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「相棒とバディを組んだ初日、」
知り合いからお題を頂き、それにそってショートストーリーを書くっていうもので書かせて頂いた作品です。
ショートショートです。
楽しんでいただけると幸いです。
主観的に自分たちを評価するなら「凸凹コンビ」
自分たちをよく知る同僚もその評価を聞くと「分かっているじゃないか」と首を縦に振る。
相棒とバディを組んですぐなんて「阿吽の窒息」なんて不名誉なあだ名がついてたくらいだから「凸凹コンビ」はまだ改善された方だろう。
相棒は気まぐれで目を離した隙にどこかに歩いていこうとする。
必死にそれについて行って相棒の向かおうとしている先の危険物を回避するよう知らせた。
まぁ、最初のうちは本当に大変だった。
相棒がよそ見をして電柱に突進したり、道端のわずかな段差に足を取られて転んだことなんて数えていたらきりがない。
こんなきまぐれなやつの相手、果たして自分にできるだろうか…と一時期不安になったこともあった。
共に日々を過ごし、相棒も自分の合図を受け止めるようになり、自分も相棒の歩幅が分かるようになった。
その頃には自分と相棒はバディと言える関係になれたのではないか、と思う。
「サリー!買い物に出かけるよ、準備しよう」
相棒が呼んでいる。
自分は「ワン!」と返事をして相棒が待っている玄関まで駆け出した。




