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二日目以降は円滑に進んだものの……。

今回も短いです……。

 それから、僕と彼女は、けっこう親しくなったと思う。

 一週間の間は、ノートを写すのに精を出していた彼女だが、金曜日くらいには、ほとんどのノートをもう写し終えていたので、僕に頼るべき事象もなくなってきていた。

 実際、僕も頼られることは少なくなった。

 だが、一日目に僕といすぎたからか、彼女は僕以外のクラスの人間とはあまり接点を持たなかった。

 できれば、きちんとクラスに溶け込んでもらいたいものだ。

 本当になんとなくだが、同じような立場の人間がいると、僕の唯一性が失われていくような錯覚に陥るのだ。

 完全に気のせいではあるものの、やはり気になる。

 それに、多くの人と接点を持つのも大切なことだ。

 やっぱり、コミュニケーション能力は高いに越したことはないからね。

 まあ、ボッチ道を現在進行形で爆走中の僕が言うのも変な話ではあるけれど。

 いや、ボッチじゃない。部員数は三人ではあるが部活には入っているし、それに幼馴染二人ともかなり良好な関係を気づけている。

 彼らとは長い付き合いだ。

 あの二人とは、春山も仲良くなれた。よかった。

 部活も同じなので、やっぱり、春山と僕には、現在段階で共通性が多いな。

 うん。何となく嫌だ。

 彼女に良い印象を持ってもらっているのはいいけれど、やはり、他にも友達を作ってもらわなければ。

 本当になんとなくだが、唯一性を保持しておきたい。

 という訳で、来週は彼女の環境改善に努めることにしよう。

 ファイト!

台詞なし!

一話で一週間進みましたけれどね!





同シリーズの別作品も、よろしければお読みくださいませ。

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