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女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第六章
1053/1053

909 本当の『多勢』

※前回までの女神末


相手戦力は『お父様』と『学長』の計2人……

対する俺たちは

ミラ、元隊長さん、俺、副隊長の計2.5人――

――じゃなくて計4人! 4人と言ったら4人なんだ!


とにかく戦力差は

2対4の無勢に多勢で俺たち有利!


というワケで『お父様』よ……

俺たちはテメェが『魔力抵抗(レジスト)』をやめるまで

フルボッコをやめないと決めた!

……決めたのだが……

「フハハハハハ!」


などと『お父様』ってば

なんだかとってもワロてるで? ヲイ!


いや、『お父様』よ? なにがおかしいんだぜ?


「いや、なぁに……

 吾輩らを相手に

 『たったの4人程度(・・・・・・・・)で多勢』などという

 とてもおもしろい冗談が聞こえてきたのでなぁ……

 これが笑わずにいられるか?」


『たったの4人』だとぉ?

冗談じゃねぇ! 俺は本気だぜ!


「本気だとしたら……

 やれやれ吾輩も見くびられたものだ……

 この『冒険王』たる吾輩を

 貴様らのような雑魚が

 たったの4人程度集まったところで

 フルボッコになどできるワケがなかろうが!」


俺たち4人が雑魚だとぉ?

やれやれ俺たちも見くびられたものだ……

副隊長はともかく

ミラと元隊長さんは雑魚じゃねぇし

俺だって本気を出せばスゴイんだぞ?


「ほう?

 ならそのスゴイところを見せてもらおうか?」


『お父様』がそう言いながら

パチンと指を鳴らすと

ドバンと学長室の扉が開いたかと思えば

ドドンと何人もの人間がなだれ込んできて

ゾロリと『お父様』の傍に並び立つ!


その人間たちを見れば

全員があの(・・)隊章を着けていて

おそらくコイツ等が『見直し隊』のモブ隊員か?


そんな連中の足元をみれば

これまた全員があの(・・)『くろいぬ』を引き連れている。


その総勢たるや7人と7匹!

つまり相手戦力は『9人+7匹=16』……

なんてこった!

俺たち『4人』の4倍じゃねぇか?!


「フハハハハハ!

 覚えておくがいい……

 これが本当の『多勢』というものだ!」


ちっ!

こっちが『無勢』の側になるなんて

こいつぁまさかの大誤算だぜ……

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