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売名目的、日々エッセイ2  作者: 井上達也
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面白い人生

 うーん、サボりである。


 若い頃は毎日が楽しかった。

 そりゃ、先行きが見えないときもあったさ。

 入試はうまくいくのか、就職はできるのか。恋人はできるのか。

 なんだかんだ、その目標に向かって毎日懸命に生きていたと思う。


 歳を取ると大抵のことは経験している。

 そりゃ行ったことない外国の国々はたくさんあるが、行きたいとは思わない。

(飛行機が好きではないから)

 治安も不安だし。


 そうなってくると、本当にやることがなくなってくる。

 歳を取ると今まで楽しかったことが楽しくなくなるとは聞いていたが、本当に楽しくなくなった。

 マーベル映画がここまでつまらなくなるとは思ってもいなかった。

(それはおそらく別の問題である)


 仕事に対するモチベーションもなくなってくる。

 若い頃は、仕事を覚えよう、仕事で何か一旗あげてやろう、という謎のモチベーションがあったが、いまはほとんどない。なるべくミスをしないように、丁寧に。上司に見つかって変な仕事がふられないようにと、オフィスの隅っこで生活をしている。


 これは決してあきらめではない。

 仕事の大半に意味を見いだせなくなっていると言っていいかもしれない。

 確かにお客さんに仕事を提供しているが、この仕事そのものに何の意味があるのだろうかと思い始めてしまった。お金がもらえるからいいよね、と思うよりも、この業務は社会にとってなにか意味があるんだろうかと思うようになった。


 社会の役に立つ。人に迷惑をかけない。


 これは小生がまだ青い春を過ごしていたころに立てた、人生の目標である。


 だがお金をもらえつつ、社会の役に立つというのは意外と難しい。

 社会の役に立つものほど低賃金で、社会の役に立たないものほど高賃金という謎な国である。


 業務中は、会社で仲のいい人とだべっても良くて、2~3時間だけ仕事すれば後はなにしてもいい。

 そんな社会になったらいいのにと思う、今日この頃である。


 よく、イノベーションは組織の活発なコミュニケーションから生まれるのです!

 と、意識高い人が発言して、オフィスレイアウトを変える組織がある。


 実際はパソコンとにらめっこ、ウェブ会議しまくり(なんならうるさい)、気づいたら終業時間、残業コース。


 世の中の無駄を無くしたいなぁ。小生がその無駄なのかもしれないが(そのときはそのときさ!)。

 

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