的地についた。そこにはとても大きな館があった。こんなとこに住むなんて、どこの富豪かしら?と思いながら、中に入った。そして案内された所には、溢れんばかりの書物があった。唖然としている私に十六夜という女が話かけてきた
『すごいでしょ?・・でもね、うちにはこれを扱いきれるような頭良い人いないのよねー。・・・でも、これだけの知識、使わないのも、勿体ないじゃない?・・・そこで!貴女!パチュリー・ノーレッジ!ここで、この知識、研究しない?』
ッ・・・・・・!?
・・・これだけの知識を手に入れれば、なんでも出来るようになるわ。・・・・そう思ったが、逆に心配で聞いてみた
『これだけの知識、私が手に入れたら謀反起こすわよ?』
そういうと、十六夜という女は私の顔に自分の顔を近づかせ
『うーん?・・・大丈夫!その顔はしない子の顔よ!それにする気あるならいわないでしょ!?』
確かに、あるならいわないけど、顔で判断て・・・私は、この人が分からなかった。
そして、私はこの館、紅魔館で仕えることになった
毎日食事もろくにとらず、寝る間も惜しみ、知識を漁り続けた。ある日、そんな私を気遣い、十六夜様が、身の回りの世話をするメイドを付けてくれた。内緒の話だが、彼女の妹らしい。十六夜様も、たまに来ては、休憩といい三人で、くだらない話をしたりもしていた。私は徐々に楽しいと思い始めていて、十六夜様が来ない日を寂しいと思うようになっていた。
ある時は、実験に失敗し、爆発して、三人で真っ黒になって笑い
ある時は、ゾンビを作る薬を作り十六夜様に怒られ
ある時は、メイドが疲れていたから、負担減らせれるように、手伝いする使い魔を召喚したり
今までの不幸を取り返すように、毎日、楽しく生きていた。それに魔法も腕も上がっていた。
そんな時、吸血鬼同士の大きな戦争が始まった




