レベルの謎
PV5000突破しました!読んで下さっている皆様、本当にありがとうございます!(最近お礼ばっかり言っているような気が…)
(いったいどうなっているんだ!?)
隼人のステータスは確かクイーンマンドラゴラ討伐前まではレベル13だったはず・・・一体どうなっているんだ?
「あ、私もレベル64になってる!?」
「何!?」
俺はその言葉を聞いて自分のステータスも確認する。
「レベル68・・・」
いったいどうなっている?確かにクイーンマンドラゴラのレベルは78・・・それを倒した俺たちに入る経験値はパーティボーナスで入ってくる経験値を合わせて計算してもレベル45前後までしか上がらないはずだ・・・
「あ、ウィンドウが出てきたよ!」
俺と隼人は弥生に近づいてそのウィンドウを見る。そこには・・・
《どうも、GMっす。あ、でも最初に出てきたGMではないっす。先ほどの戦闘のときにはちょっと君たちのステータスをいじらせてもらって、ギリギリ勝てないぐらいのステータスにさせてもらったっす。それでもレベル40相当なんすが。それで、今皆さんが疑問に思ってるレベルについてなんすが、まあ、〈低レベル補正〉ってやつっす。皆さんはレベルがめっちゃ低い状態であんなモンスターに勝ったんで補正で経験値が2倍以上になったんすね。いやーおめせとう、あ、まちがった、おめでとうっすね。じゃ、伝えることはこれだけなんで、それじゃ!》
俺たちがウィンドウに表示された文を最後まで読み終えるとそのウィンドウは消滅した。
(いったいなぜこんなことを・・・?)
俺はそう疑問に思ったがどれだけ考えても答えは出そうになかった。
「お~い、零矢。何を考え込んでいるんだ?それよりレベルが上がったんだから喜ぼうぜ!あたらしいすきるもはいったようだしよぉ!」
「また楽観的な・・・」
「まあいいじゃない。どっちみちGMは教えてくれそうもないみたいだし」
「まあ、それもそうか」
俺は隼人に触発されたせいか、少し楽観的な思考になってしまっているみたいだ。
(ま、いいか)
俺たちは再び街への道を急いだ。
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「いや~、それにしてもクイーンマンドラゴラを倒すとは思わなかったっすよ~」
日が落ちているのにもかかわらず、明かりのついていない部屋にGMという存在である三人の男がいた。
「いや、零矢にはあそこで勝ってもらわなければ困るからな。あそこで負けるようならばそもそもこのゲームをクリアなどできぬよ」
「いや~、でもすごいっすよ」
「私も今回ばかりはなかなかのものだと思いましたよ、霧島さん」
霧島と呼ばれた男は口角をわずかに上げにやりと笑った。
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「ところで依頼の達成報告ってどこでやるんだ?」
隼人がそう尋ねてくる。
街に戻った俺たちは時間も遅いので今日は宿に泊まって、依頼は明日報告しに行こうという話をしていた。が、その話の途中で隼人がそのことについて気になったらしい。
「あ、それ私も知らない」
「お前たちちょっとは情報収集ぐらいしておけよ・・・依頼の報告は〈ギルド〉というところでできるらしい」
「ギルド?」
「そう、ギルドだ。クエストボードで受けた依頼の報告などができるところだ。また、ギルドに入ればギルドでも依頼を受けることができ、しかもギルドにはクエストボードに貼られている依頼よりも難しい依頼も受けられるって話だ」
「へぇ~、じゃあ私たちもギルドに入ろうよ!」
「そうだな・・・確かに今回の一件でだいぶレベルも上がったしちょうどいいか」
「じゃあ決まりだな!そうと決まれば明日はギルドに行くぞ!」
「ってなんで隼人が仕切ってんだよ」
俺たちは声を上げて笑った。
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