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「…で。アイツは寝坊。と」
知り合いからお題を頂き、それにそってショートストーリーを書くっていうもので書かせて頂いた作品です。
ショートショートです。
楽しんでいただけると幸いです。
「…。アイツは寝坊。と」
ゲームの電話ツール越しに呆れとため息が混じった声がする。
友人二人と自分を合わせた計三人でオンラインゲームをしようと申し出たのは紛れもなく寝坊した友人なのだが…。
「どうする?先にゲーム始める?」
「そうするか、待ってるのめんどい」
そうして、ゲームを進める友人Aと自分。
寝坊した友人Bがゲームにログインしてきたのはそれから二時間後。
その間に、友人Aはレベル上げで30レベルに到達し、自分はと言うとゲームのレアアイテム探しに勤しみ最初のステージで集められるだけのレアアイテムを全て獲得した、という顛末だった。
「いや、二時間遅れただけでそんなになってるなんて誰も思わんから!」
と、友人Bは後々まで語っている。




