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プロローグ
楽しくない日々にうんざりする。
俺は学校をサボり、近所の河原で寝そべる。
「あ〜あ。何で朝早く起きて、面倒な学校に行かなければならないのかねぇ〜」
そんなことを言いながら、中学の頃のことを思い出す。
中学の頃の俺は真面目に授業を受けていて、学校をサボるなどしたことがなかった。面倒くさいことから逃げ始めたのは、高校に入ってからだ。
理由は単純だった。
話し相手がいない。話が合う奴もいない。ただ、それだけだった。
「あ〜あ。暇を潰す何かないかな? 何もないよな」
河原には誰も居らず、普段の声の音量で独り言を言う。
本当につまらない。
俺は暇を潰す最後の手段、『寝る』を使うことにした。
あ〜あ。もしも、次に目を開けるとき、俺はこんなつまらない世界でなくて、面白味のある別世界に行っていたらな。まぁ、そんな馬鹿な話はないか。
俺、水無月諒太はそんな非現実的なことを考えながら、日の当たりが良い河原で暇を潰すのであった。




