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ベーコン(仮)という響きが異常に良いなぁと思ってよく考えたらそんな感じのタイトルのゲームがありました

「まずは………何から話すべきでしょうか‥‥?」


リーゼちゃんはまた、考え込むような仕草をして固まっちまった。


「あーっと‥‥じゃあさ、まずはここがどこか教えてくんない?」


と、俺は美しくそして優しくリーゼちゃんに助け船を出す。

まぁそもそも俺としてはさっさと説明してくんなきゃなんもできねぇから手っ取り早く説明して欲しいだけだがな。


「あ!そうですね!

そうそう、まずはここの説明をしないとですね。」


リーゼちゃんは表情をコロコロと変えながら話始めた。


「ここは、学園と呼ばれる国家施設の一つですね。」


ふーん、国家施設か、知ってる知ってる

成る程ね………成る程、成る程………


「って、国家施設ぅ!?マジでぇ?

なんでたかが学校がそんなになってんだよ!」


俺がかなり驚いて半ばノリツッコリのようにしていると、ルーナちゃんが俺に話し掛けてきた(因みにリーゼちゃんは俺が急にでけぇ声出しちまったせいでかなりびっくりしていた)。


「………そこらの事情も含めてゆっくり話してやるよ。

ただ、あんまりここらで話す事でもない。

それに、少し長くなるだろうし………な。」


そう言うとルーナちゃんはゆっくりと学園とか言ってた施設の校舎(でいいのか?)に向かって歩きだした。

………着いて来いってことかぁ?


そう思って俺は素直にルーナちゃんの後を歩きだした(因みにリーゼちゃんが俺の後ろを歩いて来たからなんかカルガモの親子みてぇな絵面になっていた)。


そんな感じにグダグダ思ってたら、もう校舎まで十数mぐらいまで近づいていた。

そして近寄って見て、やっとこの学園とか言う施設が何の為に在るのかなんとなくわかった。

俺はルーナちゃんを追い抜いて校舎の壁を触って確認する。

やっぱりな………俺の目測通り、校舎の壁は金属で出来ていた。

詳しくはわからんが………恐らくなにかの合金だろう。

俺は叩いたり、ノックをするようにして音を響かせたりしながらざっとだが硬度を調べてみる。

………ん、鉄よりは上だな。

ということはこの学園とやらは鉄以上の硬度を持つ壁で覆われてるということだ。


何の為に?

と、俺が思考を巡らせていると


「そんなに考えなくても直ぐに教えてやるよ。」


ルーナちゃんがそう言った。

………まぁ、それもそうだな。


少し歩くと、ぽっかりと壁が抉れている場所が在った。

まぁ、多分コレが玄関なんだろ。

ルーナちゃんは玄関みてぇなのから入って右側の通路を歩いて行く。

………てっきり中は学校みてぇだと思ってたんだが………これじゃあ監獄だな。


2分程歩くとルーナちゃんはゆっくりと一つの部屋の前で立ち止まった。


「ここなら都合が良いだろう、入れ。」


言われた通りに部屋に入ると………!

すっ、スゲェ如何にも成金って感じの部屋だ!

なんと、床には虎の毛皮が敷いてあった。

嘘だろ、こんなモンテレビでしか見たことねぇぞ?


「相変わらずここだけは豪華ですね。」


「元は四天王の部屋だからな。

仕方ないだろう。」


「ほーん(ふーん)、なるほろね(成る程ね)。」


リーゼちゃんは何故か、よくわかんねぇモンを見たような目で見て来た。

どうしたんだろう……ゴキブリでも居たのかぁ?

という俺の疑問には直ぐに答えがかえって来た。


「えっと………………何を食べてるんですか?」


………そう言われればなんだろーなコレ?

そこらの冷蔵庫から適当にパクったからよくわかんねぇけど……まぁ、味はベーコンっぽいな。


「ベーコン(仮)……かなぁ?」


ルーナちゃんは何故か、全く理解出来ねぇモンでも見たような目で見て来た。


「………質問の意図がわからなかったようだな。

お前は、何故今それを食ってるんだ?」


なんか哲学的な質問だな………

普通に腹減ってたからじゃあダメかな?

結局、朝は食えなかったから腹が減って………

俺は少し考えてから口の中のベーコン(仮)を飲み込んだ。


「そこに、ベーコン(仮)が有ったから、かな?」


「………………………………………そうか」


「…………………………………………………そう……………ですか」


ルーナちゃんとリーゼちゃんは何故か、バケモノでも見たような目で見て来た。

………どうしたんだろう、宇宙人でも見たんだろうか?


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