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東方紅魔記  作者: グレ
運命
10/47

決断

(これは!?………お父様は知っていたのか?………だとすれば、どこまでを……?)


『レミィ?恐らく主様は吸血鬼にとっての絶対的な時間、夜になんらか仕掛けてくるはずよ?』


パチュリーが急かすようにいう


(……確かに。この書状を見せてくる以上。アクションは今日と見て間違いないわね。)


(…………それにしても、わざわざこんなことしなくても直接乗り込めばいいのに。)


『慌て、恐れる私達を見て楽しんでいるようね。私達の覚悟は、主様にとっては余興の一つということ……』


といい、パチュリーは指から炎を出し、天井を打った


焼きついたコウモリが落ちてきた


(………!……一体、いつから?……いや、もう詮索する時間はないわ!…もう月が見えている)


『今まで好きにさせていたその慢心……後悔することになるわ』


といいパチュリーがこちらを見つめる


『そうですよ!お嬢様には運命を見る力があるんです!それがあれば!』


咲夜が余裕にそういってのけた


…………


『あなた達、こんな嘘みたいなことを本気で信じて、私のいうとうりにするの?』


(確信はある。……だけど正直、この力に全て頼るのは怖い、というのが本音だ。)


(もしかしたら、この力が狂い、誰かを殺すことになるかもしれない。………それだけは…)


『レミィ?今更なにいってるの?あなたはここのリーダー、そして………次期当主になるのよ?黙って、私に従えといえば、皆従うわ…………皆、あなたを信じてるのだから』


咲夜は当然、といわぬばかりに頷く


美鈴はフランをチラ見し、頷く


小悪魔も頷く


……


(そうね、、私は皆を守りたい。……今はこの力に賭けるしかないわね)


『わかったわ!パチェ!戦闘の配置を決めて!?そこからその決断した場合の未来を見ていき、最良の手でいくわ!』


頷くパチュリー


『メイリンの治癒は全快には間に合わなかったけど少数の兵を相手にするくらいならメイリンの力なら問題ないわ。…フラン様を守る手がいる、美鈴、こあ、2人はここで押し寄せるであろう兵を迎えうつ。………残りのレミィ、咲夜、私で主を討つ。……のが最良と思うけどどうかしら?』


………運命を見てみた


(…私達が傷だらけになりながらも父を倒す光景が見える。この様子なら三人でギリギリのようね…でも勝てる!)


(いける!これなら!)


……!?


同時に妃にメイリンと小悪魔が殺されて、フランが号泣している姿が見えた


(……そうだった。妃……彼女もいた………彼女までもが参戦するとは、……父も本気のようね…)


『……パチェ、それは駄目よ、相手には妃もいる!』


パチュリーは少し驚きながらも冷静に


『彼女も動くのね。…まさに全面戦争ね………じゃあ、咲夜か私、どちらか1人、守りに当たりましょう』


………………


主にどちらかが殺されて、尚且つ、瀕死状態の自分が見え、さらに守り側も全滅という光景が見えた


『駄目!これはさっき以上に最悪だわ!』


パチュリーが困った顔をしながら


『……残りの配置となると………レミィが1人、主様に…………残りは皆、守り、になるわよ?……』


………流石に無理がありそうだが、運命を見てみた


案の定、主に串刺しにされてた私がいた


妃のほうはなんとかなったみたいだ


咲夜とパチュリーが、かけつけている。号泣しながら咲夜が主に時間を止めて攻撃を仕掛けていた。


………ここまでだった。


『どう?レミィ?』


……………


『やっぱりこれでは駄目かしら?………皆ここにいてはジリ貧確定だし、どうしましょうか』


ウロウロしながら考え込むパチュリー………


………………


(………ごめんなさい……皆………)


『パチェ!?なにいってんの?』


『え?』


『それよ!それだと妃も倒せて、咲夜とパチェがこちらに間に合ってお父様を倒せるわ!……誰も死なずに』


私は嘘をついた。


(信じる皆を裏切り…… でも…………色んなパターンで運命をみた、だけど………どうしても………何度見ても…………)


(……私以外の皆が生き残る道はこれしかない。これならその先、咲夜とパチェが倒してくれるかもしれないという望みもある……最悪でも、妃もいなくなりフランは大丈夫であろう結末だ)


『レミィ………』


パチュリーが悲しそうに疑っている。


主の力を知る美鈴も半信半疑だ


咲夜は少し泣いている


『あなた達?なんて顔してんの?私はあなた達の主で、あなた達は私を信じるっていったでしょ?』


『あなた達が心配するようなことはないわよ!私が時間稼ぎに徹したら、咲夜、パチュリーが間に合うんだから!……逆にあなた達の頑張り次第なのよ?』


笑顔でいった。


心では何度も謝った。


(こんな私についてきて、信じてくれる仲間に私は嘘を……)


『そうですよね?お嬢様が私達に嘘はいいません!』


(咲夜…………ごめんなさい)


『そうね、レミィがいうんだから、それが正解よ』


(パチェ………ごめんなさい)


『そうですよ!レミリア様がいうんだから、なんであれ信じて従うものですよ!』


(美鈴………ごめんなさい)


『お姉様、早く終わらして皆で一緒に遊ぼう?』


(フラン…………………ごめんなさい)


(皆、ごめんなさい……)


『……さあ、いくわよ!?』


そして図書館を飛び出した


周りを囲んでた兵を一掃してゆく皆


月は完全に登りきっていた

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