表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

26/67

✒ スカウト 1


──*──*──*── 何処か


 に在るのかまったかいもくけんとうも付かない場所に出た。

 いたって普通の中華ふうな建物の中だ。

 このかにせいてんたいせいそんくうるんだな。


マオ

「 セロ、って敵のアジトの中だよな。

  どう(どう)と歩いてて見付かったりしないのか? 」


セロフィート

「 安心してください。

  マオとワタシの姿は誰にも見えてません。

  声を出しても誰にも聞こえはしません 」


マオ

「 マジかよ!

  なにかしてるのか? 」


セロフィート

「 気配を消し、姿を消し、声も消せる隠密にてきした便利な魔法マジックを使ってます 」


マオ

なんか “ 忍者 ” っぽいな~~。

  でもさ、ぶつからないように気を付けないとだな 」


セロフィート

しんねいの代わりをしている〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉は此方こっちます 」


マオ

「 先ずは〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉から情報収集だな! 」


 だけど、わざ(わざ)アジトのなかを歩かなくても転移魔法で〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉の前に転移すればかったんじゃないのかぁ~~。

 セロがなにを考えて〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉の前に転移しなかったのか分からないや。


セロフィート

「 マオ、部屋があります。

  なかはいってぶっしょくしましょう 」


マオ

「 えっ?

  ぶっしょくぅ??

  そんな某ゲームの勇者みたいな真似しなくても…… 」


セロフィート

「 誰にも見えないのです。

  どう(どう)ぶっしょくも出来ます。

  ぶっしょくした部屋にははいれないようにします 」


マオ

なんでそんな事するんだよ? 」


セロフィート

「 不可思議な現象を起こし、妖怪達の気をへ向けます。

  1部屋ずつ、かない部屋が増えるのは奇妙でしょう?

  此方こちらすべての部屋をぶっしょくし終わったあと、部屋のドアをすべて消します 」


マオ

なんで消すんだ? 」


セロフィート

「 ワタシからてっせんこうしゅさんとこうがいさんへごごろと誠意を込めたプレゼントをフォー・ユーする為です♪ 」


マオ

なんな予感しかしないな。

  セロのごころと誠意が詰まったプレゼント…………。

  想像するのはめとく…… 」


セロフィート

「 はいはい。

  マオ、ぶっしょくを始めましょう 」


マオ

「 これじゃ、立派な泥棒だな!

  泥棒なんてかぞえ切れないほどしてるけど! 」


 セロと一緒にてっせんこうしゅこうがいのアジトに有るすべての部屋にはいってはぶっしょくを繰り返す。

 セロはアジトの地図マップを持っている。

 ぶっしょくを終えた部屋にはセロが赤ペンで(バッテン)を付ける。











マオ

あと、3部屋か。

  この3部屋のぶっしょくが終わったら〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉のる部屋に向かうんだな 」


セロフィート

なか(なか)い物が揃ってます 」


マオ

「 ──っていうか、部屋に有った荷物をまる(まる)ごっそり魔法マジカルサークルなかに転送させてるだけじゃん。

  誰がカネの物と仕分けるんだ? 」


セロフィート

「 キノコン達に決まってます 」


マオ

「 キノコン達は大活躍だな~~ 」


 きっと使えそうな物を見付けたら、こっそりかさなかに拝借してるかも知れないな。

 キノコンって意外にも手癖が悪いんだ。

 いとも簡単にスリもしちゃえるからな~~。

 某ゲームでは “ ピックポケット ” なんて呼ばれてたっけ。


 そんな事は兎も角、最後の部屋のぶっしょくを終えて〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉の待つ部屋へ向かう。

 ちなみにぶっしょくした部屋のドアはほんかなくなっている。

 耳を澄ませてみるとなにかがうごめいているようおとが聞こえるけど、聞こえなかった事にする。

 思い出したくもないおとだったからだ。











マオ

「 この部屋に〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉がるんだな 」


セロフィート

「 情報収集しましょう 」


マオ

せいてんたいせいそんくうをオレの眷族にしたあとてっせんこうしゅこうがいは倒すのか? 」


セロフィート

なにもしません。

  マオはてっせんこうしゅこうがいも眷族にしたいです? 」


マオ

てっせんこうしゅこうがいを眷族に…………。

  いや、らない…… 」


セロフィート

「 ではで “ さよなら ” しましょう 」


マオ

「 さよなら?

  どゆことだよ? 」


セロフィート

「 そのままの意味です。

  さっ、部屋へはいりましょう 」


マオ

「 うん 」


 姿の見えないセロやオレが部屋のドアを開けると、妖怪達には勝手に部屋のドアがいたように見えるんだろう。

 アジトのなかを歩いている妖怪達は部屋のドアが勝手にいたりまったりする謎の怪奇現象に震えたのは言う迄もないかな?


 それは兎も角として、部屋にはいると〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉がか押し倒されている光景が視界にはいってた。

 に連れてられた〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉は、てっせんこうしゅこうがいじっ(しん)(ねい)の姿をしている。


 本物のしんねいじゃないってバレてしまったのか?!

 〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉が大ピンチだ!!

 早く助けないとっ!!


 オレは腰に装備しているさかとうの柄に手を伸ばした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ