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Magia Online  作者: kame
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14/57

アリス

「ふぅ・・・」


風呂入るか。


パジャマ代わりのスウェットを持って、風呂場に向かう。


「おかえりー」


・・・なんでもう帰ってきてる?

声が聞こえてくる方向に向くとソファーで寛ぐ母親がそこにいた。


「今日は休みよ・・・家からログインしてただけよ・・・

車あるのに気が付いてくれないんだ・・・」


まったく気が付かなかったな。


「MPポーション500個置いた途端、飛ぶように売れたわよ」


母さんにMPポーションを渡した後、俺とデンはまた《エレルニア》に戻ってから落ちたから、大体30分ぐらいの間で売れたってことか。


「MPポーションは次から個数制限が必要ね。

またお願いするわね」


へぃへぃ、稼げるうちに稼いでおかないとな。

皆が同じくらい進むと、生産職以外は中々金策が思いつかないからな。


「じゃぁ風呂入ってくる」


「いってらー」


相変わらず高校生の息子がいるような年齢に見えない母親だ・・・




side??


「《ファイアーアロー》!!」


私がスキルを選択してMPを流すと、火の弾が出来てモンスターに向かって飛んでいく。


「トミー、niceなのデースッ!」


私が魔法を撃つ前で、長い金髪のモデル体系の白人がプレイヤーメイドの《忍刀》でモンスターを切りつけながらタゲを取る。


私、プレイヤーネーム《トミー》こと福富美香は、ベルちゃんのような魔法使いになるために毎日、フィールドに出て魔法の熟練度上げに勤しんでいる。


今日は、固定パーティのメンバーが都合が会わなくなって臨時パーティにお邪魔している。

そこであったのがこのモデル体系の白人の《アリス》。

いかにもな名前だけど、本名だそうです!

でもこの片言っぽい口調は素なのかどうなのかは分からないけど、英語でしゃべられるよりましだと思う。

それにアバターはほとんど弄ってないらしい・・・胸がうらやましい・・・


「トミー!」


あっ・・・

私がアリスの胸を見てたら後ろから回り込んできてたゴブリンが私に棍棒を振り上げようとしていた。

ベルちゃんのようにINT極にしてるから紙装甲だし、ベルちゃんみたいに避けることも出来ないからこれは完全に・・・


(デスペナかな・・・)


2時間はきついけど消耗品を買うのには丁度いい時間かも。

最近、薬屋の囲い込みで買いにくいらしいし。


――――パンッ!


私がデスペナを覚悟すると、銃声が聞こえ目の前のゴブリンが光の粉となって消えていくところだった。


「はわわ。横狩りしちゃいました。

ごめんなさいなのです」


声が聞こえてきたほうに向くとそこには茶髪のβランキング2位のデンちゃんがいた。


「おや?デン!お久しぶりなのデースッ!」


「あら?アリスなのですか」


「何なのデスか。その興味ないみたいナ」


あれ?この二人知り合いなの?


PK(プレイヤーキラー)にはそこまで興味が持てないのです」


ぇ・・・アリスPKなの!?


「それは昔のことなのデースッ!!

正式では一度もやってないのデスよ!!」


「今はその言葉を信じておくのです」


「若さゆえの過ちネ!忘れて欲しいネッ!」


「PK自体を否定するわけではないのです。

初心者や低レベルを狙うPKが嫌いなだけなのです」


「高Level相手なら否定しないのデス?

自分が狙われるのデスよ?」


「かかって来いよPK。魔法なんか捨ててかかってこい。なのです」


やばい・・・会話に入れないし、デンちゃんは何か妙なこと口走ってるし・・・


「まぁいいです。

アリス達はこれからどうするのですか?」


「暗くなってきたし、街に帰ろうかなと思うんだけど」


やった! 会話に入れた!


「そうですね。

私は《エレルニア》を最近ホームにしたのですが、何かの縁なのです。

《ヘネシリウム》までご一緒するのです」


そういえばベルちゃんとデンちゃんは二人で《キリングベアー》倒して次の街にいるんだった・・・

私たちのパーティ出遅れちゃった。






「はい。38kリム」


「じゃぁ、MPポーション300個」


「ありがと」


俺とライは店で新たに仕入れてきたMPポーションと売れた利益を交換する。

MPポーションは適正価格は200リムでMPが100回復する。

そして、俺は200個売ってもらったから40k。

後、ライにおいて貰う手数料として5%引いて38kリム。

この手数料はどの店よりも安い。

取るところでは2割とかいう場所もあるとか。


――――カランッ!


扉につけられたベルが鳴り、見知った人が入ってきた。


「受け取りにきたです」


「Good evening!」


「こ、こんばんわぁ・・・」



上からデン、βの知り合いのアリス、アバターから多分福富さんが顔を出した。


「あっ先生なのデースッ!」


アリスはβから変わってないな・・・

それに俺のことを先生と呼ぶのはやめなさい。


アリスは父親が日本人で母親がアメリカ人のハーフで、現在俺と同じ年齢で、基本はアメリカで過ごしていたからあまり日本語が得意ではない。という設定だと色々楽だったんだが、本物のハーフだ。

日本に来ているときに《Magia Online》のβテストに受かってしていたが、今はアメリカからのログインだろう。

日本にあるサーバーを借りてログインしているようだ。

こんな長距離でもラグはないらしい。


βで会ったときは英語しか話せなくて、クエストとかの内容が読めないし、日本語もいまいち分からない状態だった。

そして何をどう間違えたか分からないが、このゲームをPKして遊ぶゲームだと思ってPKばかりしていた奴だ。


俺は成績は並だからそこまで英語は得意じゃないが、頑張ってゲーム内で単語を少しずつだが俺が教えた。

現実では辞書片手にいまいち分からなかった英語を調べてたんだよな・・・奈津美に頭がおかしくなったのかと一時期心配されけど・・・そのおかげか英語の成績はあがったから俺のためにもなったといっていい。

せっかくのゲームだから楽しまないとな。

PKばかりの廃れたゲームなんて嫌だろ?

父親から教えてもらえばよかったと思うんだが、父親は仕事で中々時間が合わないんだとさ。


「あっベルちゃんだ!!」


多分、福富さんが獲物を見つけたような目を俺に向けてくる。


「えーっと・・・」


「トミーです。

よろしくお願いしますね」


福富さんだね。

クラスでのニックネームがトミーだし。


「よろしく」


特に何をするわけでもないが。


「先生!一緒に狩りするデースッ!」


なんでアリスはこんな片言にしているのかは不明だが、一応アリスは本人の努力もあって日本語は流暢に話せるし、読める。

ちょっと書くのが不安らしいが、今は携帯とかあるし問題ないと思う。


「行きましょう」


俺はアリスに近付く。

今はアリスの方が身長が高いが・・・あれ?もしかしてリアルの俺と同じ高さかも知れない・・・


「私も行っていいかな?」


「私も行くのです」


トミーとデンが名乗りを上げる。


「皆でいくデースッ!!」


アリスは楽しそうだな・・・

てかこいつ、アニメとかで外人は片言系が多いからまねてるだけじゃ・・・





sideデン


アリスはβで有名なPKだったし・・・お兄ちゃんがPKされないように私が見ておかないと・・・





sideトミー


ベルちゃん可愛い!!

デンちゃん、ライちゃんも可愛い!

もう小さい子大好き!!


アリスはPKだったらしいから万が一のときは私が守ってあげないと・・・


サブタイトル考えるのが適当になりだしました・・・


一応話数ではなく、普通にサブタイつけたいと思います。

そのほうがどんな話があったか思い出せるので。

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