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神様の依頼簿  作者: 寝る猫
序章
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第0話 神の戯れ

さて、私はこの世界の神様です。


当然、何でも作れます。


どんな願いでも叶えられます。


誰の依頼であっても断りません。


ただし、それ相応の対価はもらいます、等価交換というやつです。


暇な神の戯れです。


私が生み出したこの世界の住民たちに興味があります。


私は至る時代、至る所に存在します。


物語ごとに違う仕事をしていることでしょう。


でも、今は現在進行系で東京のとある場所で行政書士事務所を営んでいます。


すぐに飽きて、違う時代、違う場所で、違う仕事をすることもあるかもしれません。


戯れなので許して下さい。


ただ、あなたがたには、こんな物語もあるのだということを楽しんでもらえたらよいです。


面白い話、胸糞の悪い話、泣けるようなお話、つまらないお話、きっと色々あるでしょう。


時間の無駄に付き合ってくれるようであれば、ページを進めてください。


おや。


ちょうど今、事務所の前に一人、立っています。


今日からここで働くことになっている、私の新しい助手です。


まだ私が神様だとは知りません。


もっとも、知ったところで、すぐには信じないでしょう。


人間は、自分の目で見たものさえ、なかなか信じようとはしませんから。


ではしばらく、この者の目を借りることにしましょう。


最初の依頼人も、もうすぐ来るようです。

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