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手紙  作者: 大和香織子
第一章 手紙
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第一章手紙



                

 最近家のポストに封筒が届くようになった。

 一体誰が入れたのか….


 4月○日

 

 夕方、ポストを覗いたら、茶色の封筒が入っていた。

「美味しい、負けたよ。エリンギを入れる事とかロースに酢とかね」

宛名もなければ、差出人の名前もない。

 ただのいたずらか?

 エリンギとロースの豚肉と酢を昨日買ったけど、それはただの偶然だよね。

 考えすぎだ。


5月△日


 今日またポストに封筒があった。

「国産の米ってうまいでしょう。ここのね、ロースはすごいよ」

 やはり宛名も差出人の名前もない。

 パソコンで打ち込んだ文字、この前と同じ。

 そして、昨日国産の米と豚肉買ったけど、本当にただの偶然だろうか。

 気持ちが悪い。



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