年上のお姉さんはスキですか?
「あらら~クン、突然で悪いが明日、深夜まで残業だ。」
「了解であります!」
「・・・ってことでまたウチの三匹預かって頂けませんか?」
「いつでも大歓迎よ~」
「ってことでケイちゃんをカモネギさん家に連れていく時、一緒にお前達も行く事になった。」
お!また、生のお肉が食べられる!
ニンゲンは自分で料理しないから生の食材ないからなぁ。
「じゃあ、行こか。」
ニンゲンがお出かけケースにボク達を入れていく。
ボーちゃんは掴まれた瞬間から『放して!』と抗議するかのように手足に力を込めてもがく。
ロゼちゃんは大人しくケースに入ってからパタパタする。
ボクは縮こまって移動してからも様子見。
ウゲゲ、ボーちゃんがボクを踏んづけていく。イヤーン!
ケイちゃんは掴まれる寸前までどこかを目指して泳ぎ続けて掴まれた瞬間、甲羅に縮こまってしまった。
「ケイちゃん、お帰り。
ボーちゃん、ロゼちゃん、マインちゃんいらっしゃい。」
カメおばさんが優しく迎えてくれた。
おばさん家に放されるとケイちゃんは一目散に隅っこ泳いでいってしばらく固まった。
ボク達三匹はいつもの事だけど、お家探検!
あちこち泳いで歩いてそれぞれのお気に入りの場所を探す。
「お腹すいたでしょ?ごはんよ。」
わーい!今日は何だろ?
「鳥の胸肉よ!」
中央のタコツボの周りにパラパラ撒かれるとボーちゃんが寄ってくる。
ボーちゃん・・・キミがボク達三匹の中で一番大きいのは間違いないけど、それちょっと大き過ぎない?
ロゼちゃんはマイペースに齧ってる。
ボクもいただきま~す!
ひとにに言えた事じゃないけど、ボクが齧りついたお肉も大きめ。
さっきまで隅っこに固まったてたケイちゃんが猛スピードで寄って来た。
まるでジョーズの襲撃シーンみたいに。
読者の皆様へ
できればBGMというか効果音にジョーズのテーマ曲をかけてもらえると更にお楽しみいただけるかも。byマイン。
ボクが頬張ってるお肉に鬼気迫る勢いでケイちゃんがかじり付く。
そして、そのまま奪って・・・
これ、昨日の仕返し?
ふふふ!そんなのウチでは日常茶飯事。
ボクがこんなレアなご馳走をみすみす逃す?
そんなワケないやん!
互いに譲らずかじりついたままボクはケイちゃんに引き摺られる。さすが、一才差は大きい。
メ☆スとバウ◆ドドックくらいのサイズとパワー差があるな。うん。
ケースの端から端まで泳いで角を曲がった第三コーナー・・・斜めに渡された陸地の板にこすりつけられボクは脱落・・・無念!
それ以後吹っ切れたのかお肉食べてテンションアゲアゲなのかケイちゃんが暴君になっちゃった。
コレがホントの姿かな?
人見知り?
内弁慶?
読者の皆さんは年上のお姉さんはスキですか?
ワガママなお姉さんはスキですか?




